ー放送ー⚡電脳ラジオ(仮)⚡3

ー稲葉の部屋(隣)ー

稲葉「毎度お馴染み。笑いと癒しを提供する古川稲葉と…」

禅「烏哭禅…と…」

優希「千歳優希&…」

紅菜「紅菜の…」

稲葉「電!」
優希&紅菜「「脳!」」
禅「ラジオ…!」

稲葉「はい、電脳ラジオの時間よ。今日のゲストは悠と霊夢さんと萃香ちゃんよ」

萃香「うぅ…」

悠「既になんか酔って出来上がってる人いますよ」

優希「人っていうか鬼…」

萃香「酔ってねぇよ…例え酔ってたとしても…いい酔いだよ」

優希「なんか似たようなセリフを聞いたことあるんだけど」

悠「誰がそんなこといってんだよ。」

優希「アンタだよ!」

悠「わぁお」

霊夢「……」

紅菜「えと、なんでさっきか黙ってるの?」

霊夢「へ?ここに座ってお茶飲んでたら、食べ物が貰えてお賽銭がざくざく入るって聞いたんだけど」

優希「いやいや…そんな馬鹿な」

萃香「私はここに座ってたらお酒がいくらでも飲めるってきいてきたぞぉ」

悠「お前はもう飲むな」

萃香「酔ってねぇよ。例え酔っていたとしてもそれは酒から来てんじゃないよ!」

悠「アルコールに酔わず何に酔ってんだよその方が怖えぇよ」

稲葉「盛り上がってきたわね」

優希「どのへんが!?」

霊夢「そんなに気に入ったらなあげるわよ」

萃香「優しくしてくれ」

悠「水をぶっかけたろうか」

稲葉「それより、最近だと夏休みにラジオ体操でやらないらしいわね」

優希「話の変え方がごり押しだし、今さら夏休みにの話ですか…」

悠「ラジオ体操か…なつかしいな…最終的に超合体するんだよな」

優希「なんの戦隊ものの話ですか?」

霊夢「ラジオ体操ってなに?

悠「ラジオの掛け声にあわせて、体操するんだよ」

稲葉「ちょうどあるからかけてみましょうか。はい、皆もいっしょにやるのよ」

『手を大きく広げて深呼吸』

悠「すっ…はぁ…」
優希「すっ…はぁ…」
紅菜「すっ…はぁ…」
霊夢「すっ…はぁ…」
萃香「すっ…ぅっ…ぇ…」

悠「お前はやるな!!」

『呼吸を整え東を向き精神を集中』

悠「?」
優希「?」
紅菜「?」
霊夢「はぁぁ…」

『空中に五茫星を描き「ヤハウェ」と唱えよう』

悠「??」
優希「??」
紅菜「??」
霊夢「ヤハウェ!」

『いでよ魔王アスタロト!』

悠「なんの体操だ!」

優希「悪魔召喚しちゃったよ」

霊夢「いでよ魔王アスタ…」

優希「貴女は本当に召喚できそうだからやっちゃだめー!」

稲葉「最近のラジオ体操はユニークね」

紅菜「ユニークで済ませますか?」

稲葉「じゃ、今日の放送はここまでよ。メインパーソナリティは古川稲葉と」

禅「烏哭…禅で…お送り…しました。」
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