ー放送ー⚡電脳ラジオ(参)⚡7

ー稲葉の部屋(隣)(5/22/夕)ー
  
稲葉「新たな幕開けと共に爆笑と苦笑い、危ない病みつきが生まれる古川稲葉と…」

禅「烏哭禅…と…」

ゆうな「ゆうなとっ!」

ゆえ「ゆえと……」

優希「優希と」

貞子たん『貞子たんの……』

稲葉「電」

禅「脳」

ゆうな&ゆえ「「ラジオ(らじお……)!」」

貞子たん『さんっ~!』

優希「始まります」

稲葉「はい、電脳ラジオ(参)の時間よ。今日のゲストは黒奈ちゃんと白奈ちゃんとがりゅーちゃんと白嶺さんよ」

黒奈「ディムボール。黒奈です。」

白奈「ウィンドシュート。白奈です。」

京「ライトニング。己だ。」

詠子「ヒールレイン。私です。」

友利「ギャグボール?バッチコイです!」

ゆえ「いまだきめるぜいなしゅーと……」
バスコーン!
友利「つばさきゅーん!」

ゆうな「なぁにやってるんですかねぇ。」

黒奈「翼くんはサイコっぽい」

白奈「笑顔が張り付いてる顔してるもんね。でも、サッカーチーム同士で愛をはぐくんでるんでしょ?最高じゃん。」

黒奈「お前は何を言っているんだ」

白奈「男同士の愛について話してるんだよ」

黒奈「……」
バキッ!
白奈「ぐはっ!」

京「無言パンチ」

ゆうな「もっと妹を大切にしてどうぞ」

黒奈「無理」

ゆえ「しろなかわいそう……」

黒奈「どこがだ」

ゆうな「そりゃ無言の腹パンされるところとか」

ゆえ「せめてひとこえかけないと……」

詠子「問題点はそこ?」

京「まずは挨拶からって事だな」

ゆうな「そう、間違っても相手を壊して来いっていって後ろから悪質なタックル決めたりしちゃダメ。」

黒奈「なんの話をしてる」

ゆうな「時事ネタ」

ゆえ「おねえちゃんはわだいにびんかんやでー……」

黒奈「殴りてぇ」

ゆうな「黒奈の愛は過激だなぁ。はい、ロアタイム!」

詠子「信じようと、信じまいと―ルネサンス華やかなころのフィレンツェにて一時期、サヴォナーラという僧侶が主権を握った。奢侈を禁じた彼は数多くの美術品を「火刑」に処した。彼に心酔していたボッティチェリは自作を焼くために自ら運んだという。このとき、良識ある商人が美術品の一部を忌むべき火刑から救い、どこかに隠したと言われている。その中には、ボッティチェリによる謎の多い絵画「春」の対となる絵も含まれているそうだ……」

ゆえ「つまりはふゆ……」

ゆうな「レティな季節。それでは今日の質問に答えてのコーナー」

ゆえ「わーにんぐわーにんぐ……」

Warning!警告!Warning!警告!

ゆうな「我々はみな『レクリエーション』のために闘っている。だから孤独なのだ。寂しいのだ。しかし、だから強くなれるのだ」

詠子「気晴らし、娯楽、余暇、レジャーなど」

黒奈「どこということのない漠然とした疲労を和らげる特定の憂鬱。」

ゆえ「みにげーむたいかい……」

京「楽しそう」

ゆうな「『新兵』の恋をするものは、みな一目で恋をする」

詠子「新しく兵士になった者」

黒奈「軍服を着ているので民間人と区別でき、その歩きぶりで軍人と区別できるもの。」

白奈「上官と新兵のラヴロマンス。きましたね、これ」

ゆえ「しろなふっかつ、しろなふっかつ……!」

京「兵(つわもの)」

稲葉「それじゃあ今日の放送はここまでよ。メインパーソナリティは古川稲葉と」

禅「烏哭…禅で…お送り…しました。」
79/100ページ
スキ