ー放送ー⚡電脳ラジオ(仮)⚡3

ー稲葉の部屋(隣)ー

稲葉「毎度お馴染み。笑いと癒しを提供する古川稲葉と…」

禅「烏哭禅…と…」

揺光【揺光&…】

貞子たん『貞子たんで』

稲葉「電!」
揺光&貞子たん【『脳!』】
禅「ラジオ…!」

稲葉「はい、電脳ラジオの時間よ。今日のゲストはそこで捕獲してきた鈴猫さんよ」

鈴猫「おかしい…私、お店に帰ってたはずなのに」

禅「鈴猫…さん…細かい…事…ですよ…。気にしたら…負け…です」

鈴猫「こ、細かい事?」

稲葉「そうよ。ただちょっとアブダクション(誘拐)しただけじゃない。」

鈴猫「あぶだくしょん?」

稲葉「……」
禅「……」

鈴猫「え、な、なに?」

稲葉「参ったわね。ツッコミレベルが低いわ」

鈴猫「それ…悠にもいわれたわ…」

禅「では…今日は…ツッコミが…あまり…いらない…トークで…いき…ますか」
鈴猫「は、はぁ…」

稲葉「私最近、変わった飲み物を買うのが趣味なんだけど…」

鈴猫「あ、コンビニとかにあるやつね。」

稲葉「そうなの。それで、鈴猫さんはどういうときに感じるの?」

鈴猫「……飲み物の話は?!っていうか、感じるってなんのこと!」

稲葉「冗談ですわ。クスクス」

鈴猫「……」

稲葉「それで、今日はいくつか買ってきてあるんだけど良かったら飲んでみてくれない」

鈴猫「喉乾いてたからうれしいかも。いただきます」

禅「では…遠慮…なく」

ゴク…どろっ…

鈴猫「こえあに(これなに)?」

稲葉「純粋ハチミツ。ハチミツ100%飲料。甘さがのどにからみつわよ」

鈴猫「ケホケホ…甘…しかもドロドロこんなの飲めな…」

禅「ゴクゴクゴク……」

鈴猫「うわぁ…飲み干してる」

禅「いけ…ますね…これ」

稲葉「喜んでもらえたなら嬉しいわ」

禅「どこで…購入…したのか…詳しく…教えて…ください」

鈴猫「私はごちそうさまで」

稲葉「あら、お口に合わなかったかしら」

鈴猫「何て言うか甘さとドロリ感が喉を通らなくて」

稲葉「ならお皿に移して舐めとってみる?」

鈴猫「なにがどうなったらそういう解釈になったの!?」

禅「ツッコミ…が…レベル…アップ…しましたね」

稲葉「絵的にエロイかなって」

鈴猫「意味がわからないよ…」

稲葉「じゃあ、もうこれは飲まない?」

鈴猫「え、あーうん。」

稲葉「売っていい?」

鈴猫「なにを?」

稲葉「だから、この鈴猫さんが口をつけて、唾液がたっぷり染み込んだハチミツをよ。千円くらいからオークション方式で」

鈴猫「やめて!!」

稲葉「あら、残念。」

鈴猫「考えが怖い…」

禅「はは…冗談…ですよ」

鈴猫「はあぁ…疲れるなぁ」

稲葉「じゃ、今日の放送はここまでよ。メインパーソナリティは古川稲葉と」

禅「烏哭…禅で…お送り…しました。」
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