ー放送ー⚡電脳ラジオ(仮)⚡3

ー稲葉の部屋(隣)ー

稲葉「毎度お馴染み。笑いと癒しを提供する古川稲葉と…」

禅「烏哭禅…と…」

優希「千歳優希&…」

紅菜「紅菜の…」

稲葉「電!」
優希&紅菜「「脳!」」
禅「ラジオ…!」

稲葉「はい、電脳ラジオの時間よ。悠とともきくんよ」

悠「人の家には呼ばれていくより、突然押し掛けるのが好きな俺だ。」

ともき「気がついたら悠に上がり込まれてる俺だ。」
優希「微妙に犯罪臭がするのは気のせいですか?」

ともき「いやいや、なにも取ったりはしないから。ただ、入るだけ。」

紅菜「不法侵入って言葉は?」

悠「いやぁ、知らないな。」

ともき「っか、ただ、入るだけじゃないだろ。飯食ってくし、帰るのがめんどうになったら泊まってくし」

悠「気にすんな」

ともき「お前は気にしろ!」

悠「あっはははは!」

優希「なぜに爆笑!?」

悠「都合が悪くなったり、どうしょうも無くなったり、取り返しがつかなくなったりしたら取り合えず笑って誤魔化せ」

ともき「変なことを教えるな。」

悠「変なことじゃない。生きていく上で大事なことだ。」

ともき「うっせぇよ!」

悠「っで、話しはリターンして優希ちゃんはお呼ばれしてから遊びに行く派?突然襲撃する派」

優希「十中八九、前者です。」

紅菜「というか、今遊びにいくと襲撃になってたわね」

悠「似たようなもんだろ」

ともき「全然違うから」

悠「マジで!?」

優希「って、ことは悠にとって、ともき先輩のとこに行くことは襲撃なんすね…」

悠「けど、俺もタイミングははかるぞ?」

紅菜「襲撃するタイミング?」

稲葉「狙い目はお風呂か就寝時ね」

ともき「なんの襲撃だ!」

稲葉「レ◯プ」

ともき「黙れ!」

稲葉「クスクス」

優希「……えーと、それで襲撃するタイミングをはかるって?」

悠「玄関を開ける前に、誰かが居る気配。まぁ、主につかさとか、つかさとか、つかさとか、なんかの気配がしたら即時撤退する」

ともき「……」

紅菜「その言い方はなんかいかそういう事があったんですか?」

悠「まぁ、かなりの打率だといっておく。まぁ、お泊まりの可能性はまず無いから時間ずらしたらつかさは帰宅してて、俺が襲撃してもともきは機嫌良く迎えてくれるぞ」

ともき「お前…まさか、そういうサイクルをつくってるのか?」

悠「あっはははは!」

優希「都合が悪くなったら笑って誤魔化せがでたよ…」

紅菜「ともき先輩的に追い出したりしないの?」

ともき「悠はもう客というより、そういう「現象」なんだと割りきってるからな」

紅菜「あぁ…ポルターガイストみたいな…」

悠「おい、人のことを「怪奇現象」扱いかよ」

ともき「怪奇現象じゃなかったら災害かな」

悠「あっはははは!」

優希「笑うタイミングがもうおかしいっすよ」

悠「あっはははは!お、おかしぃ~」

優希「その可笑しいじゃねぇよ!」

稲葉「じゃ、今日の放送はここまでよ。メインパーソナリティは古川稲葉と」

禅「烏哭…禅で…お送り…しました。」
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