ー放送ー⚡電脳ラジオ(参)⚡7

ー稲葉の部屋(隣)(5/10/夕)ー
  
稲葉「新たな幕開けと共に爆笑と苦笑い、危ない病みつきが生まれる古川稲葉と…」

禅「烏哭禅…と…」

ゆうな「ゆうなとっ!」

ゆえ「ゆえと……」

優希「優希と」

貞子たん『貞子たんの……』

稲葉「電」

禅「脳」

ゆうな&ゆえ「「ラジオ(らじお……)!」」

貞子たん『さんっ~!』

優希「始まります」

稲葉「はい、電脳ラジオ(参)の時間よ。今日のゲストは黒奈ちゃんと白奈ちゃんとがりゅーちゃんと白嶺さんよ」

黒奈「今だ決めるぜ。黒奈です。」

白奈「稲妻シュート。白奈です。」

京「スーパー稲妻キック。己だ。」

詠子「キャプテン?私です。」

友利「ボールは友達。そしてボールは蹴るもの……つまりは友達は蹴るもの。お願いしますです!」

ゆえ「これ、けったらほたしのまけなぱたーん……?」

ゆうな「構わん!やれっ!」

ゆえ「むだぁっ……!」
ドガガッ!
友利「きめりゅーっ!」

ゆうな「なぁにやってるんですかねぇ。」

黒奈「ゴーサイン出したのはお前だろぉー」

ゆうな「イエア!!」

白奈「アメリカン…」

京「ボールは友達なのか」

詠子「そういうセリフがあるのよ。」

ゆうな「私もボール大好き。特に赤と白で……」

黒奈「モンスターボールだろ」

ゆうな「陰陽鬼神玉」

黒奈「予想外だ。」

京「己もボールは好きだぞ」

詠子「意外ね。……なんのボール?」

京「鉄球」

黒奈「どうするんだ、それ。」

京「手に持って、こう……鍛える」

白奈「すべてはそこに至る」

ゆえ「ぼーりんぐとかうまそう……」

黒奈「ピンが粉々になる落ちまで見えた」

ゆうな「そういえば達人は素手で鉱石を削って球にするっていうけど……」

京「時間はかかる。」

黒奈「できないじゃなくて、時間がかかるっていったな。」

白奈「腹の肉も削ってもらえば?」

黒奈「お前の命を削ってやる」

京「雉も鳴かずば撃たれまい」

ゆうな「さぁ、ロアタイムっ!」

詠子「信じようと、信じまいと―龍の伝承は世界中にある。炎を吐き、空を優雅に飛ぶ、幻獣の王の特徴は、しかしながら後から付け加えられたものだという。極最近見つかった龍の伝承の原型では、その特徴は驚くほど恐竜に合致している。人類が存在する遙か以前に存在した恐竜の特徴を、どうやって古代人は知ることが出来たのだろうか?」

ゆえ「ちょっかんとひらめき……」

ゆうな「素敵やん!それでは今日の質問に答えてのコーナー」

ゆえ「わーにんぐわーにんぐ……」

Warning!警告!Warning!警告!

ゆうな「『実在』の友は共に孤独である」

詠子「認識主体から独立して客観的に存在するとされるもの。実在は認識主体により生み出されたものと区別される。表象を変化させる働きをし、事物の背後にあるとされる、不変の実体を意味する場合もある」

黒奈「キチガイ哲学者の夢。」

ゆえ「もしだれかがげんえいをぶんせきじっけんしたならば、そのじっけんようるつぼのなかにさいごにのこるとのこるとおもわれるもの……」

京「空虚の核心。」

ゆうな「『本当に』は万物を運び去る。心までも。」

詠子「偽りや見せかけでなく、実際にそうであること」

黒奈「みたところ、どうやら。」

白奈「ホント」

ゆえ「うそじゃない……」

京「あった怖い話」

稲葉「それじゃあ今日の放送はここまでよ。メインパーソナリティは古川稲葉と」

禅「烏哭…禅で…お送り…しました。」
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