ー放送ー⚡電脳ラジオ(参)⚡5

ー稲葉の部屋(隣)(10/13/夕)ー
  
稲葉「新たな幕開けと共に爆笑と苦笑い、危ない病みつきが生まれる古川稲葉と…」

禅「烏哭禅…と…」

ゆうな「ゆうなとっ!」

ゆえ「ゆえと……」

優希「優希と」

貞子たん『貞子たんの……』

稲葉「電」

禅「脳」

ゆうな&ゆえ「「ラジオ(らじお……)!」」

貞子たん『さんっ~!』

優希「始まります」

稲葉「はい、電脳ラジオ(参)の時間よ。今日のゲストは黒奈ちゃんと白奈ちゃんとがりゅーちゃんと白嶺さんよ」

黒奈「ケーキ。黒奈です。」

白奈「パイ。白奈です。」

京「タルト。己だ。」

詠子「プティング。私です。」

友利「女の子は洋菓子のように甘いといわれていますです。試しにひとくち舐めていいですか?」

ゆえ「じぶんのうででもなめてりゃいい……。」

友利「人の身体を舐めないとダメなんです!ペロペロさせてくださいです!」

ゆえ「うっとおしいわいっ……!」
ガィン!
友利「ぽぎゃん!」

ゆうな「なぁにやってるんですかねぇ。」

ゆえ「ようがしとかってくろなだとむさぼりたべるよね……」

黒奈「そりゃ、お前だろ!」

ゆえ「はい……」

白奈「認めるのが早い」

ゆえ「なんでもたべるよ……!!」

詠子「洋菓子に限らずなのね。」

ゆえ「どくがあるものとかはたべないけどね……」

白奈「仮に毒を解毒する力があれば?」

ゆえ「どくがあってもたべるよ……!!」

黒奈「食べるなよ」

詠子「コアラみたいね。」

京「なんでコアラ?」

詠子「コアラが食べるユーカリの葉には毒があるのよ。だから虫や他の動物は食べないけど、コアラは食べるのよ。」

京「毒が効かないのか」

ゆうな「正確に言うと盲腸で発酵させることでユーカリの毒素を分解して、消化吸収するの。コアラの盲腸の長さは2mあるよ。」

黒奈「長い」

白奈「お腹の中は胃腸でたっぷり」

京「すごいな」

ゆうな「でも、コアラが常食する食物には栄養に乏しく活発な行動をするためのエネルギーを得ることができないから、一日のうち18~20時間を眠って過ごすことで、エネルギーを節約してるんだよ。」

白奈「食っちゃ寝を体現してるなぁ」

黒奈「ナマケモノレベル」

ゆうな「では、ロアタイム」

詠子「信じようと、信じまいと――1914年5月23日、有名な曲芸飛行士ギュスタフ・ハメルがイギリスのヘイドン飛行場で催される航空ショーに出場するためフランスのブローニュ近郊から飛び立った。天候、視界ともに絶好の飛行日和だった。しかしハメルは永遠にヘイドン飛行場に到着することはなかった。ブローニュからヘイドンまでドーバー海峡を越えてわずか15分ほどの行程で何があったのか。いまなお正真正銘の消失事件として記録されている……。」

ゆえ「どっじゃーん……」

ゆうな「いともたやすくおこなわれるえげつないこうい。それでは今日の質問に答えてのコーナー」

ゆえ「わーにんぐわーにんぐ……」

Warning!警告!Warning!警告!

ゆうな「『頑固』の小さな不幸せは、我々が大きな不幸を乗り越えていくのを助けてくれる」

詠子「かたくなで、なかなか自分の態度や考えを改めようとしないこと」

黒奈「われわれの堂々とした力強い主張によって明白であるために、かえって真実がよく呑み込めない。」

白奈「頑固おやじ」

ゆえ「がんこちゃん……」

京「頑固餅」

ゆうな「『時折』は農薬を生み出すが、それを使うなとは言ってくれない」

詠子「頻度がかなり低いさま」

黒奈「長過ぎたり、短すぎたりする品保で我々を悩ませる。」

白奈「ときどき」

ゆえ「たまたま……」

京「ときたま」

稲葉「それじゃあ今日の放送はここまでよ。メインパーソナリティは古川稲葉と」

禅「烏哭…禅で…お送り…しました。」
58/100ページ
スキ