ー放送ー⚡電脳ラジオ(弐)⚡10

ー稲葉の部屋(隣)(7/3/夕)ー
  
稲葉「新たな幕開けと共に爆笑と苦笑い、危ない病みつきが生まれる古川稲葉と…」

禅「烏哭禅…と…」

ゆうな「ゆうなとっ!」

ゆえ「ゆえと……」

優希「優希と」

貞子たん『貞子たんの……』

稲葉「電」

禅「脳」

ゆうな&ゆえ「「ラジオ(らじお……)!」」

貞子たん『にっ~!』

優希「始まります」

稲葉「はい、電脳ラジオ(弐)の時間よ。今日のゲストは黒奈ちゃんと白奈ちゃんとがりゅーちゃんと白嶺さんよ」

黒奈「あっちー、外出たくねぇ。黒奈です。」

白奈「こうして熟成される。白奈です。」

京「ありったけを込めて。己だ。」

詠子「水分常備。私です。」

友利「お部屋で汗だくムフフ」

ゆうな「そうだ。黒奈を脱がそう」

黒奈「なんでだよ」

ゆえ「あつかったらぬげばいいせいしん……」

京「なるほど。一理ある。」

詠子「あるのね…。」

京「でも、鍛錬してたら大抵服はなくなるよな」

詠子「うーん、ごめんちょっと分からないわ。」

友利「鍛錬後に半裸ってたまんないですね。」

ゆうな「とりあえず絞めといて」

ゆえ「あいあいさー……」
ガシッ!
友利「ぷぎゅゅあ!」

白奈「でもなんでHANRAになるの?」

黒奈「なんでそんな言い方した」

京「こう……勢いで破ける。」

詠子「ざっくばらんな説明」

ゆうな「プニんポヨンなお腹…」

黒奈「今何か言っただろ」

ゆうな「もう長袖なんて着てらんないっていったの。」

ゆえ「たしかに、そでちぎろう……」

詠子「千切らなくてもいいと思うわよ」

京「アオザイが楽でいいいぞ」

ゆえ「ざーさい……?」

京「それははカラシナの変種だ」

黒奈「詳しい」

白奈「そういえばアオザイとチャイナドレスって何が違うの?」

京「さあ」

ゆうな「素直」

詠子「アオザイはベトナムの正装で、チャイナドレスは中国の正装よ。」

黒奈「ほー」

白奈「へー」

詠子「チャイナドレスは中国の主民族である漢族のものではなく、満族の衣装が起源。ベトナムも昔は中国の一部だったということから、アオザイはチャイナ服の影響を受けているの。違う点としては、アオザイのスリットはウエスト下4cmぐらいから入ること。これはズボンもはくためね。チャイナは太腿から。着丈はアオザイはふくらはぎぐらいまで。チャイナはくるぶしまで。あとアオザイとチャイナでは、肩の縫い目の位置が違うわよ」

京「へー、知らなかった」

ゆうな「博識」

詠子「どうも」

ゆえ「じゃあ、がりゅーちゃんがきてるのはあおざい……?」

京「そうだ」

詠子「(いや、恐らくカンフーシャツだけど……まぁいいか。)」

ゆえ「わたしもそういうのきてみよう……」

ゆうな「私は袖を取る。はい、それでは今日の質問に答えてのコーナー」

ゆえ「わーにんぐわーにんぐ……」

Warning!警告!Warning!警告!

ゆうな「『紹介状』になるのに遅すぎるということはない」

詠子「ある人を紹介するから会ってほしいと頼む書状」

黒奈「文中の当事者を除き、書く方も受け取る方も迷惑な手紙。」

白奈「最近はこれがないと大きな病院で受け付けてくれない」

京「そうなんだ」

ゆえ「べほうだいのしょうたいじょうがほしいです……」

ゆうな「『社用箋』のは人としての最低条件」

詠子「会社のマークなどが入っている便箋」

黒奈「始末書、顛末書、脅迫状、ラブレターには適さない便箋。」

白奈「秘密のお手紙」

ゆえ「かいぶんしょー……」

京「切り抜きで作られてるのか」

ゆうな「『年賀状』の報酬は仕事だ。それが一番うれしい」

詠子「年賀の言葉を書いて送る葉書」

黒奈「今年は出すのをやめようと思うと、相手からくるもの。」

白奈「メールでオッケー」

ゆえ「おとしだまちゅうせんけん……」

京「最近はなんでも楽できる」

ゆうな「『通勤電車』の友にもなろうとする人間は、誰の友人でもない」

詠子「郊外との間を結び、通勤・通学に供される目的で主に運行されている列車やその路線」

黒奈「毎日、体力と忍耐を着けるために鉄道会社が提供してくれるモバイル・アスレチックジム。東京では田園都市線の急行などが上級者向け。」

白奈「始発駅から乗る人にとっては、移動式仮眠室。」

ゆえ「でんしゃってたいへんだねー……」

京「走るといいぞ」

稲葉「それじゃあ今日の放送はここまでよ。メインパーソナリティは古川稲葉と」

禅「烏哭…禅で…お送り…しました。」
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