ー放送ー⚡電脳ラジオ(参)⚡10

ー稲葉の部屋(隣)(1/11/夕)ー
  
稲葉「新たな幕開けと共に爆笑と苦笑い、危ない病みつきが生まれる古川稲葉と…」

禅「烏哭禅…と…」

ゆうな「ゆうなとっ!」

ゆえ「ゆえと……」

優希「優希と」

貞子たん『貞子たんの……』

稲葉「電」

禅「脳」

ゆうな&ゆえ「「ラジオ(らじお……)!」」

貞子たん『さんっ~!』

優希「始まります」

稲葉「はい、電脳ラジオ(参)の時間よ。今日のゲストは黒奈ちゃんと白奈ちゃんとがりゅーちゃんと白嶺さんよ」

黒奈「好きな耳は猫耳。黒奈です。」

白奈「好きな耳は犬耳。白奈です。」

京「好きな耳は地獄耳。己だ。」

詠子「好きな耳はうさ耳。私です。」

友利「とんがりエルフ耳を舐め回したい友利です!」

ゆえ「かすみがけ……」
ズバッ!ズバッ!
友利「にきゃい!」

ゆうな「なぁにやってるんですかねぇ。」

黒奈「地獄耳は耳なんだろうか。」

白奈「耳でしょ」

黒奈「いや、耳は耳だけどさ」

ゆうな「ミギミミのミミガーがミミーツアル」

黒奈「なんだって?」

ゆうな「気にしないで」

京「豚の耳が三つあるのは分かった」

詠子「ミミガーね」

ゆえ「とんそくはありますか……?」

黒奈「私、ああいうの無理。」

白奈「同族だから?」

黒奈「……」
ゴッ!ゴッ!
白奈「がふっ、ごふっ!」

ゆえ「ぼこりまくり……」

京「容赦がない」

ゆうな「ただ、豚足とかミミガーの食べ方って分からないよね。」

詠子「煮込んで食べるか、焼いて食べるかがベーシックね」

ゆえ「なべのなかでぶたのあしがうかんでるのってなんかほらーっぽいね……」

ゆうな「人間の手首で出汁とったスープじゃないからセフセフ」

黒奈「それ、ぜんぜん例えになってないから」

京「そういうラーメンがあるのか?」

詠子「昔、そういう事件があったみたいよ。ヤクザ関連で」

ゆうな「ヤクザ怖ぇー」

ゆえ「みによくんでこどもあいてにほんきだしてのりのりでかすたむしまくるやくざよんできて……」

黒奈「そのヤクザは、そのヤクザで怖いから」

ゆうな「如く!はい、ロアタイム!」

詠子「信じようと、信じまいと―カラオケマシンDAMに、とあるリクエストナンバーを打ち込むと、楽曲名も歌手名も表示されない曲が入る。偶然そのナンバーを知り得た男が、友人数名とカラオケボックスを訪れ、興味津々で自ら歌ってみることにした。モニターは真っ白、歌詞も表示されないのに、男は不思議なメロディに乗せられた意味不明の歌詞を口ずさみ始めた。友人達が聞き取れた歌詞は「享年三歳」「帰れない難破船」のみで、歌い終えた男はナンバーの存在自体を忘れていた……。」

ゆえ「おーるぜろからためしていけばそのうちあるよ……」

ゆうな「総当たり。それでは今日の教えてゲーム用語のコーナー」

ゆえ「わーにんぐわーにんぐ……」

Warning!警告!Warning!警告!

ゆうな「『ショートカット』のために死ねない。どうしても小学校の授業参観に行きたいんだ」

詠子「ショートカット」

黒奈「アクションゲームやレースゲームにおいて、本来のコースを短縮して進むことをさす。」

黒奈「壁にめり込んで別の面に飛ぶのもショートカット」

ゆえ「それはばぐや……」

京「近道。」

ゆうな「『初動』が過ぎ去って行くのではない。われわれが過ぎ去っていくのだ。」

詠子「最初の一週間に売れた数。最初の一週間に最終的な売上本数の多くを売ってしまうタイトルは初動型と言う。」

黒奈「初動が良すぎて中身を知って悲しむ人らを人柱という」

白奈「無茶しやがって」

ゆえ「くそげーはたすうのひとばしらのうえをうんぬんかんぬん……」

京「初動で決める」

稲葉「それじゃあ今日の放送はここまでよ。メインパーソナリティは古川稲葉と」

禅「烏哭…禅で…お送り…しました。」
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