ｰ稲葉の部屋(隣)ｰ

稲葉「毎度お馴染み。笑いと癒しを提供する古川稲葉と…」

禅「烏哭禅…と…」

揺光【揺光&…】

貞子たん『貞子たんで』

稲葉「電！」
揺光&貞子たん【『脳！』】
禅「ラジオ…！」

稲葉「はい、電脳ラジオの時間よ。今日のゲストは、みんなと一緒にご飯を食べなくて、あとで「呼べよ！」っていうのが芸のひとつの悠と、実はシュールなボケもできるようになってきたともきくんよ。」

悠「そんな芸もって無いよ！っか、なに、もしかして俺の知らないところで皆で盛り上がって食事したりしてるのか？！俺、ハブられてるの！？」

ともき「のっけから辛辣な事実で始まったな」

悠「ホントに知りたくなかったよ。」

稲葉「やぁね、ちょっとした冗談よ」

悠「お前、これでも結構傷つきやすいからな」

稲葉「じゃあ、今日のトークに入りましょうか」

悠「えー…」

ともき「生々しいからリアルに聞こえるよな」

悠「うー…」

稲葉「もう、わかったわ。今日のトークは悠の自由にしてくれていいわよ。」

悠「やったー！」

ともき「単純だな！っか、お前たいていフリートーカーだろ。」

悠「じゃあ、久々に…小鳥遊悠のヨダレの出る話～。」

ともき「初めてじゃね！？」

悠「こまけぇこたぁいいんだよ。」

禅「自由…炸裂…ですね」

悠「それじゃあ、聖地巡礼食ヴァージョンの話をしようかな」

ともき「聖地巡礼食ヴァージョン？」

悠「いきつけのチェーン店の聖地、すなわち「本店」や「一号店」での食事だ」
稲葉「悠の事だから高級店の話をするのかと思ってたわ。」

悠「高い店もいいがやっぱり庶民の味方のチェーン店だろ。」

ともき「それで何処に行ったんだ。」

悠「餃子の王将だ。ちなみに王将の場合は正確には「本店」じゃなく「一号店」。京都の四条大宮駅のすぐそばにある。そこでチュードンイー、コーテルイーガーを食べることにしたんだ。」

ともき「え？」

悠「あぁ…中華飯と餃子を各1のことだ厨房内だとそういう風に呼ぶんだ。しばらく通うとたいていのメニューは覚えるぞ」

ともき「マジか…」

悠「まぁ、そんなわけで久々に四条大宮交差点にいくと、四階だての自社ビルにドーンと構える王将一号店。昔見たときこんなデカかったとおもったがつい最近改装したらしい。そして東京人なら驚く、王将なのに行列してない風景」

稲葉「あら、どうして？」

ともき「関西の店は収容人数が多いんだよたしか」

悠「で、店に入ろうとした俺の目にまず飛び込んできたのがなんと石碑」

創業昭和四十二年十二月二十五日

餃子の王将発祥の地

ともき「石碑まであるんだ」

悠「宇都宮駅前の餃子像に触発されたのかもな…」

ともき「餃子像？」

悠「あぁ、ちなみ…」

稲葉「残念だけど時間よ」

ともき「店の中にもはいれてないぞ！？」

悠「次回だな」

稲葉「じゃ、今日の放送はここまでよ。次回は学校外組。メインパーソナリティは古川稲葉と」

禅「烏哭…禅で…お送り…しました。」