ー放送ー⚡電脳ラジオ(仮)⚡3

ー稲葉の部屋(隣)ー

稲葉「毎度お馴染み。笑いと癒しを提供する古川稲葉と…」

禅「烏哭禅…と…」

優希「千歳優希&…」

紅菜「紅菜の…」

稲葉「電!」
優希&紅菜「「脳!」」
禅「ラジオ…!」

稲葉「はい、電脳ラジオの時間よ。今日のゲストはミハイル殿下とチコちゃんよ」

ミハイル「はっはは。ひれ伏せ愚民ども、世界の発明王ミハちゃんことミハイル・竜胆・八世だ。」

チコ「昨日とまったく同じことを言わないでください。」

ミハイル「お前の耳はフジツボか?」

チコ「そんな言い回しは初めてだわ…。目が節穴とかはきいたことあるけど……耳がフジツボって…キモチワル」

ミハイル「僕のつかみは昨日と違うぞ」

チコ「どこが?」

ミハイル「昨日は…」

『はっはは、ひれ伏せ愚民ども。世界の発明王ミハちゃんことミハイル・竜胆・八世だ』

ミハイル「っで、今日は」
『はっはは。ひれ伏せ愚民ども、世界の発明王ミハちゃんことミハイル・竜胆・八世だ。』

紅菜「同じじゃない」

ミハイル「よく見ろ「、」「。」が違うだろ」

優希「知るか!」

稲葉「今日ものっけから絶好調ね」

ミハイル「僕のようなパーフェクトな男は不調の時の方が少ないのだ。人よんでタイガー=ジェット=シンミハイル」

チコ「さすが頭がパーな男は違いますね!」

ミハイル「はっはは。焼き肉のタレも少しはわかってきたじゃないか……今、なにか余計な物がついて、必要な物が足りなくなかったか?」

チコ「気のせいです」

ミハイル「そうかならいい。」

稲葉「さて、最近はすっかり秋めいて来たわね」

ミハイル「そうだな。日本は四季が豊かでなかなかだ」

チコ「殿下の国は違うの?」

ミハイル「僕の国は気候のせいで一年中春だ。」

紅菜「常春の国なのね。」

優希「そういえばどこにあるんです?」

ミハイル「バミューダトライアングルのど真ん中だ。」

チコ「なにがあっても行きたくないですね。」

ミハイル「しかし、いい季節になった。」

チコ「無視だし…」

ミハイル「季節が変わると一句ひねりたくなってくるな」

チコ「じゃあ、秋でつくってみてくださいよ」

ミハイル「秋の夜それにつけても金のほしさよ」

チコ「え…?」

ミハイル「名月やそれにつけても金のほしさよ」

稲葉「スベスベマンジュウガニ」

ミハイル「スベスベマンジュウガニそれにつけても金のほしさよ」

チコ「アホなことは寝てから寝言でいってください」

ミハイル「はっはは。溢れる教養、足りない栄養」

優希「あれでしょうか…常春の国の国王は頭のなかも常春なんですか?」

ミハイル「あまり誉めるな」

優希「誰がじゃ」

チコ「ミハイル殿下を並の子供あつかいしない方がいいですよ。並の人間あつかいも」

ミハイル「どーゆー意味だ!」

稲葉「じゃ、今日の放送はここまでよ。メインパーソナリティは古川稲葉と」

禅「烏哭…禅で…お送り…しました。」
60/100ページ
スキ