ー放送ー⚡電脳ラジオ(参)⚡4

ー稲葉の部屋(隣)(6/16/夕)ー
  
稲葉「新たな幕開けと共に爆笑と苦笑い、危ない病みつきが生まれる古川稲葉と…」

禅「烏哭禅…と…」

ゆうな「ゆうなとっ!」

ゆえ「ゆえと……」

優希「優希と」

貞子たん『貞子たんの……』

稲葉「電」

禅「脳」

ゆうな&ゆえ「「ラジオ(らじお……)!」」

貞子たん『さんっ~!』

優希「始まります」

稲葉「はい、電脳ラジオ(参)の時間よ。今日のゲストはマリアちゃんと梔さんとデコちゃんよ」

マリア「着物美人。私です。」

梔「祇園精舎の鐘の声。私どす」

楓子「諸行無常の響きやよ。私ですやよ。」

友利「うなじが美味しそうです!美味しそうです!!」

ゆえ「らいじんけん……」
パキンッ!
友利「びりゃっと!」

ゆうな「なぁにやってるんですかねぇ。」

梔「今年は梅雨らしいない梅雨どすね。」

楓子「局地的には雨は降っているらしいですやよ」

マリア「もはや日常のひと幕というレベルでスルーしていますね。素敵です。」

梔「それにしてもマリアちゃん」

マリア「はい、マリアです」

梔「この金髪部分は地毛なんでっしゃろ?」

マリア「はいでござんす」

楓子「ござんす?」

梔「綺麗やわぁ。まるで金糸みたいどす。」

マリア「……私、なにかに目覚めそうです」

ゆうな「有り有り」

ゆえ「ありーぶぇるち……」

マリア「こほん」

楓子「ぽそぽそ(梔師範は金髪が好きなんですやよ。お家で染めるのを禁止されていたのでやよ)」

マリア「なるほど。」

ゆうな「梔さんの髪も綺麗だけどね」

ゆえ「そーぜつに……」

梔「嬉しいわぁ。せやけどうちは……紫とか金色とかに染めたかったどす」

マリア「金髪はともかく紫ってめっちゃ難易度高い色ですね。」

梔「紫って綺麗やない?」

マリア「そら綺麗ですけど、おば…」

梔「昔、柏ちゃんに話したら大阪のオバハンかよって言われてカッとなってしもたことがあってねぇ」

楓子「人間が吹っ飛ぶのは何度か見たことありますがあの柏さんが吹っ飛んだのはびっくりしましたやよ」

マリア「んんっ、セーフ!」

ゆえ「せーふ……」

ゆうな「ふっ飛ばしたの?」

梔「ややわぁ。正確に言うたらちょっと頭をこぉんってしただけどす」

楓子「小鳥遊流【落世】が完全に決まってましたやよ」

梔「……ほほほっ」

マリア「らくせっていうのは?」

楓子「ほんらいは敵が打ち出してくるパンチなどに合わせ右手で相手のアゴ、左手で首の後ろを押さえこんで下へと投げ落とすやよ。」

ゆえ「かうんたーしきのなげわざ……」

楓子「師範レベルになると投げるというよりは落とすですやよ。」

梔「楓子ちゃん、もうそのあたりで…」

楓子「まだまだ武勇伝を語れますやよ!!」

梔「武勇伝とちゃいますから語らんといてぇ~」

マリア「タツジン。それでは本日の世界のゲテモ……食べちゃダメのコーナー!」

ゆうな「ぴゅーぴゅー」

ゆえ「ぱふぱふーぱふぱふー……」

マリア「本日紹介するのは……ヨウシュヤマゴボウ」

ゆうな「ゴボウ」

ゆえ「こりこりしてそう……」

梔「ヤマゴボウと似とるんどすね。」

マリア「イエスです。地下部はすべて有毒なのでほんと注意です」

稲葉「それじゃあ今日の放送はここまでよ。メインパーソナリティは古川稲葉と」

禅「烏哭…禅で…お送り…しました。」
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