ー放送ー⚡電脳ラジオ(参)⚡3

ー稲葉の部屋(隣)(3/3/夕)ー
  
稲葉「新たな幕開けと共に爆笑と苦笑い、危ない病みつきが生まれる古川稲葉と…」

禅「烏哭禅…と…」

ゆうな「ゆうなとっ!」

ゆえ「ゆえと……」

優希「優希と」

貞子たん『貞子たんの……』

稲葉「電」

禅「脳」

ゆうな&ゆえ「「ラジオ(らじお……)!」」

貞子たん『さんっ~!』

優希「始まります」

稲葉「はい、電脳ラジオ(参)の時間よ。今日のゲストはマリアちゃんと鈴猫さんと吉音ちゃんと優日よ」

マリア「灯をつけましょ。私です。」

鈴猫「雪洞に。私です。」

吉音「あたしの顔、見忘れたかー!」

優日「桃の花ー。私です。」

友利「ひな祭りですね。女の子のお祭り……女の園……ぐふふふっ」

ゆえ「わるいかおしてやがる……」

友利「アヘ顔がお好みですか?」

ゆえ「よし、しめころそう、そうしよう……」
ググッ!
友利「あへー」

ゆうな「なぁにやってるんですかねぇ。」

吉音「ひなあられ食べ放題と聞いて!」

鈴猫「いったっけ?!」

ゆえ「ひしもちもたべほうだいときいて……!」

マリア「何がすごいってどっちも米菓子」

ゆうな「ひな祭りってなんだっけ?」

優日「カロリーなんか気にせず食べる日だよ」

マリア「気にしたことあるんですか?」

優日「あるよ。低いものより高い物を選ぶときとか」

鈴猫「業の者だね…」

ゆうな「ヘルシーよりこってりを選ぶ者たち」

ゆえ「はい……!」

吉音「はいっ!」

マリア「エネルギー摂取という意味でしたら、ハイ」

鈴猫「マリアちゃんだけ気色がちょっと違うね」

マリア「味云々とかよりも最終的にはエネルギーが重要なんです。生きるためには泥水啜って野草を食っても生きる、そういう力!!」

ゆえ「さばいばりてぃー……」

鈴猫「う、うーん」

吉音「そういえばさ、昔は餓死するっていうのが多かったっていうけど草とか食べてても餓死するの?」

マリア「それは正確に言うと草の毒素に負けて草も食べられなくなって死んじゃうから餓死に繋がるんです」

吉音「……うーん?」

マリア「ええとですね……野草の苦みは端的に言えば毒なんです。大小はありますけどね。それでその毒を中和するのに効果的なのが塩です。餓死になるときは大抵塩、塩分が足りてないので消化能力や解毒能力がなくなって……」

吉音「…………」

優日「こっちは理解力がおいついてないよ。」

マリア「……体調悪いとあっさりしたものが食べたくなるじゃん?それのごっつい版」

吉音「なるほど!」

鈴猫「今ので理解できたんだ?!」

ゆうな「ひな祭りってこういう話する日だっけ?」

ゆえ「じんせいはさばいばる……」

ゆうな「なるほどね」

鈴猫「今のでどう納得できたの!?」

マリア「鈴猫さんのへそに桃の花」

鈴猫「なにが?!」

優日「素敵やん」

マリア「ひな壇って聞くとガヤ芸人って思っちゃう私。それでは本日の世界のゲテモ……珍料理のコーナー!」

ゆうな「ぴゅーぴゅー」

ゆえ「ぱふぱふーぱふぱふー……」

マリア「本日紹介するのは……実物大ネズミグミキャンデー」

ゆうな「グミ?」

ゆえ「ならいける……」

鈴猫「イケるんだ…」

マリア「まぁ、アメリカのギャグお菓子ですね。真っ黒と真っ赤があります。今回取り寄せてみました。」

吉音「あ、でも、リアルな感じではないんだね。」

マリア「ジョークお菓子ですからね。」

鈴猫「食欲はそそられないなぁ…」

ゆうな「あれっぽい、釣りとかの……」

ゆえ「わーむ……」

ゆうな「それだ!」

稲葉「それじゃあ今日の放送はここまでよ。メインパーソナリティは古川稲葉と」

禅「烏哭…禅で…お送り…しました。」
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