ー放送ー⚡電脳ラジオ(参)⚡6

ー稲葉の部屋(隣)(12/30/夕)ー
  
稲葉「新たな幕開けと共に爆笑と苦笑い、危ない病みつきが生まれる古川稲葉と…」

禅「烏哭禅…と…」

ゆうな「ゆうなとっ!」

ゆえ「ゆえと……」

優希「優希と」

貞子たん『貞子たんの……』

稲葉「電」

禅「脳」

ゆうな&ゆえ「「ラジオ(らじお……)!」」

貞子たん『さんっ~!』

優希「始まります」

稲葉「はい、電脳ラジオ(参)の時間よ。今日のゲストは黒奈ちゃんと白奈ちゃんとがりゅーちゃんと白嶺さんよ」

黒奈「ついに30日。黒奈です。」

白奈「あと1日。白奈です。」

京「鍛錬おさめ間近。己だ。」

詠子「すぐに鍛錬はじめが始まりそうね。私です。」

友利「大みそかから新年をまたいで合体……っていうのはどうでしょうかです?」

ゆえ「ゆかとがったいしてろ……」
ガシッ!どごっぉ!
友利「かべちゅっちゅ!」

ゆうな「なぁにやってるんですかねぇ。」

黒奈「一年通してホント変わらないやっちゃな。」

ゆうな「黒奈もね。」
さすさす
黒奈「おい、どこ撫でてる」

ゆうな「腹!」

黒奈「よし、戦争だ!ごらぁっ!」

ゆえ「しょうさかな……」

白奈「ああ、あれも太ってる」

黒奈「……」
スッ、ゴキッン!
白奈「げぎゃっ!」

ゆうな「喧嘩師の極み・絞め落とし」

京「やるなぁ」

詠子「今、普通にヤバい音したけど」

黒奈「寝正月になってしまえ」

ゆうな「永眠の可能性がある。」

京「絞め技は危険だ」

ゆえ「つまり、まじまのにいさんはきけん……」

ゆうな「知ってる」

黒奈「嶋野の狂犬って字面がすでにヤバい」

詠子「狂犬だものね。」

ゆうな「私の愛馬は狂犬です」

黒奈「馬なのか犬なのか」

ゆうな「犬の頭に馬の身体」

ゆえ「んー、つよそう……?」

ゆうな「いや、弱そう」

黒奈「自分でいいだしといてそれかよ」

ゆうな「ではでは、ロアターーイムッ!」

詠子「信じようと、信じまいと―「人間蒸発」という流行語が誕生するほど、昭和42年ごろ、日本経済高度成長時の反動として仕事から逃げるように人が突然いなくなってしまう失踪事件が問題になっていた。だが、自衛隊ジェット機がまるで突然パイロッがいなくなってしまったが如く操縦不能状態になり墜落した事故が起きてから怪しげな噂が広がり始めたそうだ。その噂とは、失踪ではなく本当に人が消えてしまってる……というものだった。にわかには信じがたい荒唐無稽な噂だが、物証として新聞記者が撮ったという人間消失の連続写真が実在するとも言われ肯定するものも少なくは無い……」

ゆえ「どっじゃーん……」

ゆうな「挟み込んだ。それでは今日の質問に答えてのコーナー」

ゆえ「わーにんぐわーにんぐ……」

Warning!警告!Warning!警告!

ゆうな「『我慢』の食事はうまからずともほめて食うべし」

詠子「強い自己意識から起こす慢心のこと」

黒奈「凡人が恥ずべき成功をおさめる下賤な美徳。」

ゆえ「うけただめーじをにばいにしてかえす……」

京「解放」

ゆうな「『悲観主義』が成功するたびに、私は少しずつ死んでゆく」

詠子「ペシミズム(pessimism)の訳語の一つ。厭世観(えんせいかん)とも言う。語源はラテン語で最悪のものを意味する pessimum に由来する。」

黒奈「案山子のような見せかけの希望と、ミルに耐えない作り笑いを浮かべた楽観主義者が、うんざりするほど横行しているため、それを見ている者の信念にいやおうなしに押し付けられる人生観」

白奈「悲観はいかん」

ゆえ「ゆうくんにんぎょうはあげられないなぁ……」

京「欲しい」

稲葉「それじゃあ今日の放送はここまでよ。メインパーソナリティは古川稲葉と」

禅「烏哭…禅で…お送り…しました。」
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