ー放送ー⚡電脳ラジオ(仮)⚡3

ー稲葉の部屋(隣)ー

稲葉「毎度お馴染み。笑いと癒しを提供する古川稲葉と…」

禅「烏哭禅…と…」

優希「千歳優希&…」

紅菜「紅菜の…」

稲葉「電!」
優希&紅菜「「脳!」」
禅「ラジオ…!」

稲葉「はい、電脳ラジオの時間よ。今日のゲスはミハイル・竜胆よ」

ミハイル「ハッハッハ。殿下で構わないぞ。……今、ゲスっていわなかったか?」

稲葉「気のせいですわ」

ミハイル「なぁんだそうか。」

優希「うわぁ、やりずらい…」

紅菜「今回は任せるわね」

優希「今回「も」だし任せるな!」

ミハイル「なんだ、前のメンツと違うじゃないか」

優希「遅っ…」

稲葉「揺光と貞子たんは休眠に入ったのよ」

優希「休眠ってのもどうなんですかね…熊や蛇じゃあるまいし…」

ミハイル「けど、僕も経験があるぞ。眠たくなって寝たら八時から八時になってたくらいだ」

紅菜「朝の八時から夜の八時?」

ミハイル「月曜の八時から月曜の八時だ」

優希「一週間寝っぱなしかい」

ミハイル「子供は寝ると育つというからな」

紅菜「……」

優希「どうした?」

紅菜「いま、口を開くとあらゆる皮肉を放出しそうだわ」

ミハイル「ひき肉というものは食ったことあるけど、皮肉はどんなものだろうな。焼き鳥の皮のようなものだろうか」

優希「皮肉も通じなそうだぞ」

ミハイル「出されたら食うぞ」

優希「話が噛みあわないなぁ」

ミハイル「やはり皮はよく噛んで食べないとな」

優希「……助けてください」

稲葉「殿下、すこしいいかしら?」

ミハイル「なんだ。」

優希「あれ…話通じてる…」

禅「人を…おちょくる…のが…彼の…趣味…なんですよ…」

紅菜「はた迷惑な趣味ね」

ミハイル「ハッハッハ。そんなに誉めるな。」

優希「誉めてねぇよ。」

紅菜「どうしょう…本気でイライラする」

ミハイル「なんだ、カルシウム不足か?若いのにいかんなぁ、どれ何処かに骨格標本でもないか?」

優希「骨食えと!?」

ミハイル「昔はミイラを粉にして薬として売っていたそうだ」

優希「今する話じゃないよな?」

ミハイル「知るか。」

優希「やりにくい…本当にやりにくい…」

紅菜「稲葉さん、お願いですから悠さんか誰か呼んでくれませんか?」

ミハイル「ふん、あんなボンクラが来てもどうと言うことはない」

悠「……」

ミハイル「最近、悠の雌が出てきたそうだが、そんなボンクラの女バージョンもさぞボンクラだろうな」

悠(女)「……」

優希「し、しむら~後ろ~」

ミハイル「ん?」

悠「ミハイル…ちょっと話しようぜ」

悠(女)「だな。あーしも色々話したいし」

ミハイル「さらばだ!」

悠「逃がすか!」
悠(女)「逃がすか!」

優希「……いっちゃいましたね」

稲葉「じゃ、今日の放送はここまでよ。メインパーソナリティは古川稲葉と」

禅「烏哭…禅で…お送り…しました。」
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