ー放送ー⚡電脳ラジオ(参)⚡7

ー稲葉の部屋(隣)(6/9/夕)ー
  
稲葉「新たな幕開けと共に爆笑と苦笑い、危ない病みつきが生まれる古川稲葉と…」

禅「烏哭禅…と…」

ゆうな「ゆうなとっ!」

ゆえ「ゆえと……」

優希「優希と」

貞子たん『貞子たんの……』

稲葉「電」

禅「脳」

ゆうな&ゆえ「「ラジオ(らじお……)!」」

貞子たん『さんっ~!』

優希「始まります」

稲葉「はい、電脳ラジオ(参)の時間よ。今日のゲストは黒奈ちゃんと白奈ちゃんとがりゅーちゃんと白嶺さんよ」

黒奈「ヴォーパールソード。黒奈です。」

白奈「ヴォーパールアックス。白奈です。」

京「殺虫剣。己だ。」

詠子「死の矢。私です。」

友利「まどろみの剣でいやらしい幻想を見せるルートはまだですか?」

ゆえ「ぶんしぶんかい……」
ジュイィーン!
Miss!
友利「……」

ゆえ「おらぁ……!」
ドゴォッ!
友利「あへぇっ!」

ゆうな「なぁにやってるんですかねぇ。」

黒奈「即死の命中率は低い」

白奈「そりゃまぁ即死技が確定必中だったらバランスもくそもない」

ゆうな「心の目と絶対零度で確殺と考えていた時期が私にもありました」

ゆえ「ぷろはぜったいにあてます……」

黒奈「それはTasさんだけだ。

白奈「します、させます、させません。」

京「タスって誰だ?」

詠子「人じゃなくてアシストツールのことよ」

ゆうな「いや、ロシアの金髪幼女」

黒奈「んなわきゃない」

ゆうな「……おなかのポヨンとした黒髪少女」

黒奈「殴るぞ」

白奈「まぁ事実だし」

黒奈「そんな事実どこにもない」

ゆうな「……」
ぷにぷに
ゆえ「……」
むにむに

黒奈「つつくな!つまむな!」

京「暑くなってきたから汗をかくには良い季節だぞ」

黒奈「暑いのに汗かくとか地獄じゃん」

京「なんでだ?」

詠子「その話は平行線になるわよ。」

ゆうな「それじゃあ、間を取ってロアタイムです。」

詠子「信じようと、信じまいと―ある少女が、左耳の穴から飛び出た白い糸を引っ張ったところ、突然、激痛とともに左目が見えなくなった。彼女の左の眼球は、白い糸を引っ張った際に大きく傷ついたのだが、すぐに病院で処置を受けたため、幸い失明は避けられた。耳から飛び出た白い糸の正体は、「東洋眼虫」又は「ロデシア眼虫」と呼ばれる寄生虫の尻尾だった。左眼の奥に張り付いたまま、大きく成長した眼虫の尻尾が、耳から外へ飛び出したものらしい……」

ゆえ「いとみみのかいぞうばん……」

ゆうな「こっちのほうがリアルっぽい。それでは今日の質問に答えてのコーナー」

ゆえ「わーにんぐわーにんぐ……」

Warning!警告!Warning!警告!

ゆうな「『共和国』の悪い人は安心するがよい。なぜなら、なおいっそうの悪運におちいる心配はないから」

詠子「君主が存在しない国家」

黒奈「治めているものと治められているものとが同じであるため、国家権力といっても、任意の服従しか認められていない国家。」

白奈「たいてい帝国が悪者」

ゆえ「せんていのむねんをはらす……」

京「麗しのアバロン」

ゆうな「『レクイエム』の十分の九は愛する側にあって、その十分の一が愛されている対象の側にある」

詠子「カトリック教会で、死者のためのミサ。典礼文の冒頭語がRequiem(安息を)であるところからいう。」

黒奈「死者のためのミサで、三流の詩人たちは、自分たちの気にいった者たちの墓の上で、風がこれを歌っているのだと断言する。」

白奈「時には趣向を変えて、葬送歌を歌ったりもする。」

ゆえ「わたしのおはかのまーえでー……」

京「鎮魂歌」

稲葉「それじゃあ今日の放送はここまでよ。メインパーソナリティは古川稲葉と」

禅「烏哭…禅で…お送り…しました。」
97/100ページ
スキ