ー放送ー⚡電脳ラジオ(参)⚡10
ー稲葉の部屋(隣)(3/15/夕)ー
稲葉「新たな幕開けと共に爆笑と苦笑い、危ない病みつきが生まれる古川稲葉と…」
禅「烏哭禅…と…」
ゆうな「ゆうなとっ!」
ゆえ「ゆえと……」
優希「優希と」
貞子たん『貞子たんの……』
稲葉「電」
禅「脳」
ゆうな&ゆえ「「ラジオ(らじお……)!」」
貞子たん『さんっ~!』
優希「始まります」
稲葉「はい、電脳ラジオ(参)の時間よ。今日のゲストは黒奈ちゃんと白奈ちゃんとがりゅーちゃんと白嶺さんよ」
黒奈「好きな虫は……いない。黒奈です。」
白奈「好きな虫は……いない、。白奈です。」
京「好きな虫はホタル。己だ。」
詠子「好きな虫は黒揚羽。私です。」
友利「好きな虫は淫虫です!」
ゆえ「……」
グッ、ゴキッ!
友利「ぴっ!」
ゆうな「なぁにやってるんですかねぇ。」
黒奈「今、イイ音したな」
ゆえ「はかいのおとをかなでるもの、それがわたしくらっしゃーこんだくたーゆえ……!」
ゆうな「略してラッシャーゆえ!」
黒奈「よりにもよってなんでそんな略し方したのか」
白奈「コレガワカラナイ」
ゆうな「とうぜん、なんとなくさ!」
ゆえ「これがうんめいというのならばあるがままをうけいれよう……」
京「そんな重要な場面だったのか」
ゆうな「いつだって真剣勝負だからね」
黒奈「誰となんの勝負してたんだ」
白奈「コレガワカラナイ」
ゆえ「しろなが「コレガワカラナイ」っていうないんはるととかしてる……」
ゆうな「じゃあ、そろそろ番外戦術の話をオナシャス」
詠子「番外戦術その四「巻き戻しマイクラ」」
ゆうな「お城作ってー地下基地作ってー」
ゆえ「それ、まいんくらふとや……」
詠子「プレイヤーがフェイズ確認前にカードを行使した場合、「ここで使いたいカードがあった」と割り込んでカードを発動できる。ただ、ドローフェイズ、スタンバイフェイズ、メインフェイズ、バトルフェイズ、第二メインフェイズを全て許可を取って行う人間はまず存在しないので、ほぼ確実に割り込める。それを使って時間を巻き戻し、手札のカードをピンポイントで言い当てることを条件に発動するハンデスカードを使いまくる番外戦術ね。」
京「……どういうこと?」
詠子「マインドクラッシュってカードがあるのね。効果は相手の手札にあるカードを当てられたら手札を捨てさせるって効果なんだけど……。これは実際やってみた方が分かりやすいわね。お願いしていいかしら?」
黒奈「わかった。じゃあ、私と白奈でデュエルしてるとして……。私はカードを2枚伏せてターン終了」
白奈「私のターンドロー、手札から魔法カード発動「増援」デッキから戦士族を手札に加えます。」
黒奈「あ、待ってください」
白奈「はい?」
黒奈「スタンバイフェイズで発動したかったカードがあるんです。」
白奈「分かりました。」
詠子「ここで白奈ちゃんは増援を発動する前までに状況が戻るわね。」
黒奈「罠カード発動、マインドクラッシュ宣言するカードは魔法カードの増援。手札にありますか?」
白奈「……あります。」
黒奈「では、手札を全部捨ててください」
京「ちょっと待って手札に増援があるのは見られてるじゃないか」
詠子「そうね。それが巻き戻しマイクラよ。つまり、相手がカードを使ったタイミングで待ったをかけて巻き戻して、マイクラで宣言するって番外戦術よ。」
ゆうな「そんなのありなの?」
詠子「それがルール上可能なのよ…。これは優先権放棄の確認を怠った相手側も悪いとされるのよ。もちろん、ピーピング行為に該当するんだけどね。」
京「悠……先賢?」
黒奈「なんか違うこと言ってるだろ」
京「なんか難しい。」
詠子「端的に言えば、優先権っていうのはカードの効果や発動に対して何かするかを選択できる権利なのよ。だから、ちゃんとその処理を行うことが大事ってことね。」
ゆうな「具体的にどうすればいいの?」
詠子「確認していくのが確実ね。こんな感じで」
黒奈「私のターンドロー、ドローフェイズを終了します。何かありますか?」
白奈「ありません。」
黒奈「スタンバイフェイズを終了します。何かありますか?」
白奈「ありません。」
黒奈「メインフェイズ、手札からスクラップシャークを召喚、なにかありますか?」
白奈「ありません」
黒奈「召喚成功時、なにかありますか?」
白奈「ありません。」
黒奈「手札から永続魔法スクラップファクトリー発動、なにかありますか?」
白奈「ありません。」
黒奈「スクラップシャークの効果でスクラップシャークは破壊されます。破壊されたスクラップシャークの効果、およびスクラップファクトリーの効果発動、ファクトリーを1シャークを2としてチェーンを組みます、何かありますか?」
白奈「ありません」
黒奈「では効果処理に入ります。シャークの効果でスクラップゴブリンを墓地に送ります。ファクトリーの効果で、デッキからスクラップゴーレムを特殊召喚します。特殊召喚成功時、なにかありますか?」
白奈「ありません」
黒奈「墓地のスクラップゴブリンを対象に素クラッゴーレムの効果発動、なにかありますか?」
白奈「ありません」
黒奈「では効果処理にはいります。墓地のスクラップシャークを特殊召喚します。特殊召喚成功時、なにかありますか?」
白奈「ないです。」
黒奈「スクラップゴーレムにスクラップゴブリンをチューニング、スクラップドラゴンをシンクロ召喚します。なにかありますか?」
白奈「ないです」
黒奈「シンクロ召喚成功時、なにかありますか?」
白奈「ないです」
黒奈「カードを一枚セットします。なにかありますか?」
白奈「ないです」
黒奈「メインフェイズを終了します、なにかありますか?」
白奈「ないよ」
黒奈「ターンを終了します。なにかありますか?」
白奈「ないって」
黒奈「では、ターンを終了します。はい、白奈のターン」
白奈「めんどくさいよこれ」
黒奈「めんどくさいな。」
京「ホントにこんな風にデュエルしないとダメなのか?」
詠子「本来はね。現実には、お互いのデッキや戦術、その場の状況、演出で尺を考慮して、各種宣言を省略することも多いわ。だけど、優先権の箒確認をしなかったからといって必要以上に相手を責めたり、罰則を求めるようなことはしてはいけないわ。ルールを守ることと同じくらい、人としてのマナーを守ることも大切よ。」
ゆえ「でゅえるはたのしくやらないとね……。」
ゆうな「ルールとマナーと特殊裁定を守れや。それでは今日の教えてゲーム用語のコーナー」
ゆえ「わーにんぐわーにんぐ……」
Warning!警告!Warning!警告!
ゆうな「『ハード』の悲劇というものは死によって終わり、 すべての人生劇は結婚をもって終わる」
詠子「ハードウェアの略。ゲームではゲーム機のことを差す」
黒奈「合わせてゲハっていわれる」
白奈「禿げ?」
ゆえ「おとうさん……!」
京「悠は禿げてないから」
稲葉「それじゃあ今日の放送はここまでよ。メインパーソナリティは古川稲葉と」
禅「烏哭…禅で…お送り…しました。」
稲葉「新たな幕開けと共に爆笑と苦笑い、危ない病みつきが生まれる古川稲葉と…」
禅「烏哭禅…と…」
ゆうな「ゆうなとっ!」
ゆえ「ゆえと……」
優希「優希と」
貞子たん『貞子たんの……』
稲葉「電」
禅「脳」
ゆうな&ゆえ「「ラジオ(らじお……)!」」
貞子たん『さんっ~!』
優希「始まります」
稲葉「はい、電脳ラジオ(参)の時間よ。今日のゲストは黒奈ちゃんと白奈ちゃんとがりゅーちゃんと白嶺さんよ」
黒奈「好きな虫は……いない。黒奈です。」
白奈「好きな虫は……いない、。白奈です。」
京「好きな虫はホタル。己だ。」
詠子「好きな虫は黒揚羽。私です。」
友利「好きな虫は淫虫です!」
ゆえ「……」
グッ、ゴキッ!
友利「ぴっ!」
ゆうな「なぁにやってるんですかねぇ。」
黒奈「今、イイ音したな」
ゆえ「はかいのおとをかなでるもの、それがわたしくらっしゃーこんだくたーゆえ……!」
ゆうな「略してラッシャーゆえ!」
黒奈「よりにもよってなんでそんな略し方したのか」
白奈「コレガワカラナイ」
ゆうな「とうぜん、なんとなくさ!」
ゆえ「これがうんめいというのならばあるがままをうけいれよう……」
京「そんな重要な場面だったのか」
ゆうな「いつだって真剣勝負だからね」
黒奈「誰となんの勝負してたんだ」
白奈「コレガワカラナイ」
ゆえ「しろなが「コレガワカラナイ」っていうないんはるととかしてる……」
ゆうな「じゃあ、そろそろ番外戦術の話をオナシャス」
詠子「番外戦術その四「巻き戻しマイクラ」」
ゆうな「お城作ってー地下基地作ってー」
ゆえ「それ、まいんくらふとや……」
詠子「プレイヤーがフェイズ確認前にカードを行使した場合、「ここで使いたいカードがあった」と割り込んでカードを発動できる。ただ、ドローフェイズ、スタンバイフェイズ、メインフェイズ、バトルフェイズ、第二メインフェイズを全て許可を取って行う人間はまず存在しないので、ほぼ確実に割り込める。それを使って時間を巻き戻し、手札のカードをピンポイントで言い当てることを条件に発動するハンデスカードを使いまくる番外戦術ね。」
京「……どういうこと?」
詠子「マインドクラッシュってカードがあるのね。効果は相手の手札にあるカードを当てられたら手札を捨てさせるって効果なんだけど……。これは実際やってみた方が分かりやすいわね。お願いしていいかしら?」
黒奈「わかった。じゃあ、私と白奈でデュエルしてるとして……。私はカードを2枚伏せてターン終了」
白奈「私のターンドロー、手札から魔法カード発動「増援」デッキから戦士族を手札に加えます。」
黒奈「あ、待ってください」
白奈「はい?」
黒奈「スタンバイフェイズで発動したかったカードがあるんです。」
白奈「分かりました。」
詠子「ここで白奈ちゃんは増援を発動する前までに状況が戻るわね。」
黒奈「罠カード発動、マインドクラッシュ宣言するカードは魔法カードの増援。手札にありますか?」
白奈「……あります。」
黒奈「では、手札を全部捨ててください」
京「ちょっと待って手札に増援があるのは見られてるじゃないか」
詠子「そうね。それが巻き戻しマイクラよ。つまり、相手がカードを使ったタイミングで待ったをかけて巻き戻して、マイクラで宣言するって番外戦術よ。」
ゆうな「そんなのありなの?」
詠子「それがルール上可能なのよ…。これは優先権放棄の確認を怠った相手側も悪いとされるのよ。もちろん、ピーピング行為に該当するんだけどね。」
京「悠……先賢?」
黒奈「なんか違うこと言ってるだろ」
京「なんか難しい。」
詠子「端的に言えば、優先権っていうのはカードの効果や発動に対して何かするかを選択できる権利なのよ。だから、ちゃんとその処理を行うことが大事ってことね。」
ゆうな「具体的にどうすればいいの?」
詠子「確認していくのが確実ね。こんな感じで」
黒奈「私のターンドロー、ドローフェイズを終了します。何かありますか?」
白奈「ありません。」
黒奈「スタンバイフェイズを終了します。何かありますか?」
白奈「ありません。」
黒奈「メインフェイズ、手札からスクラップシャークを召喚、なにかありますか?」
白奈「ありません」
黒奈「召喚成功時、なにかありますか?」
白奈「ありません。」
黒奈「手札から永続魔法スクラップファクトリー発動、なにかありますか?」
白奈「ありません。」
黒奈「スクラップシャークの効果でスクラップシャークは破壊されます。破壊されたスクラップシャークの効果、およびスクラップファクトリーの効果発動、ファクトリーを1シャークを2としてチェーンを組みます、何かありますか?」
白奈「ありません」
黒奈「では効果処理に入ります。シャークの効果でスクラップゴブリンを墓地に送ります。ファクトリーの効果で、デッキからスクラップゴーレムを特殊召喚します。特殊召喚成功時、なにかありますか?」
白奈「ありません」
黒奈「墓地のスクラップゴブリンを対象に素クラッゴーレムの効果発動、なにかありますか?」
白奈「ありません」
黒奈「では効果処理にはいります。墓地のスクラップシャークを特殊召喚します。特殊召喚成功時、なにかありますか?」
白奈「ないです。」
黒奈「スクラップゴーレムにスクラップゴブリンをチューニング、スクラップドラゴンをシンクロ召喚します。なにかありますか?」
白奈「ないです」
黒奈「シンクロ召喚成功時、なにかありますか?」
白奈「ないです」
黒奈「カードを一枚セットします。なにかありますか?」
白奈「ないです」
黒奈「メインフェイズを終了します、なにかありますか?」
白奈「ないよ」
黒奈「ターンを終了します。なにかありますか?」
白奈「ないって」
黒奈「では、ターンを終了します。はい、白奈のターン」
白奈「めんどくさいよこれ」
黒奈「めんどくさいな。」
京「ホントにこんな風にデュエルしないとダメなのか?」
詠子「本来はね。現実には、お互いのデッキや戦術、その場の状況、演出で尺を考慮して、各種宣言を省略することも多いわ。だけど、優先権の箒確認をしなかったからといって必要以上に相手を責めたり、罰則を求めるようなことはしてはいけないわ。ルールを守ることと同じくらい、人としてのマナーを守ることも大切よ。」
ゆえ「でゅえるはたのしくやらないとね……。」
ゆうな「ルールとマナーと特殊裁定を守れや。それでは今日の教えてゲーム用語のコーナー」
ゆえ「わーにんぐわーにんぐ……」
Warning!警告!Warning!警告!
ゆうな「『ハード』の悲劇というものは死によって終わり、 すべての人生劇は結婚をもって終わる」
詠子「ハードウェアの略。ゲームではゲーム機のことを差す」
黒奈「合わせてゲハっていわれる」
白奈「禿げ?」
ゆえ「おとうさん……!」
京「悠は禿げてないから」
稲葉「それじゃあ今日の放送はここまでよ。メインパーソナリティは古川稲葉と」
禅「烏哭…禅で…お送り…しました。」