ｰ稲葉の部屋(隣)ｰ

稲葉「毎度お馴染み。笑いと癒しを提供する古川稲葉と…」

禅「烏哭禅…と…」

優希「千歳優希&…」

紅菜「紅菜の…」

稲葉「電！」
優希&紅菜「「脳！」」
禅「ラジオ…！」

稲葉「はい、電脳ラジオの時間よ。今日のゲストはW悠とともき君よ。」

悠(女)「ゆうでーす」

悠「悠でーす」

ともき「ともきでーす…って、なんだこれ」

悠(女)「つかみはバッチリだな」

優希「昨日は拳二さんに胸を掴まれてたけどな」

悠「優希ちゃんがジョークをいったよ」

悠(女)「成長したな…」

優希「なに、その生暖かい目は！？」

悠(女)「よし、ご褒美におっぱいつかんでいいぞ。」

優希「え…」

紅菜「……」

ガスッ！

優希「痛っ！？ゆ、指先を踵で踏むなよ！」

紅菜「ワニが居たのよ」

優希「もっとマシな嘘があっただろ！！」

悠(女)「青春ちぇきだな」

悠「ふむ…」

ともき「どうした？」

悠「いや、最近ちぇきが足りない気がするんだ」

ともき「もっと分かりやすく端的にいってくれないか。」

悠「うむ。つまりだなエロエロじゃなくイチイチとかちぇきちぇきとかニヤニヤが欲しいんだ。」

ともき「なるほど。」

優希「わかったんですか？！」

ともき「全然わからん。」
悠(女)「だから、エロとかじゃなく思わずニヨニヨしちゃうようなのが見たいといっとるんだよ」

優希「あ、本人同士には通じるんだ…」

紅菜「他に伝わらなきゃ意味ないけどね」

悠「って、ことで、優希ちんかともき、イチイチしてくれないか？」

ともき「さっきから時々いってるイチイチってなんだ？」

悠(女)「イチャイチャを略してイチイチに決まってるだろ」

ともき「解るか！」

悠「ラヴコメが見たいぜよ。ラヴコメ。イチイチしてるのをニヨニヨ見たいんだよ～。」

優希「なにいっとんすか…」

悠(女)「けど、エロはダメだぞ？エロなら俺でもできるからな。」

悠(女)「むしろ、それしか出来ないけどな！」

ともき「お前らいってて虚しくないか？」

悠「その虚しさを埋めるために俺をニヨニヨさせろといっとんのじゃい！」

ともき「おま…最近一日一回は無茶苦茶な切れ方してるな…」

紅菜「あの…」

悠(女)「なにかな？」

紅菜「別に誰かのニヨニヨを見なくても、悠さんが誰かとイチイチしたらいいんじゃないの？」

悠(女)「残念ながらあーしもあっちの悠もことごとくそれ系統とは縁がないんだよ…そりゃ、月と地球の距離くらいな」

優希「どれだけ？」

紅菜「30万㎞ね。」

悠「歩いていけば6億歩だな。」

優希「なに知識だよそれ…」

稲葉「じゃ、今日の放送はここまでよ。メインパーソナリティは古川稲葉と」

禅「烏哭…禅で…お送り…しました。」