ー放送ー⚡電脳ラジオ(仮)⚡3

ー稲葉の部屋(隣)ー

稲葉「じゃあ、続けていくわね。」

悠「彗星の如く進めていくな。」

ともき「次彗星ったら肩パンな」

悠「あ、水性ペンが…」

ガスッ!

ともき「稲葉、進めてくれ。」

悠「ぐおぉ…水性ペンが肩に…肩にぃ…」

梓「ともきもドンドンアクティブになってくな…」

稲葉「それじゃ場も温まったところで…」

禅「ラジオ…ネーム…少女A…さんから」

稲葉「『赤ちゃんてどうやってうまれるんですか?』って…」

揺光【まず、男性…】

梓「揺光さん、少し静かにしてください。」

ともき「ここは経験豊富な悠の出番かな。」

悠「ふむ、フェイスハガーって生物が顔に張り付いて首を尻尾で締め付けて意識を失ったときに口からお腹に卵を産み付ける。その卵は寄生主を栄養として十分成熟したら中の幼体は…」

ともき「って、うおぉい!」

梓「なにいってるんだお前は!」

悠「嘘じゃないぞ?ちゃんとした赤ちゃんだろ。」

ともき「それはエイリアンのだろ!なんでそんな恐ろしい赤ちゃんの誕生の仕方を教えるんだよ」

悠「しかしなぁ、揺光と同じことしか言えんぞ」

梓「もうちょい別の言い方とかあるだろ」

悠「……ポコペン、ポコペンいいながら口から…」

ともき「コラー!どこのピッコロ大魔王だよ!」

稲葉「少女Aさん、お父さんかお母さんに聞いてね」

ともき「もう質問投げちゃったよ」

稲葉「じゃあ残り時間は三人で漫才かコントしててくれる持ち時間は一回に五分で」

悠「とりあえずネタ作ったぞ」

ドサッ!

ともき「早いし分厚っ!タウンページくらいあるぞ」

梓「持ち時間五分だろ」

悠「笑いあり涙ありのハートフルストーリーが五時間だぜ」

ともき「五時間って…ソ連の映画かよ。涙もいらねーし」

梓「しかもなんだこの台本俺らがボケで悠がツッコミ?」

悠「ぴったりだろキャラ的に。」

ともき「顔洗って、出直せ」

悠「そうと決まったらチーム名も決めないとな」

梓「まぁ、名前は大事だな」

悠「三人の名前を合わせて「小鳥遊悠ずき」なんてどうだ」

「「却下」」

悠「えーだめか?」

ともき「俺らの成分少なすぎ」

梓「だいたい、あきって「梓」の「ず」と「ともき」の「き」ってなんで半端な部分からとった…」

悠「なら「悠&福井と山田」」

ともき「俺ら消えちゃったよ」

梓「てか、福井と山田ってだれだ。」

悠「じゃあ「罪悪心」とか梓が「罪」ともきが「悪」俺が「心」」

ともき「俺らの肩書き最悪じゃねーか」

悠「じゃあ無難に悠々夢な」

梓「それでも俺らの要素ないな…」

悠「そんな細かいことは流せよ。彗星の如く」

ともき「本当にしつこいな。」

梓「もうやってられるか」

「「「どうも、ありがとうございました」」」


稲葉「はい、じゃあ、放送はここまでよ。メインパーソナリティは古川稲葉と」

禅「烏哭…禅で…お送り…しました。」
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