ー放送ー⚡電脳ラジオ(肆)⚡
ー稲葉の部屋(隣)(4/25/夕)ー
稲葉「新たな幕開けと共に爆笑と苦笑い、危ない病みつきが生まれる古川稲葉と…」
禅「烏哭禅…と…」
ツール(仮)【怪奇談シナリオ読み込み型収集ツールと】
ゆうな「ゆうなとっ!」
ゆえ「ゆえと……」
優希「優希と」
貞子たん『貞子たんの……』
稲葉「電」
禅「脳」
ゆうな&ゆえ「「ラジオ(らじお……)!」」
貞子たん『よぉんっ~!』
優希「始まります」
稲葉「はい、電脳ラジオ(肆)の時間よ。今日のゲストは悠と吉音ちゃんと寅君よ。」
悠「可視化された憎悪。おれだ。」
吉音「あたしの顔、見忘れたかー!」
寅「テメーの存在が憎悪だ。俺だ。」
友利「可視化された淫猥はよ、はよ。」
ゆえ「きわめてなにかぶったいをはかいするぱんち……」
ズドンッ!
友利「はりゃひゃっん!」
ゆうな「なぁにやってるんですかねぇ。」
寅「……」
スッ
悠「立たんでいい座ってろ!」
寅「あ?」
悠「座って、座ってください!お願いしまぁーーす!」
ツール(仮)【ストレートパンチ34%、蹴りの可能性が65%、座る可能性が1%と推測、避けることを推奨します。】
寅「フンッ!」
ドガッ!
悠「きゃいん!」
吉音「えっ?えっ?」
ゆうな「ツールちゃん、今の場合は蹴り100%だよ。」
ゆえ「うん、おとうさんにたいしてのこうげきは100%だよ……」
ツール(仮)【情報を更新しておきます。】
吉音「なにそれ、なにそれー!」
悠「お前はどこのサーバルちゃんだ」
吉音「ザーサイ?」
寅「いってねぇだろ」
悠「可愛いからセーフ」
ツール(仮)【警告、蹴…】
寅「……」
ドガッ!
悠「あふんっ!」
ゆうな「残念、トラさんのフレンズのキックはかなり早い」
ゆえ「すごーい……」
悠「あー……ケツ痛い。ところで、映画って見る?」
吉音「うん、見るよ」
寅「……まぁ、少しはな」
悠「これからゴールデンWRYYYYyyークに入るけど色々と映画を見てすごくのも悪くなかろう?そうであろう?」
寅「……」
グッ
悠「なんで、わざわざ目の前で拳を握られたんだろうか」
ゆうな「そりゃ殴りやすいようにでしょ」
ゆえ「ずどんだぜ……」
吉音「面白い映画あるの?」
悠「ニヤッ、あるぞ。それは、さ……」
ゆうな「鮫映画だったら、私がズドンするね」
デモン『……』
ドドドドッ
悠「……鮫、ダメ?」
ゆうな「ダメ」
悠「え、エビは?」
ゆうな「……セーフ」
悠「じゃあ、おれがおススメしたい映画はそれはかつてのアルバトロス・フィルムが配給したイギリス映画の中のひとつ、本作の脚本を読む前に企画だけ先に聞いた俳優のひとりは「これは酷い」「他に何かないのかよ」というコメントを残したが実際に脚本を読み終わるころには「感動で涙を流した」というケヴィン・マクナリーが主演の作品……えびボクサー!」
寅「死ねよ」
悠「いやいや、ホントに!ホントだから!親子二代で鑑賞してほしいぐらいだから!」
吉音「どんな映画なの?」
悠「「えびボクサー」って一見して奇妙な邦題の本作は……仮に本作を見る人間が「将太の寿司」の審査員なら「ふむ……奥万倉君の寿司に比べるといささか彩に欠けますな」みたいな前評判をつけられる雰囲気の作品だけど」
寅「例えが分かんねぇよ」
悠「でも、これが見た人には意外と好評どころか本作の影響を受けて「いかレスラー」とか「かにゴールキーパー」って作品もすでに出てるんだぞ」
吉音「アニメ?」
悠「実写だ。」
吉音「え?」
悠「それはさておきこの「えびボクサー」に登場する生物はエビじゃなくてシャコだ。」
「「……は?」」
悠「マンティス・シュリンプだからな。というわけで作品紹介!場末の寂れたパブを営む中年のオーナー、ビルと親友である戦績の振るわない若手のボクサージェームズは一応安定した生活は送ってるが人生に夢や希望を感じない毎日を過ごしていた。あるときビルは仲のいい商売相手から「最近巨大なシャコを発見したから買えよ上手く使えばひと儲けできるぞ」と以上にデカいシャコの購入を唆される。」
寅「買わねぇだろ」
吉音「シャコ……お寿司に出来るね!」
悠「最初は冷静に断ったビルだが「今の人生から抜け出せるなら」と思い直して財産をすべてシャコに投資するとジェームズを誘って一発逆転のビジネスをたくらむんだ。」
寅「ねぇよ。」
悠「そしてシャコを購入したビルは「巨大シャコと人間を戦わせるショー」の企画を持ちこむ。」
ゆうな「シャコの特徴といえば強烈なパンチ」
ゆえ「てらふぉーまーでもかっこいい……」
吉音「え、人間サイズなんだそのシャコ」
悠「これは絶対に成功すると最初は自信に満ちてたビルだが「自然の生物をいじめるのは趣味が悪くて採用は難しい」という超常識的解答によってどこでも企画を却下される。」
寅「ぶっ飛んでるのに意外にも常識的過ぎてんな。」
悠「またシャコの飼育費や自分たちの生活費が残りわずかな貯金を圧迫して成功を掴むはずが一転して限界寸前の人生に追い込まれる二人。それでも一件、レストランから「大金をはずむので食材としてシャコを買う」という提案も受けるが趣味の悪い企画を提案する一方でビジネスで大成するには半端に情を捨てきれない性格のビルは「シャコを殺す企画は受け入れられない」と貴重なチャンスを蹴る。」
吉音「食材じゃないんだね。お寿司っていってごめんね?」
寅「その謝罪もおかしいけどな」
悠「けれども決してあきらめないで鬱屈した生活からなり上がるためにシャコを使って悪戦苦闘するビルとジェームズ、果たして運命の女神は二人に微笑みかけるのかそれとも鼻で笑うのか、そして人間の勝手な都合に振り回されるシャコの結末は……というのがえびボクサーの概要だ。」
寅「シャコボクサーでいいだろ」
悠「もうわかってると思うが本作のメインはシャコと言うより才覚のない二人がビッグチャンスを掴んだときにいったいどのように立ち回るのか笑いと悲しみを交えて描いた一種のコメディドラマだ。」
吉音「あ、シャコメインじゃないんだね。」
寅「そらそうだろ…。」
悠「人間サイズの巨大なシャコを手にしておいて小市民的なセンスからそれを生かせないだが絶対に折れないという本作の主役であるビルの姿勢には駄目親父の一言では流せない絶妙な好感が持てるんだ。商売道具として買ったはずのシャコに必要以上に感情輸入して何度もビジネスを逃したり親友のジェームズを焚きつけて一連の騒動に巻き込むんだが二人とも根がいいから喧嘩は起こさないで常に頼り合ったり、登場人物の人間臭い魅力が不快な要素を極力抑えてあるから割と奨めやすいんだ。」
ゆうな「なら鮫すすめないでよ」
悠「鮫は同じ沼に沈めようとしてるだけだ。……とにかくラストもベタでシャコのチープな造形に抵抗がなければ後は特に気を付ける点もない思ったより十分まともな作品だ。」
寅「ホントかよ…」
ゆえ「さめじゃないから、まぁ、おそらくへいき……」
ゆうな「ちゃんとした鮫映画もあるんだけどね。はい、今日の大喜利のコーナー。」
ゆえ「わーにんぐわーにんぐ……」
Warning!警告!Warning!警告!
ゆうな「本日のお題はアンケート結果第1位が「お父さん」。その質問とは?」
悠「はい、こんなアダ名のガキ大将はイヤだ!」
ゆうな「貫禄はあるかも。」
ゆえ「せっきょうくさいってかのうせいもある……」
悠「おれは違うよ。」
吉音「はーい、アイドルが理想の男性を聞かれた時のベストな回答!」
ゆうな「いいねぇ!スーパーゆう君人形さしあげて」
ゆえ「あとでおすしをたべにいこう……」
吉音「わーい!」
寅「……はい、松岡修造に一番感化されてほしくない人」
ゆうな「もっと熱くなれよー!スーパーゆう君人形さしあげて」
ゆえ「そらうっとぉしいわ……」
寅「うっとおしいらしいぞ。」
ゴッゴッ!
悠「スーパーゆう君人形を殴りながら言わないで!っか、おれの話じゃないだろ!」
稲葉「それじゃあ今日の放送はここまでよ。メインパーソナリティは古川稲葉と」
禅「烏哭…-禅で…お送り…しました。」
稲葉「新たな幕開けと共に爆笑と苦笑い、危ない病みつきが生まれる古川稲葉と…」
禅「烏哭禅…と…」
ツール(仮)【怪奇談シナリオ読み込み型収集ツールと】
ゆうな「ゆうなとっ!」
ゆえ「ゆえと……」
優希「優希と」
貞子たん『貞子たんの……』
稲葉「電」
禅「脳」
ゆうな&ゆえ「「ラジオ(らじお……)!」」
貞子たん『よぉんっ~!』
優希「始まります」
稲葉「はい、電脳ラジオ(肆)の時間よ。今日のゲストは悠と吉音ちゃんと寅君よ。」
悠「可視化された憎悪。おれだ。」
吉音「あたしの顔、見忘れたかー!」
寅「テメーの存在が憎悪だ。俺だ。」
友利「可視化された淫猥はよ、はよ。」
ゆえ「きわめてなにかぶったいをはかいするぱんち……」
ズドンッ!
友利「はりゃひゃっん!」
ゆうな「なぁにやってるんですかねぇ。」
寅「……」
スッ
悠「立たんでいい座ってろ!」
寅「あ?」
悠「座って、座ってください!お願いしまぁーーす!」
ツール(仮)【ストレートパンチ34%、蹴りの可能性が65%、座る可能性が1%と推測、避けることを推奨します。】
寅「フンッ!」
ドガッ!
悠「きゃいん!」
吉音「えっ?えっ?」
ゆうな「ツールちゃん、今の場合は蹴り100%だよ。」
ゆえ「うん、おとうさんにたいしてのこうげきは100%だよ……」
ツール(仮)【情報を更新しておきます。】
吉音「なにそれ、なにそれー!」
悠「お前はどこのサーバルちゃんだ」
吉音「ザーサイ?」
寅「いってねぇだろ」
悠「可愛いからセーフ」
ツール(仮)【警告、蹴…】
寅「……」
ドガッ!
悠「あふんっ!」
ゆうな「残念、トラさんのフレンズのキックはかなり早い」
ゆえ「すごーい……」
悠「あー……ケツ痛い。ところで、映画って見る?」
吉音「うん、見るよ」
寅「……まぁ、少しはな」
悠「これからゴールデンWRYYYYyyークに入るけど色々と映画を見てすごくのも悪くなかろう?そうであろう?」
寅「……」
グッ
悠「なんで、わざわざ目の前で拳を握られたんだろうか」
ゆうな「そりゃ殴りやすいようにでしょ」
ゆえ「ずどんだぜ……」
吉音「面白い映画あるの?」
悠「ニヤッ、あるぞ。それは、さ……」
ゆうな「鮫映画だったら、私がズドンするね」
デモン『……』
ドドドドッ
悠「……鮫、ダメ?」
ゆうな「ダメ」
悠「え、エビは?」
ゆうな「……セーフ」
悠「じゃあ、おれがおススメしたい映画はそれはかつてのアルバトロス・フィルムが配給したイギリス映画の中のひとつ、本作の脚本を読む前に企画だけ先に聞いた俳優のひとりは「これは酷い」「他に何かないのかよ」というコメントを残したが実際に脚本を読み終わるころには「感動で涙を流した」というケヴィン・マクナリーが主演の作品……えびボクサー!」
寅「死ねよ」
悠「いやいや、ホントに!ホントだから!親子二代で鑑賞してほしいぐらいだから!」
吉音「どんな映画なの?」
悠「「えびボクサー」って一見して奇妙な邦題の本作は……仮に本作を見る人間が「将太の寿司」の審査員なら「ふむ……奥万倉君の寿司に比べるといささか彩に欠けますな」みたいな前評判をつけられる雰囲気の作品だけど」
寅「例えが分かんねぇよ」
悠「でも、これが見た人には意外と好評どころか本作の影響を受けて「いかレスラー」とか「かにゴールキーパー」って作品もすでに出てるんだぞ」
吉音「アニメ?」
悠「実写だ。」
吉音「え?」
悠「それはさておきこの「えびボクサー」に登場する生物はエビじゃなくてシャコだ。」
「「……は?」」
悠「マンティス・シュリンプだからな。というわけで作品紹介!場末の寂れたパブを営む中年のオーナー、ビルと親友である戦績の振るわない若手のボクサージェームズは一応安定した生活は送ってるが人生に夢や希望を感じない毎日を過ごしていた。あるときビルは仲のいい商売相手から「最近巨大なシャコを発見したから買えよ上手く使えばひと儲けできるぞ」と以上にデカいシャコの購入を唆される。」
寅「買わねぇだろ」
吉音「シャコ……お寿司に出来るね!」
悠「最初は冷静に断ったビルだが「今の人生から抜け出せるなら」と思い直して財産をすべてシャコに投資するとジェームズを誘って一発逆転のビジネスをたくらむんだ。」
寅「ねぇよ。」
悠「そしてシャコを購入したビルは「巨大シャコと人間を戦わせるショー」の企画を持ちこむ。」
ゆうな「シャコの特徴といえば強烈なパンチ」
ゆえ「てらふぉーまーでもかっこいい……」
吉音「え、人間サイズなんだそのシャコ」
悠「これは絶対に成功すると最初は自信に満ちてたビルだが「自然の生物をいじめるのは趣味が悪くて採用は難しい」という超常識的解答によってどこでも企画を却下される。」
寅「ぶっ飛んでるのに意外にも常識的過ぎてんな。」
悠「またシャコの飼育費や自分たちの生活費が残りわずかな貯金を圧迫して成功を掴むはずが一転して限界寸前の人生に追い込まれる二人。それでも一件、レストランから「大金をはずむので食材としてシャコを買う」という提案も受けるが趣味の悪い企画を提案する一方でビジネスで大成するには半端に情を捨てきれない性格のビルは「シャコを殺す企画は受け入れられない」と貴重なチャンスを蹴る。」
吉音「食材じゃないんだね。お寿司っていってごめんね?」
寅「その謝罪もおかしいけどな」
悠「けれども決してあきらめないで鬱屈した生活からなり上がるためにシャコを使って悪戦苦闘するビルとジェームズ、果たして運命の女神は二人に微笑みかけるのかそれとも鼻で笑うのか、そして人間の勝手な都合に振り回されるシャコの結末は……というのがえびボクサーの概要だ。」
寅「シャコボクサーでいいだろ」
悠「もうわかってると思うが本作のメインはシャコと言うより才覚のない二人がビッグチャンスを掴んだときにいったいどのように立ち回るのか笑いと悲しみを交えて描いた一種のコメディドラマだ。」
吉音「あ、シャコメインじゃないんだね。」
寅「そらそうだろ…。」
悠「人間サイズの巨大なシャコを手にしておいて小市民的なセンスからそれを生かせないだが絶対に折れないという本作の主役であるビルの姿勢には駄目親父の一言では流せない絶妙な好感が持てるんだ。商売道具として買ったはずのシャコに必要以上に感情輸入して何度もビジネスを逃したり親友のジェームズを焚きつけて一連の騒動に巻き込むんだが二人とも根がいいから喧嘩は起こさないで常に頼り合ったり、登場人物の人間臭い魅力が不快な要素を極力抑えてあるから割と奨めやすいんだ。」
ゆうな「なら鮫すすめないでよ」
悠「鮫は同じ沼に沈めようとしてるだけだ。……とにかくラストもベタでシャコのチープな造形に抵抗がなければ後は特に気を付ける点もない思ったより十分まともな作品だ。」
寅「ホントかよ…」
ゆえ「さめじゃないから、まぁ、おそらくへいき……」
ゆうな「ちゃんとした鮫映画もあるんだけどね。はい、今日の大喜利のコーナー。」
ゆえ「わーにんぐわーにんぐ……」
Warning!警告!Warning!警告!
ゆうな「本日のお題はアンケート結果第1位が「お父さん」。その質問とは?」
悠「はい、こんなアダ名のガキ大将はイヤだ!」
ゆうな「貫禄はあるかも。」
ゆえ「せっきょうくさいってかのうせいもある……」
悠「おれは違うよ。」
吉音「はーい、アイドルが理想の男性を聞かれた時のベストな回答!」
ゆうな「いいねぇ!スーパーゆう君人形さしあげて」
ゆえ「あとでおすしをたべにいこう……」
吉音「わーい!」
寅「……はい、松岡修造に一番感化されてほしくない人」
ゆうな「もっと熱くなれよー!スーパーゆう君人形さしあげて」
ゆえ「そらうっとぉしいわ……」
寅「うっとおしいらしいぞ。」
ゴッゴッ!
悠「スーパーゆう君人形を殴りながら言わないで!っか、おれの話じゃないだろ!」
稲葉「それじゃあ今日の放送はここまでよ。メインパーソナリティは古川稲葉と」
禅「烏哭…-禅で…お送り…しました。」