ー放送ー⚡電脳ラジオ(弐)⚡10

ー稲葉の部屋(隣)(7/6/夕)ー
  
稲葉「新たな幕開けと共に爆笑と苦笑い、危ない病みつきが生まれる古川稲葉と…」

禅「烏哭禅…と…」

ゆうな「ゆうなとっ!」

ゆえ「ゆえと……」

優希「優希と」

貞子たん『貞子たんの……』

稲葉「電」

禅「脳」

ゆうな&ゆえ「「ラジオ(らじお……)!」」

貞子たん『にっ~!』

優希「始まります」

稲葉「はい、電脳ラジオ(弐)の時間よ。今日のゲストは黒奈ちゃんと白奈ちゃんとがりゅーちゃんと白嶺さんよ」

黒奈「暑い暑い暑い。黒奈です。」

白奈「黒奈、壊れる。白奈です。」

京「全身全霊鍛錬。己だ。」

詠子「煌めきの夏。私です。」

黒奈「暑い暑い……」

ゆうな「黒奈がうなされている」

白奈「エアコンがない部屋には近づかなくなってるからね。」

友利「今なら襲うチャンスですね!」

ゆうな「スクリュードライブ!」
デモン『……』
ズガガガガッ!
友利「ねじれえぐれっ!」

京「いいパンチだ」

詠子「自分の拳ではないけどね」

白奈「斜め45度の角度で黒奈にも一撃入れたら治るかな」
ドスッ!
黒奈「ぐぇっ!なにすんだっ!」
ズドッ!
白奈「ぐぇっっ!」

詠子「カウンターでボディを穿ったわね」

京「いいパンチだ」

黒奈「ただでさえ暑くてイライラしてるのになにすんじゃっ!!」

ゆうな「暑さは人を激昂させる。」

詠子「これはただの八つ当たりだけどね」

ゆえ「まぁあついのはじじつ……」

ゆうな「真桜ちゃんなんて人殺しの目で太陽睨みつけるしね。」

詠子「それ、普通に怖いわね」

京「太陽の熱VS氷の眼差しだな」

ゆうな「あの表情だけで周囲の温度が5度は下がる。」

ゆえ「ぞっとする……」

詠子「それは血の気が引いてるのよ」

京「血の気が引くと涼しくなるけど汗が滝のように噴き出る」

黒奈「がりゅーに血の気が引くこととかあるの?」

京「雲水とか道玄と死合すると血の気が引く」

黒奈「「試」合?」

京「死合だ」

白奈「ガチですよコレ」

ゆえ「がちですね……」

京「大丈夫だ。心停止しても蘇生してくれる。」

詠子「心停止まではやるのね。」

京「うん」

詠子「やめなさい」

ゆえ「しんていしはいきかえるせつ……」

ゆうな「お父さんもそんな感じだもんね。はい、それでは今日の質問に答えてのコーナー」

ゆえ「わーにんぐわーにんぐ……」

Warning!警告!Warning!警告!

ゆうな「誰の『女性専用車両』にもなろうとする人間は、誰の友人でもない。」

詠子「公共交通機関において、女性専用として 提供されている車両」

黒奈「冤罪をかぶらないために、男性専用車を求める声もあり。」

白奈「差別じゃなくて区別というアレ」

ゆえ「しりさわられたらおればいい……」

京「電車に乗らなくても走ればいい」

ゆうな「どんな『公的資金』な状況にあっても、解決策は必ずある。 救いのない運命というものはない。 災難に合わせて、どこか一方の扉を開けて、救いの道を残している。」

詠子「国・地方公共団体またはこれらに準ずる者が企業に 注入する資金」

黒奈「税金を多額に投入するときの呼称」

白奈「遊び的資金欲しい」

ゆえ「おやつしきんほしい……」

京「お金のことは良く分からない」

ゆうな「どのみち『補助金』ばならぬなら、 私は、なっとくして死にたいのだ」

詠子「地方公共団体や私人に対し,財政援助,産業育成、特定事業の促進などの行政上の目的に即して、無償で交付される現金給付の総称」

黒奈「その産業を保護しようと投入されるが、結果的に益々弱くしてしまうもの。」

白奈「遊び用補助金ほしい」

ゆえ「おやつほじょきんほしい……」

京「あれ、デジャヴ?」

ゆうな「『決済性預金』につくときに、 翌朝起きることを楽しみにしている人は幸福である」

詠子「無利息、要求払い、決済サービスを提供できること」

黒奈「国をあげての骨抜き。これにかかるコストは、誰も論じないが。」

白奈「遊び以下略」

ゆえ「おやついかりゃく……」

京「以下略」

稲葉「それじゃあ今日の放送はここまでよ。メインパーソナリティは古川稲葉と」

禅「烏哭…禅で…お送り…しました。」
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