ー放送ー⚡電脳ラジオ(弐)⚡10

ー稲葉の部屋(隣)(6/10/夕)ー
  
稲葉「新たな幕開けと共に爆笑と苦笑い、危ない病みつきが生まれる古川稲葉と…」

禅「烏哭禅…と…」

ゆうな「ゆうなとっ!」

ゆえ「ゆえと……」

優希「優希と」

貞子たん『貞子たんの……』

稲葉「電」

禅「脳」

ゆうな&ゆえ「「ラジオ(らじお……)!」」

貞子たん『にっ~!』

優希「始まります」

稲葉「はい、電脳ラジオ(弐)の時間よ。今日のゲストはマリアちゃんと真桜ちゃんと駒狸さんよ」

マリア「蜜。私です。」

真桜「……あ゛づい゛なの。まおーなの。」

駒狸「脱水症に注意。私です。」

友利「とろける幼女……じゅるるっ、美味しそうです。」

真桜「……」
べちゃ

ゆうな「ああ、崩れちゃった」

マリア「まるで粘土細工ですね。」

ゆえ「そうびににんぎょう……」

真桜「誰がソフトビニールだなの…。」

ゆうな「新素材」
ぷにゅぷにゅ
真桜「突くんじゃねーなの」

友利「噛んでいいですかなの?むしろ噛んでくださいです!!」

真桜「……」
スパンッ!ごっ!!
友利「直下!」

マリア「人間てぽんぽん飛ぶんですねー」

駒狸「そうなんですよー」

ゆうな「数少ない常識人枠の駒狸ちゃんだけど人間が投げられたL、吹き飛ばされることには違和感を持たない人種だった」

ゆえ「むしろみなれてるがわ……」

マリア「だからお医者さん志願なんですね」

真桜「なんでそれで「だから」になるなの」

マリア「どんな状況でも冷静にいられるってことです」

ゆうな「なるほど」

ゆえ「いちりある……」

真桜「ねぇなの」

駒狸「冷静なら真桜ちゃんですけどね」

真桜「……」

ゆうな「冷徹?」

ゆえ「もっとだいれくとにひえてるけどね……」

真桜「今年は冷風機を追加したいなの」

駒狸「あのー、あれ以上、機器をおけますか?」

真桜「最近は窓の隙間に設置するものもあるなの。それを設置すれば二個……三個はいけるなの!」

ゆうな「真桜ちゃんの目がマジです」

マリア「真剣と書いてマジって読むパターンですね。」

真桜「最悪壁を少し壊したらいいなの」

マリア「だいぶ正気を失ってますね。」

ゆえ「なつはまおうちゃんのはんだんをくるわせる……」

マリア「それでは本日の世界のゲテモ……珍料理のコーナー!」

ゆうな「ぴゅーぴゅー」

ゆえ「ぱふぱふーぱふぱふー……」

マリア「本日紹介するのは……キビヤック!」

ゆうな「キビヤック?」

ゆえ「なにりょうり……?」

真桜「グリーンランドやカナダの民族が作る伝統的な発酵食品なの。」

駒狸「へー、グリーンランドですか」

マリア「アザラシの腹部にウミスズメを入れ、土の中に埋めて熟成させる非常に奇抜な製法です。熟成期間は2か月から数年間と長く、熟成されたらウミスズメを取り出し、そのまま食べます。」

ゆうな「そのままたべるって」

ゆえ「どううやって……?」

マリア「食べ方は、肛門から内臓とすすり、肉はそのまま食べる事ができます。歯で頭蓋骨を割り、脳も食べます。祝い事などで出されることが多いのだとか。」

ゆうな「うわー…」
ゆえ「うわー……」
駒狸「うわー……」

稲葉「それじゃあ今日の放送はここまでよ。メインパーソナリティは古川稲葉と」

禅「烏哭…禅で…お送り…しました。」
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