ー放送ー⚡電脳ラジオ(弐)⚡10

ー稲葉の部屋(隣)(6/6/夕)ー
  
稲葉「新たな幕開けと共に爆笑と苦笑い、危ない病みつきが生まれる古川稲葉と…」

禅「烏哭禅…と…」

ゆうな「ゆうなとっ!」

ゆえ「ゆえと……」

優希「優希と」

貞子たん『貞子たんの……』

稲葉「電」

禅「脳」

ゆうな&ゆえ「「ラジオ(らじお……)!」」

貞子たん『にっ~!』

優希「始まります」

稲葉「はい、電脳ラジオ(弐)の時間よ。今日のゲストは黒奈ちゃんと白奈ちゃんとがりゅーちゃんと白嶺さんよ」

黒奈「マイルド。黒奈です。」

白奈「コク。白奈です。」

京「キレ。己だ。」

詠子「酸味。私よ。」

友利「あまずっぱいって言葉がエロいと思う今日この頃です」

ゆうな「はやく病院に行け」

友利「産婦人科はまだ大丈夫です」

白奈「黒奈……」

黒奈「次に発する言葉に気をつけろ」

白奈「……」

ゆうな「私の子?」

黒奈「だまらっしゃい!」

友利「友利の子である可能性が……」

黒奈「みじんもねぇわ!」
ぐぎっ!
友利「くらっちゃ!」

ゆうな「キャラメルクラッチのキャラメルってあのキャラメル?」

白奈「違うっしょ」

詠子「和名だと駱駝固めになるけどね」

ゆえ「きゃらめるすき……」

黒奈「別名詰め物剥離兵器」

白奈「たしかにあの粘着力は詰め物を持っていく」

詠子「まぁ、詰め物してるときにキャラメルとかガムとか食べるのもどうかと思うけどね」

京「スルメは?」

詠子「硬すぎるものも良くないと思うわ」

ゆうな「がりゅーちゃんて渋いよね」

詠子「ちなみに好きなお菓子は?」

京「雲龍」

黒奈「お菓子?」

白奈「ボス?」

京「和菓子だ」

ゆうな「和菓子なんだ」

京「京名菓の雲龍。」

ゆえ「わかる……?」

詠子「ちょっと分からないわね。」

稲葉「大粒の丹波大納言小豆を炊き上げた小倉餡と村雨餡を一本ずつ手巻きし、雲に乗る龍の姿を表現した意匠棹菓子よ。」

黒奈「へー」

白奈「ほー」

ゆえ「じゅるるる……」

ゆうな「おっと、ゆえのヨダレが滝の如く」

京「あのお菓子は美味しかった」

黒奈「京だけに京菓子が好きなのか」

白奈「黒奈…」

黒奈「なんだ!」

白奈「酷い逆切れ」

ゆうな「大丈夫、面白かったよ。ハハ、ハハハッ。」

黒奈「無理して笑うな!」

ゆえ「わらいがかたい……」

ゆうな「精一杯頑張ったのに。はい、それでは今日の質問に答えてのコーナー」

ゆえ「わーにんぐわーにんぐ……」

Warning!警告!Warning!警告!

ゆうな「『未決箱』に塩をかければ、サラダになる」

詠子「未解決の書類などをマニュアルや指令書とともに入れる箱」

黒奈「「こんなに仕事が多い」ということを誇示する入れ物。昔は木製だった。」

白奈「目安箱」

ゆえ「おとーさんのおみせにある……」

京「すぺしゃる目安箱だな」

ゆうな「まずい『既決箱』はない。まずい料理があるだけだ」

詠子「解決済みのものを入れる箱」

黒奈「「こんなに能率が悪い」ということが、他人からも見える入れ物。」

白奈「クエスト達成的な」

ゆえ「たべほうだいくえすとはどこですか……?」

京「それはクエストなの?」

ゆうな「『契約書』という日は、残りの人生の最初の一日」

詠子「契約の成立を証明する書類」

黒奈「事が起きてから、あわてて精読する書類。」

白奈「契約と制約」

ゆえ「これでおわってもいい、だからありったけをこめて……」

京「極限!」

ゆうな「『サイン』が癒やす?時が病気だったらどうするの?」

詠子「本人の自筆(筆跡)であることをより強調するため独特の筆跡に加工したり、さらには図形化したもの」

黒奈「海外旅行のたびに変わるもの。」

白奈「カードを使う前に、裏側をそのつど確認するもの。」

ゆえ「とおしやすかしだな……」

京「ホロスコープ占星術の宮」

稲葉「それじゃあ今日の放送はここまでよ。メインパーソナリティは古川稲葉と」

禅「烏哭…禅で…お送り…しました。」
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