ー放送ー⚡電脳ラジオ(参)⚡2

ー稲葉の部屋(隣)(11/3/夕)ー
  
稲葉「新たな幕開けと共に爆笑と苦笑い、危ない病みつきが生まれる古川稲葉と…」

禅「烏哭禅…と…」

ゆうな「ゆうなとっ!」

ゆえ「ゆえと……」

優希「優希と」

貞子たん『貞子たんの……』

稲葉「電」

禅「脳」

ゆうな&ゆえ「「ラジオ(らじお……)!」」

貞子たん『さんっ~!』

優希「始まります」

稲葉「はい、電脳ラジオ(参)の時間よ。今日のゲストは黒奈ちゃんと白奈ちゃんとがりゅーちゃんと白嶺さんよ」

黒奈「クラフトワーク!黒奈です。」

白奈「この『魂』。『選ばれるべき者』では……なかった。白奈です。」

京「幸運を!己だ。」

詠子「野望の果てに生贄を。私です。」

友利「野望っていったら……ハーレムですよね!」

ゆうな「野望って言ったら信長」

ゆえ「のぶながのやぼう……」

京「天下武布」

詠子「それは野望というか野望の一歩目ね。」

友利「ハーレム」

京「アメリカ合衆国ニューヨーク市マンハッタン区セントラルパークの北部一帯を占める地域?」

詠子「確かにそれもハーレムね。」

友利「黒人のぶっといので……」

ゆえ「つかんでおとす……!」
ズガンッ!
友利「じゃーまんっ!」

ゆうな「なぁにやってるんですかねぇ。」

黒奈「いつもの」

白奈「寒いのに元気だね。」

ゆえ「わたしはかぜのこ……!」

ゆうな「私はすじこ」

詠子「魚卵なの?」

ゆうな「めんたいこが好きです」

ゆえ「まっかかのやつがいい……」

黒奈「辛いのはなぁ」

ゆうな「あまい明太子がいいの?」

ゆえ「はちみつがけ……?」

白奈「率直に不味そう」

詠子「魚卵で甘いのはきつそうね…」

ゆうな「生臭さと天然の蜜の甘みがベストマッチ」

黒奈「どう考えてもミスマッチだよ!!」

白奈「ケミストリーが起こるかもしれない」

黒奈「化学反応が起こってる時点で大惨事だ。」

ゆえ「はうまっち……?」

京「「いかが」ですか」

詠子「「いくら」ですか」

京「凡ミス」

黒奈「いや、大胆なミスだと思う」

ゆえ「だいじようぶだもんだいない……」

ゆうな「いけるいける!大丈夫!大丈夫!はい、それでは今日の質問に答えてのコーナー」

ゆえ「わーにんぐわーにんぐ……」

Warning!警告!Warning!警告!

ゆうな「『会社』と比較して、他人が自分より優れていたとしても、それは恥ではない。 しかし、去年の自分より今年の自分が優れていないのは立派な恥だ。」

詠子「会社法により設立された、営利を目的とする社団法人。」

黒奈「個人個人は責任を負わず、個人個人が利益を得る精巧無比の仕組み。」

京「汗をしっかりかく」

ゆえ「それはしんちんたいしゃ……」

白奈「黒奈に足りないもの」

ゆうな「この『海賊』に存在している恋愛は、 二つの気まぐれの交換と、二つの表皮の触れあいにすぎない」

詠子「島嶼や沿岸を根拠地として武装した船舶により海洋を横行し、武力を用いて航行中の船舶や沿岸の部落から収奪を行う組織のこと」

黒奈「七つの海の行政官。」

白奈「高確率でクラーケンにやられる」

ゆえ「もしくはしばりくび……」

京「過酷だ」

ゆうな「『臆病者』は静かな月のように、太陽の現れない前の大空に輝く。だが、恋の光を受けるとすぐに色褪せてしまう」

詠子「おくびょうもの気の小さい、弱い人。怖がりな、怯懦な人」

黒奈「身の危険を感じる非常事態になると足で考える奴。」

京「臆病な方が慎重」

ゆえ「しんちょうかつだいたんにせめる……」

白奈「襲撃者」

ゆうな「私は『悪知恵』の喉首を締め上げてやるのだ。 決して運命に圧倒されないぞ。 この人生を千倍も生きたなら、どんなに素敵だろう」

詠子「悪い方面によく働く知恵。」

黒奈「バカが脳味噌の代わりにするもの。」

ゆえ「おとうさん……」

白奈「調子に乗ったら落ちる知恵」

京「奸智」

稲葉「それじゃあ今日の放送はここまでよ。メインパーソナリティは古川稲葉と」

禅「烏哭…禅で…お送り…しました。」
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