ー放送ー⚡電脳ラジオ(参)⚡5

ー稲葉の部屋(隣)(9/28/夕)ー
  
稲葉「新たな幕開けと共に爆笑と苦笑い、危ない病みつきが生まれる古川稲葉と…」

禅「烏哭禅…と…」

ゆうな「ゆうなとっ!」

ゆえ「ゆえと……」

優希「優希と」

貞子たん『貞子たんの……』

稲葉「電」

禅「脳」

ゆうな&ゆえ「「ラジオ(らじお……)!」」

貞子たん『さんっ~!』

優希「始まります」

稲葉「はい、電脳ラジオ(参)の時間よ。今日のゲストは黒奈ちゃんと白奈ちゃんとがりゅーちゃんと白嶺さんよ」

黒奈「ツチノコ。黒奈です。」

白奈「ネッシー。白奈です。」

京「ビバゴン。己だ。」

詠子「モスマン。私です。」

友利「裸の女性のUMAっていませんですかね。」

ゆうな「それはUMAちゃう。痴女や。」

友利「見たいです。っていうか、もうUMAとかでなくていいので裸が見たいです!裸がっ!!」

ゆえ「すもうでもみてろ……!」
スパアァン!
友利「はりてっ!」

ゆうな「なぁにやってるんですかねぇ。」

黒奈「裸にひんむいて四方を鏡で囲ってどっかに閉じ込めとけばいいんじゃないか?」

白奈「ガマの油とり?」

ゆうな「違う汁ならいっぱいとれそう」

ゆえ「いらない……」

京「ガマの油って効果はあるのか?」

詠子「あるといえばあるわね。」

ゆうな「カエルすげぇー!」

詠子「ただ、正確に言うと油じゃなくてガマガエルの目の後ろに長い隆起があって、そこから出る白い毒液を分泌するの。これを蟾酥(センソ)っていうのだけど、この分泌液は、麻酔作用と血管収縮作用があると言われているわ。」

ゆえ「どくどく……」

黒奈「なんかカエルが怖くなってきた」

詠子「それに薬草、動植物油脂や辰砂を配合して作ったものを蟾酥(センソ)膏(ガマの油)と言ってたのよ。漢字の「蟾酥(センソ)」の「蟾」はヒキガエル、「酥」は牛や羊の乳から取る脂肪や、それに類似するもののことね」

京「つまり毒なのか?」

詠子「薬も過ぎれば毒、逆に毒も薬になるっていうでしょ。血止めの薬としては十分効果があったんじゃないかしら。」

ゆえ「でもいまはふつーにかがくでおぎなえる……」

詠子「そうね。衛生的にも成分的にもそっちの方が安全だし」

黒奈「……あれ、ならたまーーに見かけるガマ油って?」

詠子「ガマ油が入ってるか入ってないかっていうのなら、入ってはいないわね。ただ薬用成分としてはガマ油に準ずるもので作られているわね。」

白奈「名前だけってことか」

黒奈「そりゃまぁしっかりガマ油入ってますってのも嫌だけどな」

ゆうな「では、ロアタイーム!

詠子「信じようと、信じまいと―埼玉県の研究室で伝染催眠術の実験が行われた。これは、催眠に掛けられた人間が他の人に再び催眠を掛け、それを人々に広めると言うものだ。実験では、一人にパソコンがあると思い込ませて掲示板に、書き込みをさせ、別の一人を部屋に入れ感染させてそれを読み取らせることに、ほぼ成功したという。しかし同時刻に、実際の掲示板にもそれと同じ書き込みがされていた。催眠はどこまで広まったのか?」

ゆえ「へぶんずどあー……!

ゆうな「記憶を書き換える!それでは今日の質問に答えてのコーナー」

ゆえ「わーにんぐわーにんぐ……」

Warning!警告!Warning!警告!

ゆうな「『貴族』は素晴らしい楽器である。 恋がその弓で、男がその演奏者である」

詠子「特権を備えた名誉や称号を持ち、それ故に他の社会階級の人々と 明確に区別された社会階層に属する集団」

黒奈「自ら進んで社会的栄誉を背負い、上流生活を耐え忍ぼうという野望を抱いた裕福なアメリカの娘のための、天の配剤。」

白奈「貴族探偵」

ゆえ「よんまきぞく……」

京「手ごわい」

ゆうな「『雑音』がいつか出会う災いは、 おまえがおろそかにしたある時間の報いだ」

詠子「不規則で不愉快に感じられる音」

黒奈「耳への悪臭。」

白奈「野坊主な音楽。」

ゆえ「ぶんめいのしゅさんぶつで……」

京「文明の確証。」

稲葉「それじゃあ今日の放送はここまでよ。メインパーソナリティは古川稲葉と」

禅「烏哭…禅で…お送り…しました。」
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