ー放送ー⚡電脳ラジオ(参)⚡9

ー稲葉の部屋(隣)(11/9/夕)ー
  
稲葉「新たな幕開けと共に爆笑と苦笑い、危ない病みつきが生まれる古川稲葉と…」

禅「烏哭禅…と…」

ゆうな「ゆうなとっ!」

ゆえ「ゆえと……」

優希「優希と」

貞子たん『貞子たんの……』

稲葉「電」

禅「脳」

ゆうな&ゆえ「「ラジオ(らじお……)!」」

貞子たん『さんっ~!』

優希「始まります」

稲葉「はい、電脳ラジオ(参)の時間よ。今日のゲストは黒奈ちゃんと白奈ちゃんとがりゅーちゃんと白嶺さんよ」

黒奈「みかん。黒奈です。」

白奈「パイナップル。白奈です。」

京「りんご。己だ。」

詠子「柿。私です。」

友利「フルーツは甘い匂い、女の子も甘い匂い、つまりフルーツは女の子で、女の子はフルーツと言う……」

ゆえ「わけわからぬ……」
斬っ!
友利「あぎゃん!」

ゆうな「なぁにやってるんですかねぇ。」

ゆえ「でも、しろみあたりはかじったら……」

黒奈「齧ったらなに」

ゆえ「ちのあじがしそう……」

黒奈「ガチ齧りやめれ」

ゆうな「そういう意味じゃなくて主食がブラッドジュースだからね」

白奈「あ、鳥肌立った」

京「今日は天気が悪くて冷えるからな。」

白奈「違う、そうじゃない。」

京「身体を温めるのなら筋トレが一番だぞ」

白奈「おや、ごり押されだした」

詠子「まぁ、寒いと動きたくなくなるから自発的な運動はいいことよね。」

ゆうな「いいことだ、ね?」

黒奈「……」

ゆうな「はい、スルー」

ゆえ「ころがそうか……」

黒奈「何する気か!」

ゆうな「黒奈転がし」

白奈「転がす方がダウンしそう」

黒奈「あぁん?」

京「簀巻きにしてやると効率良さそうだ」

黒奈「やめんかい!」

白奈「でも、楽だよ?」

黒奈「楽でも絶対に全身あざだらけとかになるから」

ゆうな「はーい、ロアタイム!」

詠子「信じようと、信じまいと―どんな人間がどんな手段を講じようと、抗いようのない事柄がある。遠い昔の人々は、その理不尽な事柄を、天の「御意」と解釈し、受け容れようとした。言い習わされるうちに変化したのか、はたまた、どこかで誰かが読み間違えたのか、今では、齢を重ねて衰える現象を、「おい」という……。」

ゆえ「ざ・ぐれいとふる・でっと……」

ゆうな「プロシュートのアニキィ!それでは今日の教えてゲーム用語のコーナー」

ゆえ「わーにんぐわーにんぐ……」

Warning!警告!Warning!警告!

ゆうな「『AC/アーケード』に苦い水を飲まなかったやつは、ひだちが悪いよ」

詠子「ゲームセンターにおいてある業務用ゲームのこと」

黒奈「100円をつぎ込むのだ」

白奈「目指せ100円クリア」

ゆえ「さいきんはすくなくなってきてるね……」

京「技量が問われる」

ゆうな「『アーケードスタイル』。人生においてよいものはそれのみである。」

詠子「数十分、数時間といった短い時間で区切られ、また1からやり直すタイプのゲームのこと。」

黒奈「繰り返しうまくなっていく」

白奈「そり早く」

ゆえ「よりうつくしく……」

京「鍛錬と同じだな」

稲葉「それじゃあ今日の放送はここまでよ。メインパーソナリティは古川稲葉と」

禅「烏哭…禅で…お送り…しました。」
50/100ページ
スキ