ー放送ー⚡電脳ラジオ(参)⚡10

ー稲葉の部屋(隣)(3/14/夕)ー

稲葉「新たな幕開けと共に爆笑と苦笑い、危ない病みつきが生まれる古川稲葉と…」

禅「烏哭禅…と…」

ゆうな「ゆうなとっ!」

ゆえ「ゆえと……」

優希「優希と」

貞子たん『貞子たんの……』

稲葉「電」

禅「脳」

ゆうな&ゆえ「「ラジオ(らじお……)!」」

貞子たん『さんっ~!』

優希「始まります」

稲葉「はい、電脳ラジオ(参)の時間よ。今日のゲストは悠と福太郎さんとお仙ちゃん。」

悠「伝説から裁きへ。おれだ。」

福太郎「隙あらばソリティア。俺やで。」

お仙『……ハッ、寝てタ!わーたーしーダー!』

友利「目を開けて寝る女の子って可愛いですね。眼球ぺろぺろしたくなるです。」

ゆえ「さばきあれ……!」
バチンッ!
友利「ぶへっぇ!」

ゆうな「なぁにやってるんですかねぇ。」

悠「眼球フェチとはレベルが高いな」

福太郎「飴玉ではないんやけどな」

お仙『肉団子』

ゆえ「……」
ガタッ!

悠「お願いだから座って、肉団子じゃないから!」

ゆえ「じょうだんやでー……」

ゆうな「やでー」

悠「だといいんだが。コホン、前回紹介したのは戦士の伝説」

ゆうな「ただし伝説とは限らない」

ゆえ「でんせつのふぇにっくすぶれーどならぴったりだった……」

悠「今回はストラクシリーズ第6弾となる「魔法使いの裁き」の紹介」

福太郎「このストラクの看板を飾るンが黒魔道の執行官(※)カタカナ読みでブラックエクシスキューショナー」

※:☆7/攻2500/守2100
このカードは通常召喚できない。
自分フィールドの「ブラック・マジシャン」をリリースした場合のみ特殊召喚可能。このカードがフィールド上に表側表示で存在する限り、
自分または相手が通常魔法カードを発動する度に、相手ライフに1000ダメージを与える。

お仙『カッコイイ』

福太郎「そんで肝心な効果がブラマジをリリースして特殊召喚。この時代特有のブレない指定リリース。つまり都合よく場と手札に2枚揃わんとアカンのやけど」

悠「幸いにもブラマジは王道のカードゆえに、昔でもサポートが豊富で他の看板と比べて出しやすい。」

ゆうな「看板にあるまじき有能」

ゆえ「さすがゆうぎさんのおきにのかーどはせいやでぇー……」

悠「わりと誇れるのか誇れないのか秀でている部分がある。そして性能に関しては打点が2500。ちなみに守備は2100だ。」

お仙『進化前と攻守が一切変化してないやないかーイ』

福太郎「せやけど重要なんはそのモンスター効果。通常魔法を発動するたびに1000ダメージを与える効果もつ。」

悠「はい、ここにきてまさかのバーン効果。というか、バーン効果のみである!」

ゆうな「でも魔法カード8枚あれば8000バーンとばせるし先攻ワンキルに使えそう(震え声)」

悠「ちなみにおれはやってないがリンクスだとライフが4000設定だから、結構強いらしい。他の看板がレアに格下げされてる中、ブラエクはスーレア設定らしいし(ウルレアではない)。」

福太郎「公式もちょっと強いと思っとるんやろうね。」

悠「さて、ストラクの構築リストは魔法使いデッキらしく戦士でいう装備魔法みたいな、魔法使いといえば魔法カウンターだが、このストラクの段階ではまだ中途半端で活用しきれてない。なら、このストラクではどうやって戦うのか……」

福太郎「それが謎である」

ゆうな「はい?」

ゆえ「ほわい……?」

悠「どうやって回すのか明確にされてないんだ。魔法使いといえば魔法カード。なんか魔法使いっぽいカードを使って雰囲気を楽しむデッキだ。」

福太郎「炎と水のストラクはロックバーン戦術が確立されとったけど魔法使いのストラクには戦術らしいもんが見当たらへんねん。」

お仙『戦術どこ?こコ?』

悠「しかし前回の戦士のストラクと似通ってる部分が存在する。それは収録カードが単体で性能が高いカードが多い所だ。戦士の伝説では戦士の優秀なカードが集められたが魔法使いでは当時すでに制限のブレイカー(※)そして守備力1100未満を粉砕するツクヨミ(※2)も収録されている。」

※☆4/攻1600/守1000
(1)このカードが召喚に成功した場合に発動する。このカードに魔力カウンターを1つ置く(最大1つまで)。
(2):このカードの攻撃力は、このカードの魔力カウンターの数×300アップする。
(3):このカードの魔力カウンターを1つ取り除き、フィールドの魔法・罠カード1枚を対象として発動できる。その魔法・罠カードを破壊する。

※2:☆4/スピリット/攻1100/守1400
このカードは特殊召喚できない。
(1):このカードが召喚・リバースした場合、
フィールドの表側表示モンスター1体を対象として発動する。そのモンスターを裏側守備表示にする。
(2):このカードが召喚・リバースしたターンのエンドフェイズに発動する。このカードを持ち主の手札に戻す。

福太郎「現代やと影が薄いけど、召喚権を使ってぶん殴る時代からしたらかなり強いし、制限を経験して禁止になるという経歴を持っとる。」

お仙『つまり強イ!』

悠「ほかにも高打点で気が向いたらブラマジが出せる熟練(※)も収録されてたり魔法使いの強者が勢ぞろいなストラクだ。」

※:☆4/攻1900/守1700
このカードがフィールド上に表側表示で存在する限り、自分または相手が魔法カードを発動する度に、このカードに魔力カウンターを1つ置く(最大3つまで)。また、魔力カウンターが3つ乗っているこのカードをリリースして発動できる。自分の手札・デッキ・墓地から「ブラック・マジシャン」1体を選んで特殊召喚する

福太郎「おわかりやろうけど……どれも単体で性能が高いカードばかりで下級でぶん殴るだけで戦えるンで看板の出番はなくなってしまうんや。」

悠「看板は戦士のストラクと同じように専用構築で組む必要があるだろうな。ストラクでは看板を生かすカードが少なすぎるんだ。」

福太郎「ちなみに下級モンスターも優秀やが魔法や罠も優秀なカードが多い。たとえばディメンションマジック(※)。速攻魔法ゆえに奇襲性の高い魔法使い専用サポート。これも当時は優秀なカードで、なんとストラクには2枚も収録されとる。」

※:速攻魔法
自分フィールドに魔法使い族モンスターが存在する場合、自分フィールドのモンスター1体を対象として発動できる。その自分のモンスターをリリースし、手札から魔法使い族モンスター1体を特殊召喚する。その後、フィールドのモンスター1体を選んで破壊できる。

ゆうな「やりますねぇ。」

悠「そして戦士ストラクにもあったライボルの続投。ライボルは当時制限だから言わなくても強いのわかる。罠では魔法使いといえばのマジシリ(※)が収録されてたり。なかなかのパワーを感じる収録である。」

※:攻撃を無効にし、そのモンスターの攻撃力分のダメージを相手に与える。

福太郎「その他にも埋葬、護封剣にリビデまで入っとる。汎用多すぎて魔法使いとは?って感じやね。」

悠「ある意味、魔法使いが入ってるからディメンションマジックが使えるくらいしかシナジーがない。むしろカオスソーサラー(※)が収録されてて、ご丁寧に闇と光を意識したモンスターのラインナップ。もはやカオスデッキである。」

※:☆6/攻2300/守2000
このカードは通常召喚できない。
自分の墓地から光と闇のモンスターを1体ずつ除外した場合に特殊召喚できる。
(1):1ターンに1度、フィールドの表側表示モンスター1体を対象として発動できる。その表側表示モンスターを除外する。この効果を発動するターン、このカードは攻撃できない。

ゆうな「魔法使い軸のカオスだよ!」

福太郎「とりあえず魔力カウンターや看板は捨てることによってかなり実践的なカオスデッキに変身する性能を秘めていた。結局魔法使いらしい魔力カウンターの存在は未来の魔法使いストラクに託されることになる。」

ゆえ「まほうつかいすとらくとはいったい……」

お仙『うごごごゴ』

ゆうな「ビートダウンでも良かった。はい、今日の大喜利のコーナー。」

ゆえ「わーにんぐわーにんぐ……」

Warning!警告!Warning!警告!

ゆうな「本日のお題は前回に引き続き今日、人生初の全力土下座。何があった。」

悠「はい、ひどく間違ったガイドブックを読んでしまった外国人観光客の挨拶」

ゆうな「刺青でとんでもない漢字入れてたりね。」

ゆえ「なぜちゃんとしらべなかったのか……」

悠「コレガワカラナイ」

福太郎「ほい、私が土下座をしたのではない、地球が私に迫ってきたんや」

ゆうな「世界よ我が手に。シーホース差し上げて」

ゆえ「しーほーす……」

福太郎「んー……使いどころさんが不明すぎる」

お仙『ハーイ!相手がこっちの80%の土下座を超える土下座を繰り出してきタ』

ゆうな「やられたらやり返す。100%だ!トマトジュース差し上げて」

ゆえ「とまと100ぱーせんと……!」

お仙『やったゼ』

稲葉「それじゃあ今日の放送はここまでよ。メインパーソナリティは古川稲葉と」

禅「烏哭…-禅で…お送り…しました。」
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