ｰ稲葉の部屋(隣)ｰ

稲葉「毎度お馴染み。笑いと癒しを提供する古川稲葉と…」

禅「烏哭禅…と…」

優希「千歳優希&…」

紅菜「紅菜の…」

稲葉「電！」
優希&紅菜「「脳！」」
禅「ラジオ…！」

稲葉「はい、電脳ラジオの時間よ。今日のゲストは悠とともき君よ」

悠「乱暴にされるのは嫌いじゃない。けど、乱暴にするのはもっと好きな俺です」

ともき「ツレの発言が日々悪化していて困ってる俺です」

優希「ご苦労様です…」

悠「誰だよ、ともき困らしてるのは」

紅菜「自分は対象外なのが流石ね」

優希「流石の使い方間違ってね？」

稲葉「悠が困ったちゃんなのはもう仕方ないとして、世間では学祭がしばしば開かれてるわよね」

悠「また、藪から棒だな。いいえ、壁から釘です。きゃっきゃのきゃ」

ともき「ひとりでボケを完結させて、ひとりで笑うな」

悠「学祭か…」

優希「悠のところは学祭あるのか？」

悠「あるみたいだな」

優希「なんでそんな他人事な言い方なんだ？」

ともき「コイツは学校にも来ないけど行事の出席率もかなり低い」

悠「だーってめんどくさいんだもーん。」

ともき「あのなぁ…」

紅菜「けど、悠さんて確か、なにかの委員じゃなかった？」

ともき「担任補佐、生徒会長補佐、祭実行委員。」

優希「むっちゃ関わりあるし…」

悠「そんな役職みんな忘れてるよ」

優希「周りが忘れるってどうなんです…」

ともき「まぁ、最終的にまゆに捕まってるけどな」

悠「いうな…」

紅菜「坂神さんも大変ね」

ともき「黒井先生もな」

悠「俺だってなんかしらのご褒美でもあるんならやる気もでるけど、ただ働けってのはなぁ」

ともき「学校行事に報酬をもとめるな」

悠「ブーブー」

稲葉「この豚やろう！」

悠「ﾌﾞﾋｨ！……ダメだなどうも、おっきしない」

稲葉「じゃあともき君が言ってみましょうか」

ともき「それになんの意味がある…誰得だよ…」

紅菜「ちなみに悠さんはどんな報酬が望なんですか？」

悠「そうだな。授業免除」

ともき「いつもサボってるだろ」

悠「宿題パス」

ともき「俺の写してるよな」

悠「私服登校」

ともき「制服まともに着てないだろ」

悠「珈琲メイカーが欲しい」

ともき「職員室のパクって生徒会室に置いてるだろ」

優希「やりたい放題だな。」

悠「む～……あ、なら黒井先生の太ももの間に顔を挟みたい」

ともき「お前…これラジオって忘れてないか？」

悠「あぁ、ついうっかり」

紅菜「怖いもの無しね…」

悠「けど、ともきだってつかの太ももの間に顔を挟みたいだろ？」

ともき「そこでこっちに話を振るんじゃねぇ！」

稲葉「じゃ、今日の放送はここまでよ。メインパーソナリティは古川稲葉と」

禅「烏哭…禅で…お送り…しました。」