ー放送ー⚡電脳ラジオ(仮)⚡3

ー稲葉の部屋(隣)ー

稲葉「毎度お馴染み。笑いと癒しを提供する古川稲葉と…」

禅「烏哭禅…と…」

揺光【揺光&…】

貞子たん『貞子たんで』

稲葉「電!」
揺光&貞子たん【『脳!』】
禅「ラジオ…!」

稲葉「はい、電脳ラジオの時間よ。今日のゲストは四季の四娘のひとりの春野翡翠ちゃんよ」

翡翠「…ペコ…」

稲葉「翡翠ちゃん。お辞儀だと私たちはわかるけど、リスナーには伝わらないわね」

翡翠「…!……はるのひすい、ですっ…」

揺光【ふむ…。なかなかめんこい童じゃな。】

翡翠「…めんこい?…」

揺光【可愛らしいという意味じゃ。】

翡翠「…ペコ//…」

禅「おや…貞子たん…さん…は?」

稲葉「翡翠ちゃんが怖がるから退席したわ。」

禅「……怖い…です…か?」

翡翠「…おばけ、やっ…」

揺光【……】

稲葉「揺光は九尾だけど平気?」

翡翠「…どうぶつすき…」

揺光【くっくく。妾を動物扱いとは…のぅ。】

稲葉「子供は表現が直接的よね。」

揺光【まったくじゃのう。しかし、翡翠のように素直な童であるなら、赦せるが生意気な童じゃと喰ってしまいたくなるのぅ。マミる感じで】

稲葉「生々しすぎだわ。嫌いじゃないけど」

揺光【ところで、マミるとはなんじゃ?】

禅「頭から…まる…かじり…」

揺光【なるほどのう。いやぁ、今の世はあらゆる言葉が産まれていて実に愉快じゃのぅ。退屈せぬわ】

禅「かなり…片寄っ…た…知識…ですけど…ね」

稲葉「知識といえば翡翠ちゃんは勉強してるかしら?夏休みだし、宿題とかあるでしょ。」

翡翠「…コク…」

稲葉「そう。偉いわね。」

翡翠「…///…」

揺光【ふむ、どうでも善いがこれはらじおとしては成り立っておらぬのでは無いか?】

稲葉「可愛いからいいじゃない」

揺光【そうじゃな】

禅「まぁ…お二人が…いい…なら…構い…ませんが…」

稲葉「……」
揺光【……】
翡翠「……」
禅「……」

稲葉「ツッコミが居ないとダメね」

揺光【じゃのう…】

翡翠「…つっこみ?…」

禅「は…い…ともき…さん…や…梓さん…のような…人…です」

翡翠「…やる…」

稲葉「あら、本当に?」

翡翠「…コク…」

揺光【では、やってみぃ】
翡翠「…なんでやねん…」
稲葉「完璧だわ。」

揺光【今日は赤飯じゃな。】

禅「あの…ボケ…連鎖です…」

翡翠「…なんでやねん…」

稲葉「ツッコミにツッコミが入ったわね」

揺光【新感覚の笑いじゃな。】

翡翠「…なんでやねん…」

稲葉「それじゃあ、本日の放送はここまでよ。メインパーソナリティは古川稲葉と」

禅「烏哭…禅で…お送り…しました。」

稲葉「最後に翡翠ちゃんもう一回」

翡翠「…なんでやねん…」
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