ー放送ー⚡電脳ラジオ(弐)⚡10

ー稲葉の部屋(隣)(7/9/夕)ー
  
稲葉「新たな幕開けと共に爆笑と苦笑い、危ない病みつきが生まれる古川稲葉と…」

禅「烏哭禅…と…」

ゆうな「ゆうなとっ!」

ゆえ「ゆえと……」

優希「優希と」

貞子たん『貞子たんの……』

稲葉「電」

禅「脳」

ゆうな&ゆえ「「ラジオ(らじお……)!」」

貞子たん『にっ~!』

優希「始まります」

稲葉「はい、電脳ラジオ(弐)の時間よ。今日のゲストは黒奈ちゃんと白奈ちゃんとがりゅーちゃんと白嶺さんよ」

黒奈「雨ジト。黒奈です。」

白奈「天候が殺しに来ている。白奈です。」

京「朝は濡れたけど昼から乾く。己だ。」

詠子「着替えなさい。私です。」

悠「999」
マリア「999」

友利「濡れ濡れしてる黒奈ちゃんを食べたいです。」

ゆうな「同意」

黒奈「同意してんな」

白奈「それより今さっき誰かいなかった?」

ゆえ「ようかいかうんたーだよ……」

京「カウンター?」

ゆえ「かうんとあっぷのかうんたーね……」

悠「じゃあ、帰るわ」
ぐしゃっ!
友利「あひん!」

マリア「失礼します。」
ぐしゃっ!
友利「あふんっ!」

黒奈「見事に踏んでいった」

ゆえ「さすがおとうさんとおまりちゃん……!」

詠子「流石なのかしら?」

京「悠とお話できなかった」

ゆうな「いつでもお話しに来たらいいよ」

ゆえ「こぶしでかってもいい……」

黒奈「なんでだ」

ゆうな「私は黒奈のお腹と語り明かしたい」

黒奈「なんにも話さねぇよ!!」

白奈「腹鼓とか腹太鼓とか」

黒奈「同じじゃねぇか!!」

詠子「狸みたいね」

ゆうな「いえーい、ポンポコポンのポンポン!」

ゆえ「かわいいたぬきわく……」

白奈「可愛くないのは?」

ゆうな「後楽のおぢさん第一級接触危険指定妖怪。」

ゆえ「ろうにゃくなんにょかんけいなくおかねをむしんしてきます……」

黒奈「エゲツない」

ゆうな「当然返しません。あと借金とか作ってきます。」

詠子「そりゃ……接触は危険ね。」

京「物理的に倒せないのか?」

ゆうな「倒せるけどプラナリアより不死身だから」

ゆえ「きそうほんのうもやばい……」

詠子「狸はイヌ科だもんね。」

黒奈「可愛い犬なでくりまわしたい」

ゆうな「じゃあ、私は黒奈のお腹を撫でまわす」

黒奈「しつこいぞ」

ゆうな「粘り強いといってもらいたい!」

京「どんな犬が好き?」

白奈「ボストン・テリアでコーヒー味のチューイングガムが好きなコで」

ゆうな「おそらくスタンド使い」

黒奈「やれやれ……犬好きの子供は見殺しには……できねーぜ!」

ゆえ「いぎー……!」

ゆうな「ザ・フール!!はい、それでは今日の質問に答えてのコーナー」

ゆえ「わーにんぐわーにんぐ……」

Warning!警告!Warning!警告!

ゆうな「どんな『BIS規制』な状況にあっても、解決策は必ずある。 救いのない運命というものはない。」

詠子「国際業務を行う銀行の自己資本比率に関する国際統一基準のことで、 バーゼル合意ともいう。」

黒奈「二本の金融機関を国際舞台から移譲させるために打ちこまれた重いビス。」

白奈「ビッグ」

ゆえ「いーたー……」

京「スイープ」

ゆうな「『電気用品安全法』に合わせて、どこか一方の扉を開けて、救いの道を残している」

詠子「電気用品の安全確保について定め られている日本の法律」

黒奈「経済省の役人が、ハモンドオルガンやフェンダーローズを知らないことを暴露した法律。」

白奈「圧力鍋にパチンコ玉をいれちゃいけない」

ゆえ「おてがるばくだん……!」

京「それ、電気用品じゃない」

ゆうな「どのみち『規制緩和』ばならぬなら、 私は、なっとくして死にたいのだ」

詠子「経済学や公共政策などの文脈で、ある 産業や事業に対する政府の規制を縮小すること」

黒奈「新規参入した弱い会社を潰さないようにするための、役人の新しい仕事。」

ゆえ「きせいかんわしてもっとあはーんなえいぞうをちじょうはで……」

白奈「公的BLですねわかります」

京「規制対象だな」

ゆうな「『市場化テスト』につくときに、 翌朝起きることを楽しみにしている人は幸福である」

詠子「公共サービスを国民に提供する主体として、官と民 のどちらがより国民の期待に応えられるのかということを国民に判断してもらうために行 われる、官民競争入札制度のこと」

黒奈「役所にとって影響の少ない業務を民営化する前の、最後の悪あがき。」

白奈「市場はじめました」

ゆえ「なにうってます……?」

白奈「BL本です」

京「片寄ってるなぁ」

稲葉「それじゃあ今日の放送はここまでよ。メインパーソナリティは古川稲葉と」

禅「烏哭…禅で…お送り…しました。」
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