ー放送ー⚡電脳ラジオ(肆)⚡
ー稲葉の部屋(隣)(4/16/夕)ー
稲葉「新たな幕開けと共に爆笑と苦笑い、危ない病みつきが生まれる古川稲葉と…」
禅「烏哭禅…と…」
ゆうな「ゆうなとっ!」
ゆえ「ゆえと……」
優希「優希と」
貞子たん『貞子たんの……』
稲葉「電」
禅「脳」
ゆうな&ゆえ「「ラジオ(らじお……)!」」
貞子たん『よぉんっ~!』
優希「始まります」
稲葉「はい、電脳ラジオ(肆)の時間よ。今日のゲストは福太郎さんと千世子ちゃんとラムさんよ。」
福太郎「今回はしっかり呼ばれてきた。俺やで。」
千世子「ちゃんと自分で来た。千世子なのだ。」
ラム「普通に呼ばれてたらくるわ。私よ。」
ガチャッ、スッ
悠「ということでお披露目会です」
友利「普通に入ってきて、普通に座って、進めるんですね。クンカクンカ」
スリスリッ
悠「そうだよ。あと、自然体で匂いをかぐな」
ゴスッ!
友利「きゅんっ!」
ゆうな「なぁにやってるんですかねぇ。」
福太郎「お披露目会って?」
稲葉「こちら」
スッ
【タブレット】
福太郎「タブレット?」
稲葉「スイッチオン」
ブゥン
【おはようございます。】
千世子「しゃべったのだ」
ラム「Siri(シリ)?」
【私は怪奇談シナリオ読み込み型収集ツール※※※です。】
福太郎「なんて?」
稲葉「ああ、まだ正式な名前は付けてないのよ。けど、ちゃんと怪奇談シナリオ読み込み型収集ツールとしては機能してるわよ」
ラム「つまり……なにこれ?」
悠「簡単でわかりやすく言うなら人工知能だ。」
千世子「人工知能!!初めて見たのだ」
【よろしくお願いします。】
ゆうな「よろしくーー!」
ゆえ「よーろーしーくー……!」
福太郎「めっちゃ食いついとる。」
ラム「いやいや、受け答えとかなめらかすぎでしょ。」
稲葉「なにしろ天才の国王陛下様が作った代物だからね。」
悠「ちなみに今はまだこのパッドでしか使えないが後々ボディパーツが送られてくる。今は右手だけ来てるぞ」
ラム「なんで右手だけ送ってきてんのよ」
千世子「それで何をするのだ?」
悠「怪談を聞かせてやってくれ。そうすれば成長するから。」
ラム「なんでそんなものを聞いて成長するのよ」
悠「そういう設定だからじゃっ!」
ラム「どんな設定よ!」
【これも一つの怪談なのかもしれませんね。】
ラム「んなわけあるかっ!!」
稲葉「ちなみに自分でも収集するから語ることもできるわよ。」
千世子「さすがシナリオ読み込み型収集ツールなのだ!」
ゆうな「千世子ちゃんはすでに順応してる。」
ゆえ「わかいこはきかいにつよい……」
ラム「そうじゃないでしょ。」
福太郎「どないしたらええの?」
稲葉「何か話してほしいテーマを伝えれば話してくれるわよ。」
福太郎「ほーん……んなら「赤」「都市伝説」」
【赤……赤に関する都市伝説を検索…………「赤い部屋」でよろしていですか?】
ゆうな「オッケー、グーグル」
ラム「違うでしょ」
【インターネット上に出現するという怪異。ポップアップ広告の形で現れ、真っ赤な背景に黒字でただひとこと「あなたは好きですか?」と書かれた見た目をしている。しかし、広告は消しても消しても何度も現れ「あなたは」と「好きですか」の間にある黒い線から次第に隠れていた文字が左にずれていき、最後には「あなたは赤い部屋が好きですか?」と言葉が現れた直後、真っ赤な背景に黒い文字で人間の名前がびっしりと書かれたウェブサイトが表示され、それを見た人間は動脈を切って、または何者かに切られて部屋中をその血で真っ赤に染めて死ぬという。実は赤く染まったそのサイトに記された名前はこの怪異の犠牲者たちの名前だった。】
ゆうな「やーん、こわーい」
ゆえ「てめーをちまつりにあげてやるぜかかってこい……!」
千世子「余裕で勝てそうなのだ(小並感)」
福太郎「もともとは2000年前後に作成公開されたフラッシュに登場する怪異よな。」
ラム「確かフラッシュを開くと最初に「この物語はフィクションです」って表示されるけど、ネット上では都市伝説として流布している様子ね。」
悠「関根綾子著「女子高生が知っている不思議な話」(昔話伝説研究第二九号収録)には、東京都内の女子高に通う生徒が、不思議な話を知っているかと問われた際にこの怪談を語っていることが記録されているのが見える。ただし女子高生はフラッシュで見たと語っているから、うわさとして聞いたものではない様子だ。」
千世子「そういえば同じ名前の怪談として、タクシー運転手とかがひとり暮らしの女性の家や部屋を穴からのぞいたら、部屋の中が真っ赤に染まっているためおかしな部屋だと思ってると、その後その部屋には目が真っ赤な女性が暮らしていたことが明かされ実は覗いていたのは部屋ではなく穴の向こう側から見つめる女の瞳だったことがわかる話が語られることがあるのだ。」
【皆さんの話で『赤い部屋』の怪異情報が更新されました。ありがとうございます。】
悠「てな感じにこの子と会話して成長させてやってくれ、あと名前とか見た目もおいおい考えてやってくれ。」
福太郎「なかなかの丸投げ」
【もしかしたら、妖怪の仕業かもしれません。】
ラム「それはない。」
稲葉「それじゃあ今日の放送はここまでよ。メインパーソナリティは古川稲葉と」
禅「烏哭…禅で…お送り…しました。」
稲葉「新たな幕開けと共に爆笑と苦笑い、危ない病みつきが生まれる古川稲葉と…」
禅「烏哭禅…と…」
ゆうな「ゆうなとっ!」
ゆえ「ゆえと……」
優希「優希と」
貞子たん『貞子たんの……』
稲葉「電」
禅「脳」
ゆうな&ゆえ「「ラジオ(らじお……)!」」
貞子たん『よぉんっ~!』
優希「始まります」
稲葉「はい、電脳ラジオ(肆)の時間よ。今日のゲストは福太郎さんと千世子ちゃんとラムさんよ。」
福太郎「今回はしっかり呼ばれてきた。俺やで。」
千世子「ちゃんと自分で来た。千世子なのだ。」
ラム「普通に呼ばれてたらくるわ。私よ。」
ガチャッ、スッ
悠「ということでお披露目会です」
友利「普通に入ってきて、普通に座って、進めるんですね。クンカクンカ」
スリスリッ
悠「そうだよ。あと、自然体で匂いをかぐな」
ゴスッ!
友利「きゅんっ!」
ゆうな「なぁにやってるんですかねぇ。」
福太郎「お披露目会って?」
稲葉「こちら」
スッ
【タブレット】
福太郎「タブレット?」
稲葉「スイッチオン」
ブゥン
【おはようございます。】
千世子「しゃべったのだ」
ラム「Siri(シリ)?」
【私は怪奇談シナリオ読み込み型収集ツール※※※です。】
福太郎「なんて?」
稲葉「ああ、まだ正式な名前は付けてないのよ。けど、ちゃんと怪奇談シナリオ読み込み型収集ツールとしては機能してるわよ」
ラム「つまり……なにこれ?」
悠「簡単でわかりやすく言うなら人工知能だ。」
千世子「人工知能!!初めて見たのだ」
【よろしくお願いします。】
ゆうな「よろしくーー!」
ゆえ「よーろーしーくー……!」
福太郎「めっちゃ食いついとる。」
ラム「いやいや、受け答えとかなめらかすぎでしょ。」
稲葉「なにしろ天才の国王陛下様が作った代物だからね。」
悠「ちなみに今はまだこのパッドでしか使えないが後々ボディパーツが送られてくる。今は右手だけ来てるぞ」
ラム「なんで右手だけ送ってきてんのよ」
千世子「それで何をするのだ?」
悠「怪談を聞かせてやってくれ。そうすれば成長するから。」
ラム「なんでそんなものを聞いて成長するのよ」
悠「そういう設定だからじゃっ!」
ラム「どんな設定よ!」
【これも一つの怪談なのかもしれませんね。】
ラム「んなわけあるかっ!!」
稲葉「ちなみに自分でも収集するから語ることもできるわよ。」
千世子「さすがシナリオ読み込み型収集ツールなのだ!」
ゆうな「千世子ちゃんはすでに順応してる。」
ゆえ「わかいこはきかいにつよい……」
ラム「そうじゃないでしょ。」
福太郎「どないしたらええの?」
稲葉「何か話してほしいテーマを伝えれば話してくれるわよ。」
福太郎「ほーん……んなら「赤」「都市伝説」」
【赤……赤に関する都市伝説を検索…………「赤い部屋」でよろしていですか?】
ゆうな「オッケー、グーグル」
ラム「違うでしょ」
【インターネット上に出現するという怪異。ポップアップ広告の形で現れ、真っ赤な背景に黒字でただひとこと「あなたは好きですか?」と書かれた見た目をしている。しかし、広告は消しても消しても何度も現れ「あなたは」と「好きですか」の間にある黒い線から次第に隠れていた文字が左にずれていき、最後には「あなたは赤い部屋が好きですか?」と言葉が現れた直後、真っ赤な背景に黒い文字で人間の名前がびっしりと書かれたウェブサイトが表示され、それを見た人間は動脈を切って、または何者かに切られて部屋中をその血で真っ赤に染めて死ぬという。実は赤く染まったそのサイトに記された名前はこの怪異の犠牲者たちの名前だった。】
ゆうな「やーん、こわーい」
ゆえ「てめーをちまつりにあげてやるぜかかってこい……!」
千世子「余裕で勝てそうなのだ(小並感)」
福太郎「もともとは2000年前後に作成公開されたフラッシュに登場する怪異よな。」
ラム「確かフラッシュを開くと最初に「この物語はフィクションです」って表示されるけど、ネット上では都市伝説として流布している様子ね。」
悠「関根綾子著「女子高生が知っている不思議な話」(昔話伝説研究第二九号収録)には、東京都内の女子高に通う生徒が、不思議な話を知っているかと問われた際にこの怪談を語っていることが記録されているのが見える。ただし女子高生はフラッシュで見たと語っているから、うわさとして聞いたものではない様子だ。」
千世子「そういえば同じ名前の怪談として、タクシー運転手とかがひとり暮らしの女性の家や部屋を穴からのぞいたら、部屋の中が真っ赤に染まっているためおかしな部屋だと思ってると、その後その部屋には目が真っ赤な女性が暮らしていたことが明かされ実は覗いていたのは部屋ではなく穴の向こう側から見つめる女の瞳だったことがわかる話が語られることがあるのだ。」
【皆さんの話で『赤い部屋』の怪異情報が更新されました。ありがとうございます。】
悠「てな感じにこの子と会話して成長させてやってくれ、あと名前とか見た目もおいおい考えてやってくれ。」
福太郎「なかなかの丸投げ」
【もしかしたら、妖怪の仕業かもしれません。】
ラム「それはない。」
稲葉「それじゃあ今日の放送はここまでよ。メインパーソナリティは古川稲葉と」
禅「烏哭…禅で…お送り…しました。」