ｰ稲葉の部屋(隣)ｰ

稲葉「毎度お馴染み。笑いと癒しを提供する古川稲葉と…」

禅「烏哭禅…と…」

揺光【揺光&…】

貞子たん『貞子たんで』

稲葉「電！」
揺光&貞子たん【『脳！』】
禅「ラジオ…！」

稲葉「はい、電脳ラジオの時間よ。今日のゲストは悠と優日の予定だったんだけど……」

優日「……」

悠「……」
ともき「……」

禅「なぜ…ともき…さん…は…なぜ…悠さん…の…肩を…？」

ともき「あ、いや…ちょっと、今目が見えないらしくて…」

優日「はい？」

悠「気にするなちょっと、西口駅の改札の自動ドアに挟まれただけだ」

ともき「どうなったらそうなる…」

稲葉「まぁ…いいわ。それより今日は、はくコメに届いたお便りの紹介するわ、全部で四通よ。狙い通りの…ｸｽ」

優日「？」

稲葉「じゃあ、紹介するわね。まずはこちら」

～1通目～
雷華「夜店……怖い……おっとすいません雷華です」零夜「夏はコーラーの俺だ」
雷華「うし。【ラジオ用　悠君へ　ぶっちゃけ男好きなんですか?】」
零夜「イキナリなんだ? ついに暑さで頭がイカれたか? ならばよし」
雷華「一言も反論できないうちに答え出ちゃったの!? って、違うよ。TOPに質問してくれていい的な事が書いてあったから書いたのだよ」
零夜「んじゃ、俺からも……【ラジオ用　悠へ　いつ死ぬんだ? 明日か? 明後日か? 明々後日か? 死んでほしくはないが…………鈴にゃんは俺が一生守るから安心しろ。…………それと夜道には気を付けるこった】……うっひっひ」
雷華「まじめにしてよ?」
零夜「チッ。【ラジオ用　悠へ　お前ってマジで安心院さんと同種なのか? 一京のスキルを持ってるって巷で噂になってんぞ?】」
雷華「…………まぁいいや……以上!!! 夜店……怖い……の雷華でした!!!」
零夜「鈴にゃんは何であんなに愛らしいんだ? 思わず齧りつきたくなっちまうぜ……じゅるり……」
雷華「怖い事を言わないで!?」

～～

悠「……無視していいか？」

ともき「コラコラ…」

優日「まずは、男好きかどうかだよね。好きだよね。」

悠「おぃ…」

揺光【もちろんじゃ両刀使いじゃぞ。むしろ、やや男色傾向が強いかも知れぬ】

悠「お前が俺の何を知ってる！」

貞子たん『ご、ごめんなさい…』

ともき「悠、それ貞子たんだ…揺光さんは向こう」

悠「……こほん。」

稲葉「まぁ、男6:女4で男好きらしいわ。それで次、いつ死ぬのか」

悠「ついさっき死にかけたよ。あと十年生きるのも危ういと思ってる。」

ともき「生々しいから止めろ…。」

禅「では…次に…悪平等…で…あるか…どうか…」

悠「だとしたら今ごろ大嘘憑きで怪我を無かったことにしてるよ！巷の噂なんか十中八九嘘だよ！」

優日「けど、ミスデレクションは使えるよね。」

悠「アレは手品だよ。」

禅「は…い」

ともき「優日はあっち。それ禅くん」

悠「……」

稲葉「さて、つぎのお便りだけど…この三つは一辺に紹介するわね」

～～

「悠コノヤロー！翡翠ちゃん泣かせてんじゃねえーーっ！ゼタビィィィィィイイインムッッ！！！ラジオ用」

「ラジオ用・悠くん。翡翠ちゃんに謝ろうか」

「ラジオ用にします悠コラ、翡翠を元気にしろ、ロリは最凶」

～～

悠「ほら！やっぱりディスられたじゃん！」

優日「謝ろうか。」

悠「いやいや…」

揺光【土下座じゃな】

禅「乙…」

悠「……ともき、ちょっと、行きたいところができたんだが…」

ともき「はいはい、送っていくよ。」

稲葉「ｸｽｸｽ、本日の放送はここまでよ。メインパーソナリティは古川稲葉と」

禅「烏哭…禅で…お送り…しました。」