ｰ稲葉の部屋(隣)ｰ

稲葉「毎度お馴染み。笑いと癒しを提供する古川稲葉と…」

禅「烏哭禅…と…」

揺光【揺光&…】

貞子たん『貞子たんで』

稲葉「電！」
揺光&貞子たん【『脳！』】
禅「ラジオ…！」

稲葉「はい、電脳ラジオの時間よ。今日のゲストは悠と八極にゃん士の鈴猫さんよ」

悠「ちぇき～」

鈴猫「にゃん士…」

悠「っか、ロケするんじゃなかったのか？」

稲葉「ロケには決定的な難題があったのよ」

悠「それは、なんだい？」

揺光【寒いの通り越して痛々しいのぅ…】

悠「……」

稲葉「あのね。ロケってことは外に出るのよ」

鈴猫「ふつうそうだよね。」

稲葉「ここにいる人達ってあまり、出歩けないのよね。」

貞子たん『……』

蝉「……」

揺光【妾は全然構わぬぞ。】

悠「お前はその耳、それに尻尾！」

揺光【こすぷれと思えば問題なかろうて】

悠「明らかに生物だろ。」

稲葉「だから、ロケはお流れになったのよ」

悠「夏らしいことなんもしないよな。」

稲葉「してるじゃない。暑い暑いと連呼する」

鈴猫「楽しくないね…」

稲葉「あら、鈴猫さんは夏らしいことしてるじゃない」

鈴猫「え？」

稲葉「夏は恋の季節」

鈴猫「ブッ！」

悠「……あのさぁ…麦茶フルにブッかかったんだけど」

鈴猫「ご、ごめっ！」

稲葉「むしろご褒美よね」

鈴猫「なにが！？」

悠「いやぁ、麦茶じゃご褒美にならないかな」

揺光【なんじゃ、ヌシはそういうのが好みか？】

悠「いや、俺はいたってノーマル」

鈴猫「ねぇ、なんの話し？」

禅「悠…さん…は…常人より…性癖が…高レベル…な…話…です」

鈴猫「せい…//」

悠「そうそうノーマルでレベルがカンストしてるだけだ」

稲葉「そういうこと言ってるから社会的に抹殺されるかもしれないのよ」

悠「ばんなそかな」

禅「まぁ…悠…さん…なら…悪評も…すぐに…プラスに…できま…す…よね」

悠「おいおい…それはいくらなんでも買い被りすぎだ。むしろマイナスイメージな話しか聞かないし。嫌われることも多い」

鈴猫「そんな事はないと思うけど…。」

悠「……炎銃」

鈴猫「うっ…」

悠「まぁ、そうフォローしてくれなくてもいいさ。昔から嫌われるのはなれてるし。今だと好意を持ってくれるやつにも囲まれてるしな。」

鈴猫「ｷｭﾝ…」

悠「それに難しい関係な相手と知り合うのも面白いさ、いろんな立場の人間との付き合い方を学ぶのもだいじだしな。ま…俺の場合はホームレスとかその他モロモロだけどな。いっひっひ。」

鈴猫「……」

稲葉「ここにもひとり好意をもって、改めて胸キュンした猫さんがいるわよ」

鈴猫「！？」

悠「あー？」

稲葉「ね、翡翠ちゃん」

翡翠「…///…」

鈴猫「そっち！？」

稲葉「じゃ、今日の放送はここまでよ。メインパーソナリティは古川稲葉と」

禅「烏哭…禅で…お送り…しました。」