ー放送ー⚡電脳ラジオ(仮)⚡3

ー稲葉の部屋(隣)ー

稲葉「毎度お馴染み。笑いと癒しを提供する古川稲葉と…」

禅「烏哭禅…と…」

紅菜「紅菜の…」

稲葉「電!」
紅菜「「脳!」」
禅「ラジオ…!」

稲葉「はい、電脳ラジオの時間よ。今日のゲストは悠とともき君に優希君よ。」
優希「あれ…こっち側?」

悠「優希ちゃん強化月間だからな」

ともき「止めきれなくなったらカバーは入るから。頑張ってくれ」

優希「なにされるんだ?!」

悠「なにもしないさ。ただ、優希ちゃんのエグい性癖とか普段絶対に誰にも言えない恥ずかしい奇行とかを暴露してもらうだけだ。」
優希「強化に繋がらないしそんなエグい性癖も奇行もとらねぇよ!」

悠「からの?」

優希「ねぇよ!」

悠「じゃあ、なにか暴露してくれ。」

優希「暴露してくれっていって暴露するバカがいますか?」

悠「少なくとも俺はそんな真似はしないな。」

優希「……」

ともき「すまん、少し意思の疎通が出来ない生き物なんだ」

悠「できるわい」

紅菜「とりあえず、ゲスト側で出てきてるけど強化しとく?」

優希「やるとかやらないの選択肢なのか?具体的にどうなるんだよ。」

悠「じゃあとりあえず、ビームとロケットパンチ撃てるようにしてください。」

優希「人をメカかなんかみたくいわんでくれ」

悠「じゃあ…プロペラタンクだけでも」

ともき「いい加減にしろよ」

悠「ダメかぁ…」

優希「いい要素が何一つないよ。だいたいやるっていってたらどうなるんだよ。」

悠「空さんに改造してもらう。」

優希「なまじ洒落にならないよな…」

悠「まぁ、流石にビームとかを撃つようには無理だと思うけど体内にプレートを仕込むくらいは手術でやってくれるはずだ」

優希「リアル!リアル過ぎて怖い。それならまだ突拍子もなくロボアームとかのが冗談で済むだろ!」

紅菜「よかったわね。日本刀で刺されても平気じゃない。」

優希「すいません、すいません?胸にプレートいれる方向で話を進めるの止めてください。」

悠「じゃあどこにいれたい?」

優希「手術する方向から離れろっての!」

悠「強化は改造だぞ?」

優希「……」

ともき「さて、そろそろ止めるか…。悠」

悠「あー?」

ともき「強化っていうのは別に肉体的にじゃなくても、優希君をメインで話せばいいんじゃないか?」

悠「目から鱗な提案だ。」

優希「一回眼科医ってくれ。」

紅菜「それで、どこまでが打ち合わせどうりだったの?」

悠「うん?」

ともき「カバーの件と最後に強化って~の件は打ち合わせ通りだ。」

優希「なに…おれ、からかわれてただけ?」

悠「いじり倒すっていっただろ!」

優希「殴りてぇ……。」

ともき「だろ?俺もけっこうそう思う時がある。」

悠「いっひっひ。とりあえず、優希ちゃんが怒ったところでラスタいくか。」

優希「えぇ…」

紅菜「ある意味精神は強化されるかもね」

ともき「それは俺が保証するよ」

稲葉「じゃ、今日の放送はここまでよ。メインパーソナリティは古川稲葉と」

禅「烏哭…禅で…お送り…しました。」
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