ー放送ー⚡電脳ラジオ(参)⚡

ー稲葉の部屋(隣)(10/11/夕)ー
  
稲葉「新たな幕開けと共に爆笑と苦笑い、危ない病みつきが生まれる古川稲葉と…」

禅「烏哭禅…と…」

ゆうな「ゆうなとっ!」

ゆえ「ゆえと……」

優希「優希と」

貞子たん『貞子たんの……』

稲葉「電」

禅「脳」

ゆうな&ゆえ「「ラジオ(らじお……)!」」

貞子たん『さんっ~!』

優希「始まります」

稲葉「はい、電脳ラジオ(参)の時間よ。今日のゲストはマリアちゃんとチコちゃんよ」

マリア「お金……大好きっ!私です。」

チコ「ロンドンからとんぼ返り。私です。」

友利「ロンドンといえばナイトパブですよねっ!おっパブいきたいです!」

ゆうな「なにそれ」
デモン『……』

マリア「スタンバイしてから聞くパティーン」

友利「おっパブていうのはですね。女の子がおっぱい丸出しで……」

ゆうな「スピア・ザ・グングニル!」
デモン『……』
ズドン!!
友利「しゅしんっ!」

マリア「ですが、ロンドン夜のお楽しみは、やはりパブほかナイトスポットですよね」

ゆえ「そなの……?」

マリア「はい、ロンドン滞在中の夜の予定は、ディナーとミュージカル観劇がお決まりですが。せっかく刺激的な街、ロンドンに来たのだから、もっと他の事も経験、ずばりパブやバー、クラブ、ライブハウスなどなど、ロンドンの夜はお楽しみがたくさんあるんです。」

ゆうな「でも、そういうところって海外版の拳二さんとか後楽さんとかいるんでしょ?」

マリア「常識的なことを守っていれば、ナイトライフも安全に楽しめますよ。」

チコ「詳しいですね。海外に滞在経験が?」

マリア「まったくありません。」

チコ「うわぉっ…」

マリア「ですが、私の知り合いに世界各国、あらゆる建物、機関に顔を出しているお熊さんという家政婦(エージェント)がいますから、色々とお話を聞かせてくれるんです。」

チコ「家政婦と書いてエージェントと読むことについてはスルーでいいですか?」

マリア「いいですよ。」

ゆうな「チコッチは海外にいることが多いんだよね」

チコ「多いというか拉致されてますからね。今日も帰ってきていますけど、こりのあとはまたロンドンにとんぼ返りです。」

マリア「ひゅー、カッコいい!」

チコ「代わってあげましょうか?」

マリア「わたし、ちゃんとしたお金が入らない仕事は命に代えてもしない主義なんです。」

ゆえ「じゃあ、ぎゃくにおかねがでることなら……?」

マリア「ぎりぎりできないことまでは何でもやりますよ。多少人道に外れても。」

チコ「完全に殿下と気が合うけど、決定的に亀裂があるなぁ」

ゆうな「どういうこと?」

チコ「殿下はドケチなんです。どのぐらいドケチかというと小銭1枚1枚に名前を付けて無くしたら死ぬぐらいドケチです。死んでも生き返りますけど。なので、優秀な人材でも基本お金を払いたがりません。むしろ、タダでこき使い倒すタイプです。」

マリア「お金さえ払ってくれるならこき使われてもいいいんですけどねぇ。」

ゆうな「利害一致せず」

マリア「しかし、一国の王って時点で向こうは勝ち組ですけどね。それでは本日の世界のゲテモ……珍料理のコーナー!」

ゆうな「ぴゅーぴゅー」

ゆえ「ぱふぱふーぱふぱふー……」

マリア「本日紹介するのは……イワイソメ!」

ゆうな「?」

ゆえ「?」

マリア「分かりやすくいうと……ゴカイです」

チコ「ゴカイって、あの釣り餌とかに使う?」

マリア「そうです。虫エサにつかわれるゴカイです」

チコ「私、すでに気持ち悪くなってきました。」

マリア「釣りをする人でも触れないって人が居ますからね。ちなみに食べ方ですけど普通のイワイソメだと臭い・苦い・青いの三重苦で食べられたものじゃないそうです。ですが、抱卵している個体だけは甘み・旨味が濃く、美味しいらしいです。ちぎった時に体液に白い汁が混ざるような個体が、それに相当するらしい。」

チコ「勘弁してください…。」

稲葉「それじゃあ今日の放送はここまでよ。メインパーソナリティは古川稲葉と」

禅「烏哭…禅で…お送り…しました。」
93/100ページ
スキ