ー放送ー⚡電脳ラジオ(参)⚡6

ー稲葉の部屋(隣)(1/17/夕)ー
  
稲葉「新たな幕開けと共に爆笑と苦笑い、危ない病みつきが生まれる古川稲葉と…」

禅「烏哭禅…と…」

ゆうな「ゆうなとっ!」

ゆえ「ゆえと……」

優希「優希と」

貞子たん『貞子たんの……』

稲葉「電」

禅「脳」

ゆうな&ゆえ「「ラジオ(らじお……)!」」

貞子たん『さんっ~!』

優希「始まります」

稲葉「はい、電脳ラジオ(参)の時間よ。今日のゲストは黒奈ちゃんと白奈ちゃんとがりゅーちゃんと白嶺さんよ」

黒奈「銃殺。黒奈です。」

白奈「貴公の首は柱に吊るすのがお似合いだ。白奈です。」

京「生命の水。己だ。」

京「中道。私です。」

友利「首絞めプレイとは……白奈さんはマニアックですねぇ~。ちょっとやってみてくれませんか?」

ゆえ「……」
ガシッ、メキッ!
友利「ぐぇぇっ!」

ゆうな「なぁにやってるんですかねぇ。」

黒奈「首根っこ引っ付かんで持ち上げたぞ」

白奈「追跡者かな?」

京「首は弱点だしな」

ゆうな「黒奈のお腹は鉄壁なのにね。」

黒奈「あぁ?」

ゆえ「ぶあつい……」

黒奈「分厚くねぇ!!」

白奈「え?」

黒奈「え?」
ジャキンっ!
白奈「Ok、Ok、シスター、まずは話し合おう。その青龍刀をおいてくれ。」

詠子「どこから出したのかしら」

ゆうな「わりと拾えるものだから」

京「青龍刀って拾えるのか」

ゆえ「いろんなものがおちてるからね……」

黒奈「不思議なダンジョンか」

ゆえ「たべもりの、たべものおちてないかな……」

詠子「拾い食いはやめましょうね。」

ゆえ「おれさま、おまえ、まるかじり……!」

ゆうな「おぉっと、ゆえの魔生があふれ出してる」

京「魔生(ましょう)?」

ゆうな「魔生(ませい)、野生に似てる何か。噛みつくよ」

黒奈「止めろ」

ゆうな「甘噛みだから平気平気」

ゆえ「がおー……!」
はむはむ
白奈「おっ、ひゃ、ひゃっふい!」

ゆうな「ふふっ。はい、ロアタイム!」

詠子「信じようと、信じまいと―ある小さな田舎町へやって来た写真家のK氏はその夜、深酒の酔いを覚まそうと散歩に出た。大通りの交差点に差し掛かると、一人の若い女性が道端に花束を供えて熱心に拝んでいる。何故こんな時間に……と不思議に思い、K氏は声を掛けた。「失礼ですが、どなたが亡くなったんですか?」女性はうっすら微笑み、答えた。「明後日になれば解ります」その言葉の真意を知るのを恐れたK氏は、翌日その町を辞した……」

ゆえ「ふー、まんぞく……」

ゆうな「魔生やでぇ。それでは今日の質問に答えてのコーナー」

ゆえ「わーにんぐわーにんぐ……」

Warning!警告!Warning!警告!

ゆうな「『パイ』の食事はうまからずともほめて食うべし。」

詠子「小麦粉とバター などから作った生地(パイ生地)に、甘く煮た果実類や、ナッツ類、食肉類その他を 包み込むなどして、オーブンで焼き上げた料理あるいは菓子」

黒奈「消化不良という名の、死神先発隊。」

白奈「甘噛みってドキドキする。」

京「そうなのか」

ゆえ「かぷかぷしちゃうぞ……」

ゆうな「『篤信』が成功するたびに、私は少しずつ死んでゆく。」

詠子「信仰のあついこと」

黒奈「神への畏敬の念だが、これは神が人間に似ていると仮定してのことである。」

白奈「邪心崇拝」

ゆえ「くとるふいあいあ……」

京「神より自分を信じたい」

稲葉「それじゃあ今日の放送はここまでよ。メインパーソナリティは古川稲葉と」

禅「烏哭…禅で…お送り…しました。」
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