ー放送ー⚡電脳ラジオ(弐)⚡10

ー稲葉の部屋(隣)(6/24/夕)ー
  
稲葉「新たな幕開けと共に爆笑と苦笑い、危ない病みつきが生まれる古川稲葉と…」

禅「烏哭禅…と…」

ゆうな「ゆうなとっ!」

ゆえ「ゆえと……」

優希「優希と」

貞子たん『貞子たんの……』

稲葉「電」

禅「脳」

ゆうな&ゆえ「「ラジオ(らじお……)!」」

貞子たん『にっ~!』

優希「始まります」

稲葉「はい、電脳ラジオ(弐)の時間よ。今日のゲストは黒奈ちゃんと白奈ちゃんとがりゅーちゃんと白嶺さんよ」

黒奈「ヒート全開。黒奈です。」

白奈「ファンタジア。白奈です。」

京「千鬼万来。己だ。」

詠子「蚊取り線香。私です。」

友利「ヒート全開……ヤクザ脱ぎが見れますですね!」

京「ヤクザ脱ぎ?」

ゆうな「自分の服の胸ぐらを掴んで横に投げ捨てる脱ぎ方」

京「……どうやって?」

友利「ヤクザ脱ぎは物理の法則を無視して脱げるですよ。ということで黒奈さんどうぞです。」

黒奈「……」
ズドッ!
友利「目゛っ!」

白奈「今第一関節までざっくり入ってた」

詠子「容赦ないわ」

京「指で突く目つきは高等技術だぞ」

ゆうな「さすが黒奈、だてにぷにぷにじゃないね!」

黒奈「ぷにぷにしてない!」

白奈「え?」

黒奈「……」
めぎゃっ!
白奈「ぎゃあーー!」

詠子「キャラメルクラッチへの一連の流れがプロ並みね」

ゆうな「一つの技に磨きをかけてる。」

京「素晴らしいことだと思う」

ゆえ「がりゅーちゃんさんはひとつのわざにもがきをかけていますか……?」

京「もちろんだ。常に一撃必沈を目指して鍛えている。」

ゆえ「いちげくきひっちん……!」

京「そう!一撃必沈!」

ゆうな「黒奈のお腹に顔をうずめたらきっと一撃必沈!」

黒奈「沈むか!」

白奈「弾む?」

ゆえ「ぷにる……?」

黒奈「どっちからだ?どっちから殴られたい?」

ゆえ「わがみをたてに……!!」
バッ
白奈「ゆえっ!」

黒奈「…………ゆえを殴ったらこっちの拳が壊れそうで怖い」

ゆうな「大丈夫、ゆえはガードも硬いけど回避も優秀」

黒奈「オラぁっ!」
ブォン!
ゆえ「あたりはしない……!」
バッ!ゴスッ!
白奈「げふっ!」

ゆえ「しろなぁーー……!」

詠子「そりゃまぁ、盾になってるものが避けたら後ろの人に当たるわよね。」

ゆえ「てへぺろ……」

ゆうな「可愛いから許す!!はい、それでは今日の質問に答えてのコーナー」

ゆえ「わーにんぐわーにんぐ……」

Warning!警告!Warning!警告!

ゆうな「『ネクタイ』も未来も存在せず、あるのは現在と言う瞬間だけだ」

詠子「男性の洋装で、首の周りに装飾として巻く布のこと」

黒奈「仕事中はサラリーマンの象徴、食事中はナプキンの代わりとなるもの。特にパスタを食べるときに便利。」

白奈「ネックなタイ」

ゆえ「ちょうちょうむすびにしたらちょーねくたい……」

京「名探偵の道具」

ゆうな「『シュレッダー』は力なり」

詠子「不要になった文書などを細かく裁断する機械」

黒奈「腰をかがめて使おうとすると、なぜかネクタイの先端と挿入口が触れ合う機械。」

白奈「裁断兵器」

ゆえ「さいきんのはなんでもかんでもきりきざむ……」

京「燃やしてしまうのが一番」

ゆうな「『クールビズ』の上級者への道のりは己が下手さを知りて一歩目」

詠子「政府が普及を呼びかけている、ノーネクタイ、ノー上着を中心とした夏のビジネス用軽装の愛称のこと」

黒奈「「ネクタイを外すだけではダサい」と洗脳され、かえってオフィスで浮いてしまう人が増えたファッション。」

白奈「クールポコ」

ゆえ「やっちまったなー……」

京「男は黙ってヤクザ脱ぎ」

ゆうな「『ウォームビズ』はクローズアップで見れば悲劇 ロングショットで見れば喜劇」

詠子「秋季、冬季には厚着をすることによって、暖房設備のエネルギー使用量を減らそうという運動」

黒奈「毛糸のチョッキを着れば済むので、中年男性は楽。」

白奈「黒奈は天然のチョッキが……」

黒奈「……」
ドゴッ!
白奈「ぐぇっ!」

ゆえ「ぼうだんちょっきがいったね……」

京「アラミド強化繊維」

稲葉「それじゃあ今日の放送はここまでよ。メインパーソナリティは古川稲葉と」

禅「烏哭…禅で…お送り…しました。」
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