ｰ稲葉の部屋(隣)ｰ

稲葉「毎度お馴染み。笑いと癒しを提供する古川稲葉と…」

禅「烏哭禅…と…」

揺光【揺光&…】

貞子たん『貞子たんで』

稲葉「電！」
揺光&貞子たん【『脳！』】
禅「ラジオ…！」

稲葉「はい、電脳ラジオの時間よ。今日のゲストは返り血に笑うスラッガー、赤木皇こと紅君と孤高の死神はラーメン屋の和辰千夜君よ。」

千夜「なんなんだそれ…」

紅「ラーメン屋和龍軒は池袋東口駅の近くにあるから皆もぜひいってくれよ。俺のおすすめは和龍すぺしゃる大盛り」

千夜「なに宣伝してんだ！？」

稲葉「別にいいわよ。私も和龍軒のラーメン好きだし。」

揺光【油揚げ料理はあるのか？】

千夜「ねぇよ。中華だよ。」

禅「杏仁…豆腐…は…あり…ますか？」

千夜「あ？あぁ…」

禅「では…俺も…今度…お邪魔…します」

千夜「それだけ食いにかよ…」

稲葉「なんだか、本当に中華を食べたくなってきたわね。今晩は和龍軒にしようかしら。」

千夜「めんどくせぇな…」

稲葉「ｸｽｸｽ、さて、じゃあここでお便りのご紹介よ。今日はゲストのお二人宛の物を用意してあるからよろしくね。」

紅「あいよ～」

千夜「あぁ…」

紅「んじゃ、俺からね。『紅さんは普段何本くらいバットを携帯していますか』えっとなぁ、二本は背中に入れてるぞ」

千夜「お前の背中どうなってんだ」

紅「いや、普通にスルりッと。」

千夜「できねぇよ…」

紅「なんで？」

千夜「……」

稲葉「ｸｽｸｽ。じゃあ、次は千夜君の方はどうかしら。」

千夜「あぁ…『和辰さん、こんにちは。和辰さんは一日何回バイクをいじりますか？』……使わない日はねぇから、夜に一回はいじる。まぁ、メンテ程度だ。」

紅「千夜ちゃんは機械いじりとか得意なのか？」

千夜「人並みだろ。そこの二人ほどパソコンとかはできねぇしな。」

稲葉「けど、それをいったら、私だってバイクなんかは全然いじれないわよ。」

千夜「違うもんだからな。」

紅「バイクっていやぁ、禅はなんか免許とったりしないのか？」

禅「うーん…どうも…興味無いですね」

稲葉「夏休みだし、世間では免許をとる人が多そうそよね。紅君は？」

紅「いやぁ、俺もなぁ…」
稲葉「けど、車でもバイクでも乗れれば崇さんの足になれるんじゃない？」

紅「……それ、アリだな。あーけど、その役は本郷には勝てないしなぁ」

揺光【別に車なんぞ使わんでも飛べばよかろう】

貞子たん『電波移動…』

千夜「お前らは引っ込んでろよ」

揺光【なんじゃと？】

紅「お、喧嘩か？喧嘩か？」

稲葉「あらあら、危ないことは外でしてね。それじゃあ、本日の放送はここまでよ。メインパーソナリティは古川稲葉と」

禅「烏哭…禅で…お送り…しました。」