ｰ稲葉の部屋(隣)ｰ

稲葉「毎度お馴染み。笑いと癒しを提供する古川稲葉と…」

禅「烏哭禅…と…」

優希「千歳優希&…」

紅菜「紅菜の…」

稲葉「電！」
優希&紅菜「「脳！」」
禅「ラジオ…！」

稲葉「はい、電脳ラジオの時間よ。今日のゲストは本編からの新キャラである二人をすっ飛ばして雪之丞楓子ことデコちゃんよ。」

デコ「はじめましてっす。よろしくっすやよ。」

優希「あ、はじめまして。」

紅菜「よろしく。」

禅「よろ…しく…おね…がい…します」

稲葉「さてさて、さっそくだけど「やよ」「なよ」は口癖？」

デコ「自分京都と大阪を行き来して～～やと～～んよが混ざっちゃってこの癖がついちゃってるんっす。それを～～っすで直そうとしたら余計変になってしもたんやよ」

優希「それでたまに訛りがでてるんだ」

デコ「そうっす。」

稲葉「それじゃあ、趣味は？」

デコ「佩刀を磨いたり、色んな兵器の雑誌を読むことやよ。」

紅菜「かなり片寄った趣味なのね」

稲葉「みんな気になってる悠との関係と悠への評価は？」

デコ「師弟関係っす。評価は星三つやよ」

優希「ホテルかなにかか…」

稲葉「将来の夢は？」

デコ「え、えーと…そのぉ…」

ﾓｼﾞﾓｼﾞ…ﾓｼﾞﾓｼﾞ…

紅菜「急にしおらしくなったわね。」

優希「日本刀さえ携えて無かったら乙女なのにな…」

紅菜「ミニポニテの女剣士がﾓｼﾞﾓｼﾞしてるからいいんじゃない」

稲葉「それでそのﾓｼﾞﾓｼﾞしちゃう夢は何かしら」

デコ「そ、その…一番最初に……師匠の赤ちゃんをだっこしたいっす///」

稲葉「あらあら、まぁまぁ…」

優希「え、それって…」

紅菜「ここまで大胆なのもなかなかね」

デコ「さらに欲をいえば…毎日三人の健康を祈ったり、奥さんや師匠の手料理をご馳走になったり、お二人が出掛けたい時はお子さんを私が預かったりして…」

優希「ん？」

紅菜「んん？」

稲葉「……デコちゃん？」

デコ「はいなんやよ？」

優希「えと、悠の赤ちゃんをだっこしたいんだよな？」

デコ「はいっす。」

紅菜「悠さんと結婚したいのよね？」

デコ「な、ちが、違うっすよ！」

稲葉「どういうこと？」

デコ「ですか、将来師匠が奥さんを貰ってお子さんが出来たら、第三者の一番最初にだっこさせてほしいっす。それで、できたら師匠のSPに雇っていただいて末永師匠家族を守りつつ付き合っていきたいやよ」

優希「えと…？」

紅菜「稲葉さん」

稲葉「ちょっと待って、今禅くんが悠に連絡してるから」

禅「……繋…がり…ました」

悠『なんだ？』

稲葉「実はかくかくしかじかで…」

悠『あぁ…デコはな基本的には普通なんだが、一部頭がおかしいんだ気にすんな』

禅「っと…いう…ことです」

稲葉「じゃ、今日の放送はここまでよ。メインパーソナリティは古川稲葉と」

禅「烏哭…禅で…お送り…しました。」