ー放送ー⚡電脳ラジオ(肆)⚡

ー稲葉の部屋(隣)(4/14/夕)ー
  
稲葉「新たな幕開けと共に爆笑と苦笑い、危ない病みつきが生まれる古川稲葉と…」

禅「烏哭禅…と…」

ゆうな「ゆうなとっ!」

ゆえ「ゆえと……」

優希「優希と」

貞子たん『貞子たんの……』

稲葉「電」

禅「脳」

ゆうな&ゆえ「「ラジオ(らじお……)!」」

貞子たん『よぉんっ~!』

優希「始まります」

稲葉「はい、電脳ラジオ(肆)の時間よ。今日のゲストは黒奈ちゃんと白奈ちゃんとがりゅーちゃんと白嶺さんよ。」

黒奈「好きなジャンプは二段ジャンプ。黒奈です。」

白奈「好きなジャンプはスーパージャンプ。白奈です。」

京「好きなジャンプは三角飛び。己だ。」

詠子「好きなジャンプは長距離スカイジャンプ。私です。」

友利「ジャンプして谷間を覗くか、ジャンプした人のスカートの中を覗くか……難しいですね。」

ゆえ「とびげり……!」
ズドッ!
友利「じゃばっく!」

ゆうな「なぁにやってるんですかねぇ。」

黒奈「……」
白奈「……」
詠子「……」

ゆうな「おや、みんなどうしたの?」

黒奈「なんでまたいるんだ?」

悠『……』
ズズッ、ズズッ

ゆうな「ダレモイマセンヨー」

白奈「ガッツリいるんだよなぁ。」

京「おー」
ぶんぶんっ

ゆえ「きにしたらまけ……」

黒奈「ああ、そう」

白奈「あ、考えるのやめた」

ゆうな「まぁ、ぶっちゃけ何か稲葉ちゃんと話すことがあるから毎日来てるみたいだし、ホントに無視しててもいいよ」

詠子「ガッツリ存在を放ってるんだけどね。」

悠『……』
べたぁ

黒奈「明らかにいじり待ちだろ、あの行動」

京「張り付いてる」

白奈「いちいちホラーテイスト」

ゆうな「闇の存在だからね」

ゆえ「そう、やみのおうなのだ……」

ゆうな「闇の王……闇王……闇王プロメティス!!」

詠子「ということで今回紹介するのは闇王プロメティス(※)。そう、闇の王よ。」

※:効果モンスター
☆4/闇属性/悪魔族/攻1200/守800
(1):このカードが召喚に成功した場合に発動する。自分の墓地の闇属性モンスターを任意の数だけ選んで除外する。このカードの攻撃力はターン終了時まで、除外した数×400アップする。

黒奈「すっげー流れだな、おい」

京「強そうな名前だ。」

白奈「ボスキャラっぽい」

詠子「けど、遊戯王は名前だけは強そうなのが多いので……現実には下級モンスターよ。プロメティスの登場は魔王ストラクから、このストラク新規で王とつくモンスターがいくつか登場したわ。そのひとつがプロメティスよ。」

ゆうな「さて、どんな活用法が出てくるんだいっ!」

黒奈「アメリカ人の出る通販みたいな言い方やめろ」

詠子「まず注目するのは、その効果、任意の墓地の闇を除外することで、その数だけ400打点をこのターン上昇させる効果。墓地に闇があるほど高打点を見込めるけど相手のターンでは効果が切れて1200の棒立ちになってしまう。」

白奈「すぐにやられそう。」

詠子「そう、相手ターンにはやられると言われ続けて来けど今のインフレしている時代ターンを一回しのぐだけでも十分すごいのでは?高速環境で下級としてやられるのは当たり前、今ではそんな弱点もどうでもいいと言えるのよ。」

黒奈「どうでもいいわけじゃないと思うんだけど…」

ゆうな「シッ」

詠子「さて、プロメティスは墓地が多いほど強力になるため現代の強力な墓地肥やしを活用することができるわ。また墓地除外の枚数は任意のため昔からダムドの墓地闇三体の調整に向いていると言われているわ。」

悠『……』
コンコンッ

京「悠が何か出してる」

ゆうな「ん?」

悠『……』
【実際に海外でダムドと組み合わせて流行った歴史がある。まぁ、ダムドに加えて次元融合(※)が使える時代だったからな】

※:通常魔法
2000ライフポイントを払う。
お互いに除外されたモンスターをそれぞれのフィールド上に可能な限り特殊召喚する。

詠子「プロメティスからダムドや次元融合が可能だった当時では次元融合が除外することをコンボに用いていたけど、今でもこの墓地除外をコンボに応用できるわ。当時からよく組み合わされるのが終焉の精霊(※)除外されてる闇属性の数だけ300打点上昇するわ。また破壊されると除外されてるカードを全部墓地に戻してくれるためリソース的にwin‐winな関係ね。」

効果モンスター
☆4/闇属性/悪魔族/攻?/守?
このカードの攻撃力・守備力は、ゲームから除外されている闇属性モンスターの数×300ポイントになる。このカードが破壊され墓地へ送られた時、ゲームから除外されている闇属性モンスターを全て墓地に戻す。

悠「そして同じく除外をパワーにするモンスターといえば紅蓮魔獣ダ・イーザ(※)。もう墓地をゴリゴリのムキムキよ」

※:☆3/炎属性/悪魔族/攻?/守?
このカードの攻撃力と守備力は、ゲームから除外されている自分のカードの数×400ポイントになる。

黒奈「もう普通に入ってきたぞ」

ゆうな「押し出して」

ゆえ「どすこいっ……!」
ベシッ
悠「くぅん」

詠子「また、これらのモンスターはすべて悪魔族という共通のシナジーをもつ、ヘルウェイパトロール(※)を用いて展開することができるのよ。」

※:☆4/闇属性/悪魔族/攻1600/守1200
(1):このカードが戦闘でモンスターを破壊し墓地へ送った場合に発動する。そのモンスターの元々のレベル×100ダメージを相手に与える。
(2):墓地のこのカードを除外して発動できる。手札から攻撃力2000以下の悪魔族モンスター1体を特殊召喚する。

白奈「墓地を肥やせば圧倒的脳筋プレイができるね。」

詠子「その一員のプロメティスに賞賛を送らざる得ないわよね。ちなみに魔王ストラクのメンツには闇王に加えて不死王リッチーロードが存在するわ。あと、もう一人の王はリメイク前のチラ見王……魔王ディアボロスが残されてる……」

ゆえ「でた、あんていのかんばんはざんねん……」

ゆうな「やめたらこの仕事(看板モンスター)?それでは今日の教えてゲーム用語のコーナー」

ゆえ「わーにんぐわーにんぐ……」

Warning!警告!Warning!警告!

ゆうな「『非対称マルチプレイ』はだれしも、自分自身の生涯を一人で生き、 自分自身の死を一人で死ぬものです。」

詠子「人によって役割が異なる対戦・協力型のゲーム。鬼ごっこの「オニ」と「子」が良い例。」

黒奈「とりあえず狩る側がいい」

白奈「ああ、似あうよ」

ゆえ「かられるがわでてきをかってしまってもいいのだろう……?」

京「守ったら負けだ。」

稲葉「それじゃあ今日の放送はここまでよ。メインパーソナリティは古川稲葉と」

禅「烏哭…禅で…お送り…しました。」
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