ｰ稲葉の部屋(隣)ｰ

稲葉「毎度お馴染み。笑いと癒しを提供する古川稲葉と…」

禅「烏哭禅…と…」

揺光【揺光&…】

貞子たん『貞子たんで』

稲葉「電！」
揺光&貞子たん【『脳！』】
禅「ラジオ…！」

稲葉「はい、電脳ラジオの時間よ。今日のゲストは昨日に引き続いて、四季の四娘のひとりの春野翡翠ちゃん…」

翡翠「…ﾍﾟｺ……ひすいです…」

禅「それと…ツッコミ…役の…ともき…さんと…ボケ悠…さん…です」

ともき「ボケ「役」…禅君、「役」が抜けてる。」

禅「おや…」

悠「わざとか？」

禅「ハチベイ…ですよ」

ともき「うっかりな。」

悠「あぁ、今の俺の心な」

ともき「ぽっかりか」

禅「坂神…さん…ですね…」

ともき「しっかりだな」

悠「シチューやカレーをコトコト…」

ともき「じっくりだ。っか、どんどん「うっかり」から離れてるよ。」

稲葉「翡翠ちゃん、アレがツッコミを極めた者の力よ。」

翡翠「…すごい…」

悠「最終的にはそのツッコミで空をいや、天をも貫くギガツッコミブレイクを使えるようになるんだぞ。ともきは」

翡翠「…ほんと？…」

ともき「できないから。」

悠「天元突破だ！」

ともき「できねぇってんだろ！」

稲葉「ところで、翡翠ちゃんは夏休みの予定はなにか決まってる？」

翡翠「…ﾌﾙﾌﾙ…」

稲葉「首を横に振ったってことは…」

翡翠「…ぜんぜん…」

禅「は…い？」

ともき「いや、禅くんのことじゃないと思うよ」

悠「ツッコミに抜かりねぇなぁ。」

揺光【予定では無いが、夏祭りなんぞがあるんではないのか？】

翡翠「…おまつりいく…」

ともき「花火祭りとか時季だよな」

悠「そうだっけ。」

ともき「お前は…回覧板とか掲示板とか見ないのか」

悠「うん。」

稲葉「皆は誰といくのかしら？」

翡翠「…うみとなぎ…」

ともき「まぁ、つかさとだな」

禅「いき…ません」
悠「いかない。」

翡翠「…！？…」

禅「なので…どなたか…お土産…を…お願い…します…わたあめ…カステラ…りんごあめ…あんずあめ…」

ともき「きっと、当日にはファミレスに人がごった返すな…」

悠「禅は人望あるしな。」

禅「悠…さん…には…負けますよ」

翡翠「…ゆう…おまつりいかない？…」

悠「お？あー。めんどいし。花火だけなら家からでも見えるし、集団行動は苦手だ。」

翡翠「…しゅん…」

ともき「悠…これ読めるか？」

【空気】

悠「からけ」

稲葉「真桜ちゃんはお祭りには？」

悠「無理無理、人混みと祭が超絶に嫌いなんだぞ。」
翡翠「…しゅん…」

ともき「おい。悠、翡翠ちゃんが完全に猫耳(っぽい髪)が倒れきったぞ」

悠「俺のせいかよ！？」

稲葉「じゃあ悠へのクレームを募集するわ。」

悠「やめて！？ディスらないで！？」

稲葉「本日の放送はここまでよ。メインパーソナリティは古川稲葉と」

禅「烏哭…禅で…お送り…しました。」