ー放送ー⚡電脳ラジオ(仮)⚡3

ー稲葉の部屋(隣)ー

稲葉「毎度お馴染み。笑いと癒しを提供する古川稲葉と…」

禅「烏哭禅…と…」

揺光【揺光&…】

貞子たん『貞子たんで』

稲葉「電!」
揺光&貞子たん【『脳!』】
禅「ラジオ…!」

稲葉「はい、電脳ラジオの時間よ。今日のゲストは、【空を飛べたら…】より、スパイ美少女の夏目はなちゃん。それに、優日と鈴猫さんを加えて、給仕係に働かない料理人の悠と主夫のともき君よ。」

稲葉「今日8月7日は…はなちゃんの誕生日ということで誕生日おめでとう」

はな「ありがとうございますです♪……ところで、かなり大きな土鍋が目の前でグツグツしてますが…?」

禅「は…い。ロケ…がわりに…鍋…です」

鈴猫「どんな理由!?」


優日「この鍋は悠とともき君が用意したの?うん、はなちゃんのお祝いに?おーにくい演出だね。え?酒池鍋林?悠、面白くないよ…」

稲葉「あ、それと、今日は男性陣の声はカットされるから」

揺光【ふむ、つまりナニをしても良い訳じゃな?あ!コラ、油揚げをもってゆくな!】

はな「お祝いは嬉しいですけど、この暑い時期に鍋ですか?え、暑いからこそ熱い鍋を?……悠さんらしいです」

鈴猫「これ、なに鍋?」

パカッ

優日「わっ、キムチ鍋!え?どうだって?……すごっく赤いです…。」

はな「辛すぎるのは苦手です…」

鈴猫「食べやすいように味付けは調整してあるの?さすがともき君。」

稲葉「それじゃいただきましょうか。」

はな「あむっ…!おいしい…辛さ以外にも深い味わいがあるです。」

鈴猫「うん、私もこの味好き。けど、やっぱり時期的にはきついかも…」

すっ…

優日「ビールさん登場!暑くて辛いお鍋にはキンキンに冷えたビールがオツだね♪え?俺は給仕で呑めないから少しは遠慮しろって?悠…逆の立場で遠慮できる?」

はな「できないって…断言しちゃったです。え?私は、ジュースですか?ビールは……むぅ、冗談ですよ。」

鈴猫「私もジュースで…え?強制ビール!?」

稲葉「それじゃ乾杯しましょうか。」

「「「乾杯!はなちゃん誕生日おめでとう」」」

優日「コクッコクッ……はふぅ…」

はな「飲みっぷりが素敵です!」

優日「暑いなかでの辛い鍋のあとというのが冷たいお酒の美味しさを最大限に引き出して、ビールの爽やかな喉ごしとすっきりした後味で再びお鍋に箸が伸びるのであった!」

揺光【なんじゃ、なかなか話せる女じゃな。む?呑兵衛なのか?超のつく酒豪か。くっくく。】

はな「具が凝ってるです。この肉団子が絶品です。……中に柚子のピューレをいれてるからさっぱりしてるんですか!」

優日「キムチ鍋より、普通の鍋よりな中身だよね。」
鈴猫「食べやすいからいいんじゃないかな。それにしても…暑…え?脱げばいいって…私はどうみても上一枚しか着てないよね?え、下着でいいって?あ、あのねぇ…」

揺光【全裸でも良いではないか…なんなら、妾が脱がしてやっても……あぁっ!こりゃ!中山の!いなり寿司をもってゆくな!】

はな「はうっ~お腹一杯です」

稲葉「じゃ、今日の放送はここまでよ。メインパーソナリティは古川稲葉と」

はな「夏目はなでお送りしましたです!」
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