ー放送ー⚡電脳ラジオ(弐)⚡10

ー稲葉の部屋(隣)(6/15/夕)ー
  
稲葉「新たな幕開けと共に爆笑と苦笑い、危ない病みつきが生まれる古川稲葉と…」

禅「烏哭禅…と…」

ゆうな「ゆうなとっ!」

ゆえ「ゆえと……」

優希「優希と」

貞子たん『貞子たんの……』

稲葉「電」

禅「脳」

ゆうな&ゆえ「「ラジオ(らじお……)!」」

貞子たん『にっ~!』

優希「始まります」

稲葉「はい、電脳ラジオ(弐)の時間よ。今日のゲストは黒奈ちゃんと白奈ちゃんとがりゅーちゃんと白嶺さんよ」

黒奈「甘いの大好き。黒奈です。」

白奈「お菓子大好き。白奈です。」

京「点心大好き。己だ。」

詠子「じゃあ、調味料大好きで。私です。」

友利「濃厚でこってりした白濁の……」

ゆえ「さまーそると……!」
ズバッ!
友利「へっぐっ!」

ゆうな「早かったなぁ」

黒奈「暑いときに暑苦しいのが消えてすっきりだな」

ゆうな「お腹が?」

白奈「スッキリどころか膨らむ一方通行」

黒奈「ぶち殺すぞ」

詠子「ドストレートね」

京「脂肪を溜めて全部を筋肉に変換していくのか?」

黒奈「私はファイターじゃない」

詠子「まぁ、たるみっぱなしは良くないけどね」

黒奈「たるんでない!」

ゆうな「え?」

ゆえ「え……?」

黒奈「ちょっと表出ろ」

白奈「落ちつきなさい、ぽよ奈」

黒奈「ドラァ!」
ゴスッ!
白奈「うぶぁっ!」

詠子「これまたドストレートに殴ったわね。」

ゆうな「しっかりファイターになれる気がする。」

ゆえ「たしかに……」

黒奈「やかましいわ!!」

京「鍛えるか?」

黒奈「暑いからヤダ」

詠子「冬になれば寒いからヤダっていうタイプね。」

黒奈「うん」

ゆうな「ぷよ……ぷよ奈はそのままでいいんだよ。」

黒奈「言いなおしたのに間違うなっ!!」

白奈「まぁ、しゃーないわ」

黒奈「うぉっい!!」

ゆうな「姉妹なんだからもっと仲良くしなよ」

京「どんな風に?」

ゆうな「パンティー&ストッキングwithガーターベルトみたいに」

詠子「その例えは微妙よね」

ゆうな「私はパンティー派」

ゆえ「わたしはすとっきんぐは……」

京「ぱんつとストッキング?」

詠子「そういうアニメがあるの」

京「へー」

黒奈「独特の絵柄はいいけどね」

ゆうな「そういえばバイオ7が超怖いらしいよ」

黒奈「急になんの話だ」

ゆえ「ばいおはざーどのはなし……」

黒奈「しなくていい!」

ゆえ「あらあら……」

ゆうな「ホラーバイオ回帰!はい、それでは今日の質問に答えてのコーナー」

ゆえ「わーにんぐわーにんぐ……」

Warning!警告!Warning!警告!

ゆうな「死者にたいする最高の『お茶当番』は、悲しみではなく感謝だ」

詠子「お茶の準備をする当番」

黒奈「近年ほぼ絶滅したが、嫌な上司に賞味期限の過ぎたお茶やお菓子を出す係。」

白奈「上司への来客をチェックし、その様子を課員に報告する係。」

京「お茶くみってやつか」

ゆえ「おちゃがしもたのみます……」

ゆうな「人生は『防災訓練』のようなものだ。 一番の近道は、たいてい一番悪い道だ」

詠子「災害などに備えた訓練」

黒奈「若い男性社員のヘルメット姿を、女子社員が品評するイベント。」

白奈「安全のための訓練」

ゆえ「といういべんと……」

京「災害が起きたら壁をぶち抜いて退路を開く」

ゆうな「世の中は、『非常階段』の理解する以上に栄光に満ちている」

詠子「火災や地震などの非常時に使用する、通常の階段以外に設置した避難用の階段」

黒奈「消防署の視察が入る前の日までと、その翌日から倉庫。」

白奈「不良のたまり場」

ゆえ「しんにゅうるーと……」

京「非常時ほど使われない」

ゆうな「人付き合いが『宴会』というのは、人を許せるということだ」

詠子「酒食を共にし、歌や踊りを楽しむ集まり」

黒奈「ある種の液体を服用させたうえでの、人事評価の実験室。厳密な実験に必須な対照群(コントロールグループ)は設定されない。」

ゆえ「まつりじゃまつりじゃー……」

白奈「お祭りだー」

京「まさに宴会」

稲葉「それじゃあ今日の放送はここまでよ。メインパーソナリティは古川稲葉と」

禅「烏哭…禅で…お送り…しました。」
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