ー放送⚡ー電脳ラジオ(参)⚡8

ー稲葉の部屋(隣)(9/16/夕)ー
  
稲葉「新たな幕開けと共に爆笑と苦笑い、危ない病みつきが生まれる古川稲葉と…」

禅「烏哭禅…と…」

ゆうな「ゆうなとっ!」

ゆえ「ゆえと……」

優希「優希と」

貞子たん『貞子たんの……』

稲葉「電」

禅「脳」

ゆうな&ゆえ「「ラジオ(らじお……)!」」

貞子たん『さんっ~!』

優希「始まります」

稲葉「はい、電脳ラジオ(参)の時間よ。今日のゲストは黒奈ちゃんと白奈ちゃんとがりゅーちゃんと白嶺さんよ」

黒奈「馬の耳。黒奈です。」

白奈「亀の甲羅。白奈です。」

京「猫の手。己だ。」

詠子「狐のしっぽ。私です。」

友利「アニマル→獣化→野生あふれるエロス……やったぜです!」

ゆえ「べあーくろー……!」
ゴキッ!
友利「まぎょっ!」

ゆうな「なぁにやってるんですかねぇ。」

黒奈「獣化まではまだわかるのになぁ」

ゆうな「黒奈がイノシシになると聞いて!」

黒奈「なんでイノシシ」

白奈「豚っていうのに遠慮した」

黒奈「……」
ゴッ!
白奈「ぐっぇ!」

黒奈「……」
ゴッ!ゴッ!
白奈「ぎぇっ!ぐぎっ!」

ゆえ「やめたげてー……しろなのかおがどえりゃーことになっちゃう……」

ゆうな「どえりゃー」

京「どえりゃー」

詠子「共鳴?」

黒奈「はぁはぁ」

ゆうな「でもね、黒奈聞いて」

黒奈「なんじゃーい!」

ゆうな「子豚ってめっちゃかわいいんだよ?つぶらな瞳でぷぴぷぴ鼻鳴らしながら近づいてきて」

京「それはかわいい」

ゆえ「そしてさいしゅうてきにおにくになる……」

黒奈「お肉が食べられくなるからやめろ!」

京「なんでだ?」

詠子「屠殺(とさつ)過程があるからよ」

ゆうな「まぁ、好んで見たいもんじゃないよね」

ゆえ「そのてのしょくについてるひとはせいしんがやまないかしんぱいになるよね……」

黒奈「別の話をしよう」

ゆうな「この秋、黒奈のお腹を膨らますことに集中する話する?」

黒奈「せんでいい!」

京「膨らまし粉でも飲ませるのか?」

詠子「場合によっちゃ死ぬわよそれ」

ゆうな「そんな危ないことはしないよ。あまーーーいお菓子とかを口に運ぶだけ」

ゆえ「なんてしあわせなことなんだろう……」

黒奈「悪魔の所業だろ!!」

ゆうな「ああ、しょっぱいのもいるよね。」

詠子「飲み物もね。」

ゆえ「いたせりつくせり……」

京「堕落させる罠かな?」

黒奈「くそう…。ひかれそうになってる自分がいるのが悔しい」

ゆうな「陥落まであと一息。はい、ロアタイムっ!」

詠子「信じようと、信じまいと―1972年4月神奈川県S市のF神社で三十センチの大きさのワラ人形が三体発見された。三体は古い樫の木に五寸釘で打ちつけられていた。胴体には実在するK家の三人の名前が書かれていた。後日談としてその三人には特に何も起こらなかったがK家の親戚が三人伊豆で海釣りの最中、高波にさらわれて亡くなった。この釣りにはK家の長男も誘われていたという……」

ゆえ「のろいのでーぼ……」

ゆうな「ウシャシャシャー。それでは今日の質問に答えてのコーナー」

ゆえ「わーにんぐわーにんぐ……」

Warning!警告!Warning!警告!

ゆうな「『望遠鏡』は追わず、来る者は拒まず。」

詠子「遠くにある物体を可視光線・赤外線・X線・電波などの電磁波を捕えて観測する装置」

黒奈「たまたま向かいの住人の生活が覗けてしまうもの。」

ゆえ「みているなじょーすたー……!」

京「星を見る人」

ゆうな「『粘着性』は底のない海である。このなかに名誉も良心も心理もみんな投げ込まれる。」

詠子「ねばりけのあるものが他の物にぴったりくっつくこと」

黒奈「ずっと、しつこく、べったりと」

白奈「トリモチ」

ゆえ「ねっと……」

京「蜘蛛の糸」

稲葉「それじゃあ今日の放送はここまでよ。メインパーソナリティは古川稲葉と」

禅「烏哭…禅で…お送り…しました。」
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