ｰ稲葉の部屋(隣)(4/23/夕)ｰ

稲葉「新たな幕開けと共に爆笑と苦笑い、危ない病みつきが生まれる古川稲葉と…」

禅「烏哭禅…と…」

ツール(仮)【怪奇談シナリオ読み込み型収集ツールと】

ゆうな「ゆうなとっ!」

ゆえ「ゆえと……」

優希「優希と」

貞子たん『貞子たんの……』

稲葉「電」

禅「脳」

ゆうな＆ゆえ「「ラジオ(らじお……)!｣｣

貞子たん『よぉんっ～!』

優希「始まります」

稲葉「はい、電脳ラジオ(肆)の時間よ。今日のゲストはマリアちゃんとゆうと駒狸さんよ。」

マリア「今日は雨です。私です。」

悠(女)「急にしっとり。あーしだ。」

駒狸「うって変わってのお天気。私です。」

友利「ゆう姉さんのしっとりお肌をぺろぺろしていいですね。」

ゆえ「すきにするといい……」

悠(女)「なんでやねーん」
ガィン!
友利「お゛っ!」

ゆうな「なぁにやってるんですかねぇ。」

マリア「チョップで金属がへし曲がったような音がしましたけど。」

悠(女)「大丈夫だ。問題ない。」

ゆえ「わたしのおなかがなるおともじゅうせいっていわれるときあるし……」

ゆうな「ゆえの腹の虫はやんちゃさんだぜっ!」

マリア「……そうですね!」

悠(女)「おマリがツッコミ放棄したから駒狸さんよろしく」

駒狸「えーと、「音は胃や腸が収縮する時に出る」と説明されています。」

悠(女)「うんうん、うん?」

駒狸「口に入れた食べ物は食道を通って胃、十二指腸に入り消化され、小腸で吸収されます。一般的に胃から食べ物が出ていくのに3.4時間かかのます。」

マリア「えーと……はい。」

駒狸「胃の中がほぼ空っぽになると、周期的に胃の収縮運動が始まり、小腸にその動きが伝わっていきます。この時に、消化しきれなかった食べ物のかすや水分、空気がかき回されて、空気が振動します。これがお腹の鳴る音ですね。」

ゆうな「なるほどー」

ゆえ「つっこみではない……」

悠(女)「しーっ」

駒狸「この空腹時の収縮運動は、十二指腸のモチリンというホルモンが関係しているとされています。」

マリア「どういう風にですか?」

駒狸「実は……詳しい仕組みはわかっていません。」

ゆえ「なんと……」

ゆうな「水鳥拳!」

悠(女)「そりゃ南斗だ。」

駒狸「ただ分泌されると運動が始まり、胃腸の中に残っているものを絞り出すように排出させようとする。音が鳴っている時は、胃腸をきれいにするための掃除が行われている、というわけです。」

マリア「消化力!」

悠(女)「印が取れるな」

ゆえ「それはしょうかのすきまや……。」

駒狸「音には個人差があり、「グー」「ゴゴゴ」「キュルキュル」など様々です。」

ゆえ「ずどーんがなかった……」

ゆうな「レアなんだよ」

駒狸「収縮する部分や空気の量などで変わります。こうした胃腸の運動は緊張すると低下するが、自分で意識的にコントロールして音を止めることはできません。厄介に思うかもしれませんが健康の証しです。なので鳴ることについては気にしすぎないでください。」

ゆえ「おーけぃっ……!」

マリア「元気いっぱいな返事」

駒狸「むしろ音が鳴らない食生活のほうが注意が必要です。間食をし続けたり、就寝前に食事をしたりすると、胃は常に食べ物で満たされ掃除をする間もなくなり。カロリーオーバーとなり、高血圧や糖尿病などの生活習慣病のリスクも高まりますからね。」

悠(女)「善処します」

マリア「しない人のセリフ。はい、本日の世界の意外な物の名前のコーナー!」

ゆうな「ぴゅーぴゅー」

ゆえ「ぱふぱふーぱふぱふー……」

マリア「本日の意外な物の名前は……クープ」

ゆうな「広島」

ゆえ「おねたん、それはかーぷや……」

マリア「フランスパンに見られる、特徴的なあの切れ込みのことをいいます。」

駒狸「あの切れ込みは何のためにあるんですか?」

悠(女)「パンを焼き上げる工程で、ふくらんだ時に表面が割れたりしないようにだ。」

稲葉「それじゃあ今日の放送はここまでよ。メインパーソナリティは古川稲葉と」

禅「烏哭…禅で…お送り…しました。」