ー放送ー⚡電脳ラジオ(参)⚡9

ー稲葉の部屋(隣)(11/26/夕)ー

稲葉「新たな幕開けと共に爆笑と苦笑い、危ない病みつきが生まれる古川稲葉と…」

禅「烏哭禅…と…」

ゆうな「ゆうなとっ!」

ゆえ「ゆえと……」

優希「優希と」

貞子たん『貞子たんの……』

稲葉「電」

禅「脳」

ゆうな&ゆえ「「ラジオ(らじお……)!」」

貞子たん『さんっ~!』

優希「始まります」

稲葉「はい、電脳ラジオ(参)の時間よ。今日のゲストは悠と寅君と吉音ちゃんよ。」

悠「友情。おれだ。」

寅「友情破壊。俺だ。」

吉音「あたしの顔、見忘れたかー!」

友利「人格破壊といういわゆるハードコア系の……」

ゆえ「にどげり……!」
ズドッズドッ!
友利「にゃん!」

ゆうな「なぁにやってるんですかねぇ。」

悠「友情破壊と言えばドカポン」

寅「あ?」

悠「ドカポン」

寅「……」
ドガッ!
悠「ぎゃあ!蹴るんじゃねぇ!」

吉音「ポンはどこ?」

悠「そういうんじゃねぇから!」

ゆうな「ポン菓子だよね。」

ゆえ「ばーんっておとするやつ……」

吉音「ポン菓子おいしいけど、あの爆発したみたいに凄い音するのはなんで?」

悠「穀物に圧力をかけた後に一気に開放するからだよ。」

吉音「ほーほー」

悠「分かってないだろ。」

吉音「うん!」

悠「可愛いなぁー。」

寅「お前らアホだろ」

悠「そんな褒めんな」

寅「……」
ドゴっ!
悠「いちいち蹴るホントやめてもらえませんかねぇ?」

ゆうな「でも、お父さんだから平気平気」

ゆえ「そのたいきゅうりょくはぬりかべなみ……」

悠「ぬりかべって割と砕かれてるけどな」

吉音「ならベルリンの壁?」

悠「それも崩されたんだよなぁ。」

ゆうな「壁は崩される運命なんだね。」

ゆえ「でも、かべのようなむねにもじゅようはあるから……」

悠「その壁はポッチリがあるからな。うへへっ。」

寅「……」
ドゴッ!
バシッ!
悠「ガード!」

寅「チッ」

吉音「暴れるなら外に出た方がいいよ?」

寅「表に出ろ」

悠「寒いから嫌です。」

寅「すぐに全身滅多打ちにしてやるよ。」

悠「そんな痛みで熱ぼったあったまり方は嫌だ。」

ゆえ「もえるとうこん……」

ゆうな「血沸き肉躍る。はい、今日の大喜利のコーナー。」

ゆえ「わーにんぐわーにんぐ……」

Warning!警告!Warning!警告!

ゆうな「本日のお題は前回に引き続き昭和生まれをイラッとさせてください。」

悠「はい、土曜日も学校とかブラック過ぎるでしょ」

ゆうな「半日だけとか逆にめんどくさい」

ゆえ「おかあさんはおひるごはんけっきょくよういしないとだめだしね……」

悠「まぁ、大人になったら休日なんてなくなるけどな」

寅「……はい、それって現在の価値にしたらいくらくらいだ。」

ゆうな「あおりおるわ。スーパーゆう君人形さしあげて」

ゆえ「なんとほかほかです……」

寅「……」
ポスッ

悠「ゴミ箱に捨てるんじゃねぇ!」

吉音「はーい、この中に昭和生まれのお客様はいらっしゃいませんかー」

ゆうな「なんか可愛い。スーパーゆう君人形さしあげて」

ゆえ「はい、ぬくいよー……」

吉音「ホントだ。」
ぎゅっ

悠「おれを抱きしめてもいいのよ?」

寅「テメーは石でも抱いてろ」

稲葉「それじゃあ今日の放送はここまでよ。メインパーソナリティは古川稲葉と」

禅「烏哭…-禅で…お送り…しました。」
67/100ページ
スキ