ー放送ー⚡電脳ラジオ(参)⚡6

ー稲葉の部屋(隣)(1/31/夕)ー
  
稲葉「新たな幕開けと共に爆笑と苦笑い、危ない病みつきが生まれる古川稲葉と…」

禅「烏哭禅…と…」

ゆうな「ゆうなとっ!」

ゆえ「ゆえと……」

優希「優希と」

貞子たん『貞子たんの……』

稲葉「電」

禅「脳」

ゆうな&ゆえ「「ラジオ(らじお……)!」」

貞子たん『さんっ~!』

優希「始まります」

稲葉「はい、電脳ラジオ(参)の時間よ。今日のゲストは黒奈ちゃんと白奈ちゃんとがりゅーちゃんと白嶺さんよ」

黒奈「日蝕。黒奈です。」

白奈「月蝕。白奈です。」

京「月を喰らう。己だ。」

詠子「アストラルゲート。私です。」

友利「月の光を浴びてお仕置きしてほしいです!」

ゆうな「月の光の必要性は?」

友利「なんかムラムラしそうじゃないですか!」

ゆえ「ふんっ……!」
ズドッ!
友利「ぴぎぃっ!」

ゆうな「なぁにやってるんですかねぇ。」

京「ところで皆既月食ってなんだ?」

黒奈「そこからか」

詠子「月全体が地球の本影に入る現象のことよ。」

京「……」

ゆうな「頑張って理解しようとしているのはわかる。」

ゆえ「がんばれ、がんばれ……」

友利「伊東ライフですか!優しくヌキヌ…」

ゆえ「おらぁっ……!」
ドゴォッ!
友利「ぐぇぷっ!」

ゆうな「てめーはゆえを怒らせた。」

京「それで今日月食が見えるのか?」

詠子「見える、場所もあるわね。」

黒奈「雲が出てるからなぁ。」

ゆえ「つきにむらくも……」

京「花に風」

白奈「なにそれ」

黒奈「ことわざだろ…」

ゆうな「え?」

黒奈「え?」

ゆうな「あー、うん、そうそう。ことわざことわざ!」

黒奈「……なら意味を言ってみろ」

ゆうな「え?」

黒奈「意味を言ってみろ」

ゆうな「月を隠す雲や花を散らす風のよう に、好事には邪魔が入りやすく長続きしない」

黒奈「……」

白奈「あってんの?」

詠子「あってるわね」

黒奈「なんで諺ってことは知らないのに意味は知ってんだ!!」

ゆうな「カッコいい言葉だから!」

ゆえ「ちゅうにごころをくすぐるのさ……」

ゆうな「では、ロアタイムです!」

詠子「信じようと、信じまいと―目に見える人体のパーツは必ず一対になっている。手も足も耳も目も二つずつ対称についていて、口だけが例外だ。一方、人間の首の後ろには元々裂け目のような跡があり、胎内で成長する過程で消えてしまうことは余り知られていない。」

ゆえ「ついんまうす……」

ゆうな「二枚舌。それでは今日の質問に答えてのコーナー」

ゆえ「わーにんぐわーにんぐ……」

Warning!警告!Warning!警告!

ゆうな「『プラトン』の喜びは男のプライドを傷つけることである」

詠子「古代ギリシアの哲学者。ソクラテスの弟子にして、アリストテレスの師に当たる。」

黒奈「ソクラテスに関係あるのある。プラトニックス・ラヴというのは、性的不能の男と冷感症の女の愛を、馬鹿がそう呼ぶのである。」

白奈「ツープラントだ!」

ゆえ「なげおとす……!」

京「プロレス」

ゆうな「『拍手喝采』いるのだからインチキをやっているのに違いないのさ」

詠子「手をたたきながら、大声でほめたたえること」

黒奈「大衆が、自分たちをくすぐって笑わせ、むさぼる者たちに投げ与える銭。」

白奈「ブラボー、おー、ブラボー!」

ゆえ「しるばーちゃりおっと……!」

京「自己紹介恐縮の痛み。」

稲葉「それじゃあ今日の放送はここまでよ。メインパーソナリティは古川稲葉と」

禅「烏哭…禅で…お送り…しました。」
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