ー放送ー⚡電脳ラジオ(参)⚡10

ー稲葉の部屋(隣)(3/17/夕)ー

稲葉「新たな幕開けと共に爆笑と苦笑い、危ない病みつきが生まれる古川稲葉と…」

禅「烏哭禅…と…」

ゆうな「ゆうなとっ!」

ゆえ「ゆえと……」

優希「優希と」

貞子たん『貞子たんの……』

稲葉「電」

禅「脳」

ゆうな&ゆえ「「ラジオ(らじお……)!」」

貞子たん『さんっ~!』

優希「始まります」

稲葉「はい、電脳ラジオ(参)の時間よ。今日のゲストは悠と弩躬君と鈴猫さんよ。」

悠「ごった煮。おれだ。」

弩躬「鉄鍋。俺だ。」

鈴猫「シチュー。私です。」

友利「もう一回、し、ちゅーって感じでオナシャスです。録音しますので。」

ゆえ「しざい……」
ズバッ!
友利「えひぃっ!」

ゆうな「なぁにやってるんですかねぇ。」

悠「おれはマチュピチュの方がいいと思う」

弩躬「肉まんだろ」

鈴猫「なにをいってるの?」

悠「口に出して言いわせたいエロっぽい言葉の話をしてるんだっ!!」

弩躬「臆面もなく言いやがった」

ゆうな「ゆえ」

ゆえ「しざい……!」
ズバッ!
悠「むぅんっ!!」

ゆうな「ちっ、耐えやがる。」

悠「こっちはラストリーグと食いしばりのスキルつけてんだよ」

鈴猫「えっ、それはなに?」

弩躬「どっちも致命ダメージ受けても1残して耐えるスキル。」

ゆうな「ということは致命級のダメージは入ってるんだね。」

ゆえ「あとはいしでもぶつけたらたおせる……」

悠「投石やめてよぉ~。はい、前回の魔法使いの裁きに続き2005年の12月に発売された「守護神の砦」。そしてこの時代からストラクの低迷期が本格的に始まる。その中でも守護神の砦は恐ろしいくらいにパッとしない。」

鈴猫「話題の変わり方についていけない…。」

ゆうな「っていうか、まだ低迷してなかったとでも?」

ゆえ「みずでっきはつよかったから(ふるえごえ)……。」

弩躬「全体的に守備力が高い岩石族デッキでパッケージのエグゾード(※)がなんと神に及ぶ守備力4000。」

※☆8//攻0/守4000
このカードは通常召喚できない。
自分フィールド上に存在する「スフィンクス」と名のついたモンスター1体をリリースした場合のみ特殊召喚する事ができる。このカードがフィールド上に表側表示で存在する限り、地属性モンスターが反転召喚に成功した時、相手ライフに1000ポイントダメージを与える。

鈴猫「聞いた限りすごそうなんだけど?」

弩躬「確かに4000という値は当時の印象では本当にすさまじかったが…」

悠「守備力4000ならほぼ戦闘で破壊されない……。それ、当時だとしてもマシュマロン(※)でよくね?」

※:☆3/攻300/守500
(1):このカードは戦闘では破壊されない。
(2):裏側表示のこのカードが攻撃されたダメージ計算後に発動する。このカードを攻撃したモンスターのコントローラーは1000ダメージを受ける。

ゆうな「マシュマロン」
たゆんたゆん

ゆえ「ましゅまろん……」
たゆんたゆん
鈴猫「違います。私の胸です。」

悠「さすがに誇張しすぎたが、右盾左剣(※)を使えば攻撃力を4000にできる。ものすごいロマンコンボだけど、手間がかかるコンボゆえに」

※:魔法
表側モンスターの攻守いれかえ。

ゆえ「はい……!」

悠「はい。えーと、ストラクを買った初心者には厳しい道のりであった。」

弩躬「そもそもこの時代のストラク自体、中級者向けの内容なんだが完全に上級者気向けの内容だ。」

悠「ちなみにこれは遊戯王wikiにも載っていて「初心者向けというよりは玄人向けである」つて書かれてるぐらいだ。」

弩躬「デッキ構築はお馴染みのリクルーターの巨大ネズミが3積されている。地属性および岩石族メインのデッキだ。そしてこのデッキから守護者スフィンクス(※)がカテゴリ化されたのだが……スフィンクスはエグゾードの召喚条件に指定されてるだけで一切サポートが存在しない。」

※:☆5/攻1700/守2400
このカードは1ターンに1度だけ裏側守備表示にする事ができる。このカードが反転召喚に成功した時、相手フィールド上に存在するモンスターを全て持ち主の手札に戻す。

悠「また一切スフィンクスが強化されることは今後もない。という風にマジのガチの不遇の極みのカテゴリーであり、スフィンクスカテゴリに不意に入ってしまうのは後に出てくるもののエグゾードの特殊召喚条件はスフィンクスモンスター一体のリリースであり、未だにスフィンクスの下級モンスターがいない。そのせいで未だにエクゾードは場に出しにくい。」

ゆうな「えぇ…」

ゆえ「すふぃんくすちょっとさぁ……」

悠「むしろスフィンクスの下級が神姫で……もとい新規で増やせば簡単にストラクをリメイクできるからぜひともこの岩石ストラクをリメイクしてもらいたい。」

弩躬「話がそれてしまったから戻すが、このデッキの特徴としてはふたつの動きが見れる。まず一つ目がリバース効果主体の動き、自分で裏側に出来るリバースモンスター、それの動きをサポートする魔法カード。まさに自分でダンジョンを作って相手にかかってこいと言う動きなのだが、肝心のそれをつくるまでの展開力がほとんどないためコンセプト上の妄想、卓越したプレイヤースキルで何とかしないとならない。」

鈴猫「すごく難しそう」

悠「鈴猫が感じてる通り、どう見ても上級者向けなのは明らかだ。それとこのデッキのもう一つの動きは裏守備を殴ったときに発生する戦闘ダメージ。いわゆる反射ダメージを使った珍しい戦法だ。例えば断層地帯(※)とアステカの石像(※2)を使えば反射ダメージの2倍分を足すことができるので、残念ながら4倍にはならないが3倍の反射ダメージを出せる。」

※:フィールド魔法
守備表示の岩石族モンスターが攻撃され、攻撃モンスターのコントローラーが戦闘ダメージを受ける場合、その戦闘ダメージは倍になる。

※2:☆4/攻300/守2000
(1):このカードが攻撃された場合、その戦闘で発生する相手への戦闘ダメージは倍になる。

弩躬「この反射ダメージは様々なコンボに使えるがストラクとしてはこれらのカードしか収録されていないため詳しい話は割愛する。これらの動きは完全に相手依存の面が大きく、基本的に守りを固めて相手がかかってくるのを待つだけだ。」

悠「確かに攻守を入れ替えて攻撃する必殺コンボが存在するが、自分が攻めるときは今まで攻めなかったゆえの」

ゆえ「はい……!」

悠「はい。えーと、相手の腐ってたミラフォなどがガン待ちしてる。これは相手に試練を与えるどころか自分にとっての試練だ。」

弩躬「結局このデッキはどういうデッキかというと確かに物好きな上級者向けのコンセプトだが、このデッキほど受け側になるデッキもないだろう。」

悠「そう、このデッキはドM向けなのだ。地味どころか異彩を放ちまくりのストラクと言える。果たしてこのデッキがリメイクされることはあるんだろうか……。」

鈴猫「ドM向けって…」

弩躬「ちなみにこの看板のエグゾードはエクゾディアっぽい見た目をしてるが一切関連した効果をもたない。」

ゆうな「あの最強のエクゾディアをもして造られたそんざいなのかな?」

ゆえ「それにしてはしゅび40000とがんせきがはんてんするたびに1000だめーじだけってのは……しょぼくない……?」

悠「自分も仲間も守る効果もなく、効果耐性も特になし、バウンスや破壊もなし、蘇生もリクルートもなしの無し無し無し無しだぁぁぁ!」

鈴猫「えー……看板なのに」

ゆえ「いつだってかんばんはびみょう……」

ゆうな「悲しいなぁ。はい、今日の大喜利のコーナー。」

ゆえ「わーにんぐわーにんぐ……」

Warning!警告!Warning!警告!

ゆうな「本日のお題は今日、人生初の胴上げで宙に舞った。何があった?」

悠「はい、新手の指圧マッサージ」

ゆうな「北斗神拳かな?」

ゆえ「つきあげる……!」

悠「バウンスだ」

弩躬「はいよ、遊園地の新アトラクション「胴上げ三昧」に乗ってみた」

ゆうな「寿司ざんま……スーパーゆう君人形さしあげて」

ゆえ「ついでにだんじょんわーむもそえときますね……」

弩躬「せめてメデューサワームにしてくれ」

鈴猫「はい、お祭り前日に神輿が壊れてしまい、仕方なく御輿の代わりに」

ゆうな「鈴猫さんを担ぎたい……。スーパーゆう君人形さしあげて」

ゆえ「わっしょいわっしょい……!」

鈴猫「担がなくていいからね?!」

稲葉「それじゃあ今日の放送はここまでよ。メインパーソナリティは古川稲葉と」

禅「烏哭…-禅で…お送り…しました。」
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