ー放送ー⚡電脳ラジオ(弐)⚡10

ー稲葉の部屋(隣)(7/5/夕)ー

稲葉「新たな幕開けと共に爆笑と苦笑い、危ない病みつきが生まれる古川稲葉と…」

禅「烏哭禅…と…」

ゆうな「ゆうなとっ!」

ゆえ「ゆえと……」

優希「優希と」

貞子たん『貞子たんの……』

稲葉「電」

禅「脳」

ゆうな&ゆえ「「ラジオ(らじお……)!」」

貞子たん『にっ~!』

優希「始まります」

稲葉「はい、電脳ラジオ(弐)の時間よ。今日のゲストは悠とマリアちゃんと吉音ちゃんよ」

悠「熱中!おれだ。」

マリア「熱波。私です。」

吉音「あたしの顔、見忘れたかー!」

友利「汗舐め屋はじめましたです。」

悠「おれもやる。」

ゆうな「塩でも舐めてろ」

悠「熱中症対策にはなるな」

友利「しおっていううのは女の子の……」

ゆえ「らりあっと……!」
すどっ!
友利「ぷしゃっ!」

マリア「塩飴とかはポケットに入れといた方がいいかもしれませんね。」

吉音「飴美味しいよね。」

悠「そういう意味じゃなくて塩分摂取用にな」

吉音「なんで熱中症には塩分が必要なの?お水じゃダメなの?」

悠「説明して通じるかなぁ」

マリア「運動や入浴で流れる汗には塩分が含まれていて、発汗があると水分と塩分が同時に体外へ流れるので、水分補給時には塩分の摂取も一緒に行うことが大事なんですよ」

吉音「……へー」

ゆうな「これは……分かってない返事だ!」

ゆえ「かわいい……」

マリア「ちなみに、水分のみを補給しても体内の塩分濃度を更に低下させ、補給した水分も体がこれ以上塩分濃度を下げないために尿として排泄し、水分が体内に吸収されないために脱水症状が進行してしまうんですよ」

吉音「…………ほー」

ゆうな「おぉっと、更に理解が追いつかなくなってきた」

ゆえ「おとうさん、よしねちゃんがちょーかわいい……」

悠「まぁ、確かに可愛いんだけどな」

吉音「えへへっ」

ゆうな「あ、これは理解した」

マリア「血液の中には血球と血漿が存在し、血漿は約9割が水分で出来ていて、残りはナトリウムなどを含んだ電解質や蛋白質で構成されています。健康な人は血漿中に存在する塩分濃度が、食塩に置き換えて計算すると1リットルに8.06~8.30g存在します。しかし、この血漿内にあるナトリウムの濃度が1リットル中7.89gを下回ると低ナトリウム血症という症状を引き起こします。低ナトリウム血症とは、体内のナトリウム量に比べ、水分量の方が多く存在しているために起こります。症状は傾眠・嗜眠・昏迷・頭痛・目眩・錯乱・けいれん・吐き気・昏睡・人格変化・意識障害・脳浮腫など精神異常を含む様々な症状を呈し、最悪のケースでは死に至る危険性が……」

吉音「……」
ぷすぷすっ

悠「おい、吉音の頭から湯気でてるからそのあたりにしとけ」

マリア「聞きたがってたので説明したのにぃー」

ゆえ「せつめいきゃら……」

ゆうな「いいね!はい、それでは今日の大喜利のコーナー」

ゆえ「わーにんぐわーにんぐ……」

Warning!警告!Warning!警告!

ゆうな「本日のお題は前回に引き続き東京タワーが東京スカイツリーにどうしても言っておきたいこととは?」

悠「はい、とりあえず2年ぐらいで、足パンパンになるよ」

ゆうな「立ち仕事。」

ゆえ「あしぱんぱん……」

悠「ねー」

マリア「はい、おめでとう…。俺…うまく笑えてるかな…。」

ゆうな「笑えてるよ……。東京バナナさしあげて」

ゆえ「こおらせてたべるのすき……」

マリア「私、東京バナナはじめてです」

吉音「はーい、ゴジラに倒されてからが一人前!」

ゆうな「大怪獣だ!タワーキャンディーさしあげて」

ゆえ「おいしいよ……」

吉音「わーい!」

稲葉「それじゃあ今日の放送はここまでよ。メインパーソナリティは古川稲葉と」

禅「烏哭…-禅で…お送り…しました。」
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