ー放送ー⚡電脳ラジオ(参)⚡4

ー稲葉の部屋(隣)(8/11/夕)ー
  
稲葉「新たな幕開けと共に爆笑と苦笑い、危ない病みつきが生まれる古川稲葉と…」

禅「烏哭禅…と…」

ゆうな「ゆうなとっ!」

ゆえ「ゆえと……」

優希「優希と」

貞子たん『貞子たんの……』

稲葉「電」

禅「脳」

ゆうな&ゆえ「「ラジオ(らじお……)!」」

貞子たん『さんっ~!』

優希「始まります」

稲葉「はい、電脳ラジオ(参)の時間よ。今日のゲストは黒奈ちゃんと白奈ちゃんとがりゅーちゃんと白嶺さんよ」

黒奈「サーベルタイガー。黒奈です。」

白奈「コモドドラゴン。白奈です。」

京「パンダ。己だ。」

詠子「カバ。私です。」

友利「ケモノは居ても」

ゆうな「のけ者はいない。」

ゆえ「じゃぱりぱーく……」

友利「ケダモノに襲われたいです!」

ゆえ「おめーがけだものだよ……」
ゲシッ!
友利「きゃいーん、きゃぅーん!」

ゆうな「なぁにやってるんですかねぇ。」

白奈「今、自分から足に突っこんでいった」

ゆえ「もうただなぐられるだけじゃなく、いちばんいいかくどにあたりにくる……」

黒奈「ゾッとする。」

ゆうな「じゃあ、怖い話しようか!」

黒奈「……」
ぐりぐりっぐりぐりっ
デモン『……』
ゆうな「ぐりぐり、いやーん」

詠子「爪の先ほども触れさせてないけどね」

京「鉄壁だな」

ゆうな「私からはガンガン触れるけどね!ガンガン!」
わしゃわしゃっ!
黒奈「うぜぇっ!」

ゆうな「……」
ぷにぷにぷにぷに!
黒奈「腹をつつくな!」

ゆうな「やめられない、止まらない!」

友利「うへへっ!」

ゆえ「はいぱーぼっ……!」
ドッゴォ!
友利「ぐえぇっ!」

詠子「常人なら間違いなく死んでるわね」

京「首をしっかり鍛えてないとダメだな」

ゆうな「首かぁ」
ぷにん!ぷにん!
黒奈「いい加減にしとかないと本気でその指をへしるぞ!」

ゆうな「ひとのぬくもりを感じる優しい感触なのに」

白奈「贅のかぎりをつくした肉」

黒奈「……」
ゴォッ!
白奈「ぶがぁっ!」

京「顔の中心を穿ったな。」

ゆうな「恐ろしい。はい、ロアタイムだぁー!」

詠子「信じようと、信じまいと―スペインの漁師町で1970年頃、真っ赤なレインコートを着込んだ女が嵐の日に決まって現れたと言う。その行動の突飛さから、町では彼女のことを知らない者は居なかったのだが、その顔を見た者は誰一人として居なかった。ある嵐の日、漁師の一人がその女を見つけ、危ないのでと注意しようと引き止めると、なんと中に体は無く、コートだけが地面に崩れたという」

ゆえ「あんこくくうかんにひきづりこんでやる……」

黒奈「ヴァニラ」

ゆうな「イギーーーー!それでは今日の質問に答えてのコーナー」

ゆえ「わーにんぐわーにんぐ……」

Warning!警告!Warning!警告!

ゆうな「『海泡石』のまわりには二種類の人間がいる。敵か味方だ。」

詠子「マグネシウムを含む含水珪酸(けいさん)鉱物」

黒奈「海=Meerの泡=Schaumなので、本当に海の泡からできた石だと多くの人に誤解されている。」

京「実際はなんだ?」

ゆえ「けいさんこうぶつ、つまりきめのこまかなしろいねんど……。」

ゆうな「『虚言癖』が誕生の日の受け取る人生は真の人生の前渡しに過ぎず、真の人生は我々が一人で見つけねばならない」

詠子「どうしても嘘をついてしまう人間の性質をあらわす専門用語」

黒奈「サイコパス」

白奈「黒奈?」

黒奈「ふんっ!」
ズドッ!
白奈「ぐっぇ!」

ゆえ「たかなしゆうとかいてきょげんへきともよむ……」

京「優しい嘘つきだ。」

稲葉「それじゃあ今日の放送はここまでよ。メインパーソナリティは古川稲葉と」

禅「烏哭…禅で…お送り…しました。」
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