ｰ稲葉の部屋(隣)ｰ

稲葉「毎度お馴染み。笑いと癒しを提供する古川稲葉と…」

禅「烏哭禅…と…」

優希「千歳優希&…」

紅菜「紅菜の…」

稲葉「電！」
優希&紅菜「「脳！」」
禅「ラジオ…！」

稲葉「はい、電脳ラジオの時間よ。今日のゲストは悠とともきくんよ。」

悠「寒い…」

ともき「こいつ無理かもしれないぞ」

悠「ｶﾞﾀｶﾞﾀｶﾞﾀｶﾞﾀ」

優希「超小刻みに震えてますね…」

悠「出来ましたらもう少し暖房を強めていただけませんでしょうか？もしくは紅菜ちゃんが俺の膝のうえに座ってくれないでしょうか？」

優希「じつは余裕はあるんだな」

悠「俺は四季のセクハラマスターだからな」

ともき「意味がわからん」

紅菜「変なことしないなら少しだけいいですよ」

優希「いやいや、ダメだろ」

紅菜「あら焼きもち？」

優希「なんの？」

紅菜「……」

ｶﾞｽｯ

優希「ｽﾞｵｯ!？か、踵で指先はだめだらっぁっ！？！」

悠「ちぇき～。うん、暖まったぜ」

ともき「単純な奴だな」

悠「ちぇきは世界をによによイチイチにして暖める。まぁ、度を過ぎた輩は腐ればいいけど」

ともき「腐れって…」

稲葉「それじゃ、悠が解凍したところで前回の続きを話しましょうか」

悠「あぁ、美味しいニョッキ料理の作りかただよな」

優希「してないですよ？！」

紅菜「まだ解凍しきれてないみたいですね」

ともき「頭から熱湯かけてやろうか？」

悠「そんなプレイがお好みなのか…」

ともき「やかましい。」

悠「冗談だよ三百回のネタだろ。別になんもしなくていんじゃね？」

稲葉「まぁ、それが楽で良いわね」

ともき「向上心とか無しか…」

悠「じゃあ学校作るか？」

ともき「いや、そう簡単に作れるもんじゃないだろ」

稲葉「魔立邪悪学園(分校)でどう？」

悠「ありだな」

ともき「無いよ。」

稲葉「じゃあ、悠に魔立邪悪学園を歌ってもらってお茶を濁すのはどうかしら？」

悠「自分歌とか歌えないんで」

稲葉「熱唱したら暖かくなるわよ？」

悠「……」

ともき「考えたよ」

悠「いや、駄目だ。死んでしまうかもしれない」

優希「どういう結論ですか…」

悠「というか俺が歌うとかじゃなく、紅菜ちゃんがコスプレしてくれるほうがいいよ。」

紅菜「ですってよ」

ﾎﾟﾝ

優希「いやいや、今ご指名は俺じゃ無かったよな！？」

悠「いや、優希ちゃんでも全然大丈夫だ。」

優希「貞操の危機を感じて仕方ないんですが」

悠「あははは」

優希「否定してください！？」

ともき「こういうところが若干怖いんだよな…」

稲葉「じゃ、今日の放送はここまでよ。メインパーソナリティは古川稲葉と」

禅「烏哭…禅で…お送り…しました。」